Jira Service Management 4.14.x リリース ノート
2020 年 11 月 23 日
Jira Service Management 4.14 がリリースされました!
ハイライト
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本リリースに関する重要な詳細情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
Jira Service Management について
次世代の Jira Service Desk となる Jira Service Management を発表させていただきます。Jira Service Management は、Jira に基づく ITSM ソリューションであり、IT 運用および開発チームによる迅速なコラボレーションをサポートします。
弊社はシンプルなサービスデスクから脱却し、ITSM の世界への旅路にお客様をお連れします。Jira Service Management の詳細や今後の予定について、次のページをご確認ください。
監査ログに新しいイベントを追加 DATA CENTER
監査ログに次の新しいイベントを追加しました。
SLA 条件の作成
SLA 条件の更新
プロジェクトに組織を関連付け
プロジェクトから組織の関連付けを解除
JSM 通知ルールのテンプレートの更新
メール チャンネルの更新 (パスワードの変更)
利用可能なイベントの詳細については「Jira の監査ログ イベント」をご確認ください。
次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Core、Jira Software、および Jira Service Management の、Jira ファミリー全体で利用できます。
メール テンプレートの改善 DATA CENTER
Jira で通知用のメール テンプレートを直接ダウンロードできるようになりました。これにより、必要なすべてのファイルに簡単にアクセスできます。テンプレートを変更したらそれをアップロードして戻すことができます。Jira がそれらを適切な場所に移動させます。
Jira Service Management 4.14 へのアップグレード後、Jira メールのデフォルトのテンプレートが Jira の共有ホーム ディレクトリにコピーされます。これにより、行ったすべての変更が追加の手順なしで今後のアップグレードで保持されます。詳細情報
カスタム フィールドの作成時にコンテキストを設定
カスタム フィールドは、グローバルとプロジェクト固有の 2 つのコンテキストを持つことができます。デフォルトの選択はグローバル コンテキストでしたが、このようなカスタム フィールドはインスタンスのすべての課題に適用され、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。ユーザーが適切なコンテキストを選択できるよう、いくつかのシンプルな改善を行いました。
カスタム フィールドの作成時にコンテキストを選択できるようになりました。Jira 管理者は慎重な選択を行うことができます。これにより、グローバル カスタム フィールドの数を抑えて、Jira インスタンスを最適な状態に保つことができます。詳細情報
Personal access tokens
Jira の REST API は、自動化や他のシステムとの連携の無限の可能性を実現します。安全性を考慮し、個人用アクセス トークンを作成できるようになりました。これは、認証にユーザー名とパスワードを使用している場合の安全な代替策になります。
トークンを作成するには、Jira でプロフィールに移動し、[個人用アクセス トークン] を選択します。トークンは既定で最大 10 個作成でき、それぞれに異なる有効期限を設定できます。Jira Data Center の場合、Jira システム管理者はすべてのトークンを確認してそれらをいつでも取り消すことができます。詳細情報
組み込みの Crowd とパスワードの暗号化
組み込みの Crowd のセキュリティを改善しています。Jira 8.14 以降では、Jira データベースにプレーン テキストとして保存されていたすべてのパスワードが暗号化されるようになります。アップグレードを行う場合、アップグレード中にパスワードの暗号化が発生します。
暗号化される機密データは次のとおりです。
LDAP ディレクトリのパスワード
リモート Crowd ディレクトリのアプリケーション パスワード
Azure AD のウェブ アプリケーション キー
SMTP メール パスワード
プロキシ パスワード
バックアップに保存したパスワードも暗号化されます。
課題の作成時のアクセシビリティの改善
弊社では引き続き、製品とサービスのアクセシビリティの改善に取り組んでいます。今回は、課題の作成フローを見直しました。プロセスをキーボードでシームレスにナビゲートできるようになりました。このフローは音声読み上げソフトにも対応しています。次のような改善を行いました。