Jira Service Desk 3.11.x アップグレード ノート
ここでは、Jira Service Desk 3.11 へのアップグレードに関する重要な注意事項について説明します。
このリリースの新機能と改善点に関する詳細は、「Jira Service Desk 3.11.x リリース ノート」を参照してください。Jira Service Desk は Jira プラットフォームで動作するため、「Jira プラットフォーム 7.8 アップグレード ノート」も参照してください。
アップグレード ノート
JIRA 管理者
Jira への Oracle JDBC ドライバの同梱を廃止
データベースとして Oracle を使用している場合、アップグレード後に Oracle の Web サイトからドライバをダウンロードし、Jira インストール ディレクトリ内の /lib
ディレクトリにコピーする必要があります。
サポートされる Oracle JDBC バージョンは 12.2.0.1 です。詳細は、「Jira アプリケーションの Oracle への接続」を参照してください。
クイック検索の監視
新しいクイック検索に、Jira 管理者が検索の数を制限し、ユーザーの検索状況をリアルタイムに監視できるオプションを追加しました。クイック検索は、多数のユーザーが同時に検索を開始した場合を除き、パフォーマンスに大きな影響は与えません。
速度が低下した場合は検索の監視を開始し、インスタンスに最適な制限を見つけることができます。
- 検索をリアルタイムで監視するには、JMX で
quicksearch.concurrent.search
メトリックを使用します。詳細については、「JMX を使用したライブ モニタリング」を参照してください。 - 検索数を制限するには、
jira.quicksearch.max.concurrent.searches
グローバル設定を使用します。詳細については、「詳細設定の構成」を参照してください。
プラグイン開発者
このリリースには重要な変更はありません。
アップグレード手順
注:まずテスト環境をアップグレードします。本番環境にロールする前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。
すでに Jira のいずれかのバージョンをご利用中の場合は、以下の説明に従って最新バージョンにアップグレードしてください。
- アップグレードする前に、インストール先のディレクトリ、ホームディレクトリ、およびデータベースをバックアップされることを強くお勧めします。
- リリース ノートとアップグレード ガイド (ご利用のバージョンから最新バージョンまでのすべてのリリース分) を読みます。
- 最新バージョンの Jira Service Desk をダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
以前のバージョンからのアップグレード方法
Jira アプリケーションの互換性マトリクスを参照し、最新の互換バージョンであることを確認します。
- 3.1 以降
既知の問題はありません。 - 3.0
ガジェットに関する既知の問題があります。回避方法については「Jira Service Desk 3.1.x アップグレードノート」をご参照ください。 - 3.0 より前
移行ハブを参照してください。ユーザー管理、アプリケーション アクセス、ログインなどの重要な変更点についての情報が記載されています。Jira Service Desk 3.0 にアップグレードしてから Jira Service Desk 3.8 にアップグレードする必要があります。