Jira Service Desk 2.2 リリース ノート

Jira Service Management の以前のバージョンのリリース ノート

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最新情報

Jira Service Desk 2.2 以降、エージェントは顧客をほかの顧客のリクエストに追加して、参加させることができるようになりました。カスタマー ポータルのランディング ページが再設計され、独自のロゴや名前でグローバル ポータルをカスタマイズできるようになりました。 

さらに、バージョン 1 のライセンスを使用している場合、エージェントが顧客の代わりにリクエストを作成できるようになりました。 


2015 年 1 月 15 日

 

顧客をほかの顧客のリクエストに参加させる

これまでのバージョンでは、顧客は他のユーザーのリクエストを表示することはできず、リクエストは報告者とエージェント間でのみ参照可能でした。

このバージョン以降、エージェントは他の顧客をリクエストに参加させ、複数の顧客と同時にやり取りすることができます。

エージェントは課題で "リクエスト参加者" という新しいフィールドを表示し、サービス デスクの顧客をここからリクエストに追加できます。リクエストへのアクセス権が付与されると、受信者にメール通知が送信されます。

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2 つの SLA 条件の変更

リクエストが複数の顧客に表示されるようになり、それらの顧客全員がコメントの追加や通知の受信が可能になったため、参加者を考慮に入れて以下の 2 つの SLA 条件が変更されました。

  1. "報告者によるコメント" 条件は "顧客によるコメント" に変更されました。
    報告者を含む、リクエストの参加者によるコメントを意味します。
  2. "報告者へのコメント" 条件は "顧客へのコメント" に変更されました。
    参加者以外のユーザーによる、顧客が表示可能なコメントの追加を意味します。

これら 2 つのコメント条件は、参加者がいないリクエストでも引き続き同様に機能するため、既存の SLA データの計算には影響しません。 

 

更新されたカスタマー ポータル

カスタマー ポータルのブランド化

既定では、カスタマー ポータルのヘッダーにはヘルプ センターが表示されます。独自の名前を指定し、ロゴをアップロードすることで、これをカスタマイズできます。ヘッダーはロゴに合った配色を使用するように自動的に調整されます。 

ランディング ページの検索ボックス

ポータルの情報の取得性を改善させる検索ボックスがランディング ページに追加されました。これは、任意のサービス デスクを Confluence に接続している場合に表示されます。顧客は簡単に Confluence 全体から必要な情報を検索できるようになりました。サービス デスクが複数の Confluence サーバーに接続している場合、プライマリのみがランディング ページの検索ボックスに使用されます。 

 

再設計によって、以下の変更が導入されました。

  • [最近のリクエスト] セクションがランディング ページから削除され、ページのレイアウトが簡潔になりました。ヘッダーの [マイ リクエスト] メニューに移動すると、リクエストのステータスを引き続き簡単に確認できます。 
  • ヘッダーではロゴのカラー スキームが使用されるようになったため、それぞれのポータルのカラー スキームは削除されました。これによってカスタマー ポータル全体の外観が簡潔になり、一貫性が保たれるようになりました。個々のポータルのロゴは丸く再設計され、既存のロゴはその円に合うように縮小されます。

 

修正リスト

Jira Service Desk 2.2 で解決された課題」を参照してください。

アップグレード情報

Jira Service Desk 2.2 は Jira 6.3.8 以降に対応しています。Jira Service Desk をバージョン 2.2 にアップグレードするには、まず Jira を 6.3.8 以降にアップグレードする必要があります。 

[リクエスト参加者] フィールドは、バージョン 2.2 にアップグレードした後にすべての既存のサービス デスク プロジェクトの画面に自動的に追加される新しいカスタム フィールドです (注: これが完了するまで約 1 ~ 3 時間かかります。特に大量のデータがあるサイトでのサイトのダウンタイムの短縮のため、アップグレードに伴う画面の更新ではなく、この方法を採用しています)。

最終更新日: 2015 年 2 月 24 日

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