Jira Service Desk 3.12.x リリース ノート
9 April 2018
Jira Service Desk 3.12 がリリースされました!ハイライト
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新しいバージョンの試用をご検討中の場合、ソフトウェア メンテナンスを更新済みであることをご確認ください。いますぐ更新
本リリースに関する重要な情報をアップグレード ノート でご確認ください。また、 解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
承認操作をさらに簡単に実行
承認待ちのタスクに承認者が素早く対応すると、サービス デスク エージェントは自身のタスクにすぐに取りかかることができます。しかし承認者にとっては、リクエストに対応するためにカスタマー ポータルにアクセスするのは労力が必要な場合があります。
本バージョンでは、承認を簡単に行えるように改善しました。承認の通知テンプレートに、2 つの変数を追加しています。承認者は通知内で、リクエストの完全な詳細情報と、承認ボタンを確認できるようになりました。顧客がフライトを早急に予約する必要があり、それには上司の承認が必要であるとします。顧客がカスタマー ポータルにアクセスし、リクエスト フォームに記入すると、指定された承認者に次のようなメールが送信されます。
承認者はリクエストの詳細を読んで迅速な承認が必要であることを確認し、[承認] ボタンを押して、ログインが完了していない場合は自身のユーザー資格情報を入力します。これでリクエストの承認は完了です。このときに承認者が [却下] をクリックした場合、コメントを追加してアクションを確認するように求められます。
この機能による時間の節約は、エージェントと承認者の両方にメリットを実現します。詳細については「サービス プロジェクトのリクエストを承認する」をご確認ください。
バージョンの検索にワイルドカードを使用
多くのユーザーからリクエストをいただいていた、ワイルドカードを使用したバージョン フィールドの検索機能を追加しました。9、9.1、その他の形式について、~ 演算子と、任意の文字の位置 (文字数は問わない) を表すアスタリスクを使用する、シンプルなクエリを使用できます。
たとえば 9.x のバージョンを検索したい場合、検索クエリは次のようになります。fixVersion ~ “9.*”。便利なクエリをぜひお試しください。 詳細については、「詳細検索 - 演算子リファレンス」をご参照ください。
Microsoft SQL Server 2016
製品ファミリのサポート対象データベースに、Microsoft SQL Server 2016 が追加されました。詳細については、「Jira アプリケーションを SQL Server 2016 に接続する」を参照してください。
その他の改善事項
- CSV の区切り文字
課題を CSV にエクスポートする際に、一般的な 4 つの区切り文字から 1 つを選択できるようになりました。選択できる区切り文字は、 コンマ 、 セミコロン 、 バーティカル バー 、および キャレット (^) です。Jira で課題を検索し、右上の [エクスポート] > [CSV] を選択して、ぜひ機能をお試しください。 - 空の JQL クエリの無効化
空の JQL クエリで絞り込みを行うとすべての課題が返されるため、パフォーマンスに深刻な影響が発生する場合があります。これを防ぐために、空の JQL クエリが実行された場合の動作を決定するグローバル設定を追加しました。すべての課題を返すか (現在と同様)、結果をまったく返さないかを選択できます。Jira Service Desk のキュー、SLA、およびレポートに含まれる空の JQL クエリは引き続き、プロジェクトごとにすべての課題を返します。詳細については、「Jira アプリケーションのオプションの設定」をご参照ください。
解決済みの課題
3.12.0 で解決済みの課題
2018 年 4 月 9 日にリリース
3.12.1 で解決済みの課題
2018 年 4 月 24 日にリリース、2018 年 5 月 7 日に削除
このリリースはこの不具合のため、削除されました。使用することはできません。
3.12.2 で解決済みの課題
2018 年 5 月 9 日にリリース
BTF 分析プラグインに変更を行い、収集する情報の品質や精度を改善しました。
この改善を利用するには、Jira Server / Data Center インスタンスをこのバージョンにアップグレードします。
謝辞
すばらしいお客様である皆様に...
いつも Jira Service Desk の改善にご協力いただきありがとうございます。インタビューに参加してくださった皆様、機能リクエストの作成、課題への投票、およびバグの報告 を行ってくださった皆様に感謝を申し上げます!