Jira Service Management 4.22.x リリース ノート
2022 年 2 月 16 日
Jira Service Management 4.22 がリリースされました!
ハイライト
さらに読む
本リリースに関する重要な詳細情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
複数のメール チャンネルを活用してコミュニケーションを改善 DATA CENTER
これまでにベータ機能としてリリースした複数メール チャンネルを、Jira Service Management に完全実装しました。 顧客とのコミュニケーションを向上するために、必要な数の専用メール チャンネルを設定できるようになりました。 メールはリクエストやコメントに変換されるため、プロセスをカスタマイズしてスピードアップできます。メール チャンネルの詳細をご確認ください。
新しい SLA 構成インターフェイス DATA CENTER
SLA に関連するすべての設定を同じスペースにまとめた新しい SLA 設定インターフェイスを導入したことで、管理と監視がより簡単になりました。新しいインターフェイスを使い、SLA名権限、デバッグ ログの詳細、クリーンアップ方法、SLA 時刻の形式を構成できます。SLA の構成方法をご確認ください。
自動入力されたリクエスト フィールドでデータを再利用 DATA CENTER
選択したリクエスト フィールドを自動で入力する URL を生成できるようになりました。顧客がすべてを最初から入力しなくて済むように、外部のコンテキスト データを使用して Jira Service Management に詳細を取り込めます。自動入力されたリクエスト フィールドの URL をセットアップする方法をご確認ください。
サービス チームの作業のスナップショットを取得するためのデータ ポイントを追加
Jira Service Management は有益なデータの宝庫です。データ パイプラインで次の情報をエクスポートできるようになりました。
承認
承認は多くのサービス管理ワークフローで重要な要素です。承認のファイルには、承認ワークフローのタイミングや結果について、報告に必要なデータが含まれます。定型応答
定型応答の作成と利用を詳細に確認できます。定型応答のファイルには、定型応答の作成、更新、および利用について、報告に必要なデータが含まれます。ナレッジベース記事
Confluence のナレッジベース記事でエンゲージメントを監視します。ナレッジベースのファイルには、記事の共有、閲覧、役に立ったかどうかのクリックについて、報告に必要なデータが含まれます。
次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Core、Jira Software、および Jira Service Management の、Jira ファミリー全体で利用できます。
ベーシック認証でのログイン パフォーマンスの改善
ベーシック認証のパフォーマンスを大きく改善しました。これは、ユーザー ログインのカウンターとタイムスタンプの保存を遅らせ、キャッシュ内にユーザー セッションを保存する時間を 15 分に増やすことで実現しました。外部のユーザー ディレクターでのリソースの消費を減らせる追加のメリットも実現しています。
ログイン セッションをさらに早く再利用したい場合は要件に合わせて com.atlassian.jira.user.crowd.service.authenticate.cache.minutes
システム プロパティを構成できます。起動時にプロパティとオプションを設定する方法をご確認ください。
データ パイプラインからプロジェクトを除外
データ パイプラインによって、Jira からデータをエクスポートして、お気に入りのビジネス インテリジェンス ツールで分析できます。
プロジェクトをオプトアウト リストに追加することで、エクスポートから除外できるようになりました。これは、特定のプロジェクトでは報告が不要な場合や、機密情報が含まれていてエクスポートしたくない場合に便利です。
オプトアウト リストでプロジェクトを追加および削除する方法の詳細については REST API のドキュメントをご確認ください。
OAuth 2.0 でさらにセキュアな連携を実現
OAuth 2.0 の機能を完成させるため、Jira を OAuth 2.0 プロバイダーとして構成できる方法を追加しました。これによって外部アプリケーションとの双方向のデータ交換を実現し、外部アプリケーションに Jira データへのアクセスを許可することも、Jira にそれらのアプリケーションのデータをリクエストさせることもできます。OAuth 2.0 により、人気のサードパーティ アプリで Jira 専用の独自のコネクタを作成することもできます。
構成をシンプルに保って連携を 1 か所にまとめられるよう、OAuth 2.0 の機能全体をアプリケーション リンクに統合しました。これには、これまで [管理] > [ OAuth 2.0] で提供されていた OAuth 2.0 クライアント連携が含まれます。アプリケーション リンクの利用の詳細をご確認ください。
アクセシビリティのさらなる改善
引き続き、Jira でのアクセシビリティの改善に取り組んでいます。Jira 8.18 と 8.19 でリリースした改善を含む、修正済みの課題の最新かつ完全な一覧をご確認いただけるようになりました。