Jira Service Desk 4.8.x リリース ノート
2020 年 3 月 19 日
Jira Service Desk 4.8 がリリースされました!
ハイライト
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本リリースに関する重要な詳細情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
一括操作で複数の課題をまとめて管理
すべての課題をまとめて選択し、操作を行いたいと思ったことはありますか? このリリースでは行えるようになりました。Jira Service Desk の最新の一括操作では、キューの管理やメンテナンスを簡単に行い、素早く整理することができます。
課題の削除、再割り当て、簡単なコメントの追加、ブロッカーの追加などのあらゆる操作を、50 件の課題に対して 1 度の操作で完了できます。これによって、時間を大幅に削減できます。すべてのエージェントがすべてのキューで、Jira Service Desk のみで利用できます。詳細
添付ファイルの重複を解消
カスタマーがメールでリクエストを起票すると、メールの本文がリクエストの説明に追加されます。ここに、マーケティング用の画像、企業のロゴ、メールのフッターに含まれる他の画像などの不要なメディアが含まれる場合があります。コメントが追加されたりリクエストが更新されたりするたびにこれらの画像が重複して追加され、リクエストは The Million Dollar Homepage のようになり、重要な情報を探すことが困難になります。アトラシアンではお客様からのフィードバックを受けてこの機能を改善しました。Jira Service Desk では重複を検出して無視し、リクエストを整理された状態に保つことができます。詳細情報
次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Core、Jira Software、および Jira Service Desk の、Jira ファミリ全体で利用できます。
Jira accessibility
アトラシアンでは、世界中のすべてのチームが Jira を最小限の労力で使用できるようにしたいと考えており、この目標に向けた次のステップとして、アクセシビリティを改善しました。視覚特性をお持ちの場合、色の区別が難しかったり、類似した色が同じように見えてしまう場合があります。このリリースではこの課題に取り組みました。
このリリースには、すべてのユーザーが個人レベルで設定できるアクセシビリティ設定が含まれます。[ユーザー プロフィール] > [アクセシビリティ] の順に移動すると、リンクでの下線の表示と、課題ステータスへの独自の模様の表示との、2 つのオプションを有効化できます。後者は弊社内でも人気の機能で、ほとんどの社員が視覚特性を持たないオフィスでも半数以上のユーザーが有効化しています。詳細
改善された監査ログを使用して高度な監査を実現
今回のリリースでは、監査ログ機能を改善しました。まず、外観を改善しています。明確でユーザーフレンドリーなインターフェイスにより、必要な情報を素早く見つけ、設定を調整して、 イベントを絞り込む ことができます。改善したのは外観だけではありません。ユーザーが行える操作も見直されています。次のように、多数の機能を改善しました。
優れた制御性: 記録対象のイベントと、それらの保持期間を決定できるようになりました。
完全な透明性: イベントを絞り込み、それぞれのイベントを展開して詳細情報を確認して、 必要に応じて監査ログをエクスポートできます。
監査スケジュールからの解放: 明確で整理された監査ログを利用できるため、大量のイベントを 1 つずつ確認するために時間を割く必要はありません。
データセンター インサイトの向上: インスタンスでの出来事を正確に確認できるよう、多数の新しいイベントを追加しました。新しいイベントは高度なカバレッジと完全なカバレッジ レベルで利用できます
データセンター タスクの委任: プロジェクト管理者は特定のスペースの監査ログにアクセスし、スペースでの出来事を確認できます
Data Center サード パーティ製ツールとの統合: イベントはローカルのホーム ディレクトリのデータベースとファイルに保存されます。これを使用して、SumoLogic、ELK、Amazon CloudWatch、Splunk と統合できます。
[管理] > [システム] > [監査ログ] (Jira Server) または [高度な監査ログ] (Jira Data Center) にアクセスして、新しい監査ログをお楽しみください。詳細情報
現在の Server インフラストラクチャで Data Center 機能にアクセス
Data Center 製品は当初、エンタープライズ企業がアプリケーションのアップタイムを改善し、大規模環境で一貫したパフォーマンスを維持することを支援するため、クラスタ環境向けに設計されていました。以来、アトラシアンでは Jira Data Center にセキュリティ、コンプライアンス、および管理機能を追加してきましたが、これらのほとんどを非クラスタ アーキテクチャでも使用できます。機能の完全な一覧をご確認ください。
現在の Server インフラストラクチャでこれらの機能に簡単にアクセスできるように、Jira Data Center を単一ノードにデプロイすることを支援する新しいガイドを用意しました。Jira Server から非クラスタ Data Center への移動はほとんどの場合、ライセンスの更新と同じぐらい簡単です。仕組みはこちらです。
Check our Data Center deployment options guide to see if non-clustered architecture is right for your organization.