Jira Service Desk 4.12.x リリース ノート
2020 年 8 月 26 日
Jira Service Desk 4.12 がリリースされました!
ハイライト
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本リリースに関する重要な詳細情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
Jira Service Desk で Opsgenie インシデントを管理
インシデントを完全に防ぐことはできないため、これらへの対応方法が重要になってきます。Jira Service Desk を Opsgenie と連携して、個々のプロジェクトでインシデント管理をセットアップできるようになりました。これにより、エージェントが進行中のインシデントを確認し、新しいインシデントを作成して Opsgenie チームにアラートを送信して、インシデントを関連するリクエストにリンクすることですべてのステークホルダーにコンテキストを提供できる、新しいビューをサービスデスクに提供できます。
エージェントはカスタマーや彼らの抱える問題にもっとも緊密にかかわっており、発生している問題に気づく最初の人々です。この機能により、問題を特定してから修正するまでに必要となる時間を短縮し、エージェントとカスタマーの両方を支援することができます。詳細情報
Confluence Cloud をナレッジベースとして使用
ナレッジベースは有益なリソースであり、Jira Service Desk の主要な機能の 1 つです。経験豊富なエージェントが作成したナレッジベース記事やハウツー記事を使用して、組織の新入社員はもっともよくある問題やリクエストに素早く対応できるようになります。また何よりも、カスタマーは支援を依頼する前に問題を自身で解決できるようになります。
アトラシアン ユーザーの多くに Confluence Cloud を使用していただいている点を踏まえ、Jira Service Desk にクラウドとの連携を追加することにしました。ご利用のサービスデスクを Confluence Cloud と連携し、すべてのナレッジやリソースを安全に保管することができます。詳細情報
Microsoft 向けの OAuth 2.0 サポート
Google と Microsoft がベーシック認証の廃止を予定していることを受け、Jira Service Desk 4.10 では受信メールのための OAuth 2.0 のサポートを追加しました。Jira Service Desk では、このサポートの最初のイテレーションには、Google からのメールのみが含まれていました。今回のリリースでは Microsoft を含めることができるようになりました。メール プロバイダーに Microsoft を使用している場合、OAuth 2.0 連携を作成し、カスタマーがリクエストの作成に使用しているメール チャンネルを更新するようにしてください。
モバイルでの Jira Service Desk サポート (ベータ)
Jira Service Desk サポートのベータ プログラム (モバイル) の開始をお知らせできることを、嬉しく思います。Jira Core と Jira Software で使用しているものと同じ Jira Server モバイル アプリでサービス デスク プロジェクトを表示して、リクエストの最新情報をどこからでも把握できるようになりました。
現時点では、Jira Service Desk サポートはダーク機能に含まれるため、アクセスするには Jira 管理者がアクセスを有効にする必要があります。アクセスが有効になったら利用していただけます、どこかにサインアップする必要はありません。モバイル デバイス上でサービス デスクの優れた機能を確認していただけます。詳細
次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Core、Jira Software、および Jira Service Desk の、Jira ファミリ全体で利用できます。
MySQL 8.0 を Jira で利用
サポート対象プラットフォームの一覧に、データベース MySQL 8.0 を追加します。 詳細情報
ユーザー ピッカーでのユーザーの表示方法を変更
これまで、報告者や担当者などのシステム フィールドと、ユーザー名のみを表示するカスタム フィールドのユーザー ピッカーの間には相違がありました。似たユーザー名や、codewizard12345 などのユニークなユニーク名の場合、対象のユーザーを特定して見つけることが難しくなっていました。
今回のリリースでは、カスタム フィールドのユーザー ピッカーはユーザーの氏名とアバターを表示し、システム フィールドと同様に動作するようになりました。この変更がチームメイトを見つける時間の削減に役立ちましたら幸いです。
アクセシビリティ: テキスト ボタンの背景色
テキスト ボタン (通常はカーソルを併せたときに表示) に灰色の背景色を追加できる、新しいアクセシビリティ オプションを追加しました。他のすべてのアクセシビリティ設定と同様、プロフィール > [アクセシビリティ] に移動してこれらを確認できます。詳細情報
詳細監査ログの制御性をさらに向上 DATA CENTER
Jira Data Center の監査ログの改善を続けています。
また、優先度、セキュアな管理者ログイン (websudo)、課題のエクスポート、および OAuth 2.0 連携を追跡するための新しいイベントを追加し、アプリケーションのより詳細なインサイトを得られるようにしました。詳細情報
Jira のインデックス作成時のアプリに対する影響を軽減 DATA CENTER
インデックス時間にお困りですか? この機能をぜひご確認ください。新しく導入したドキュメントベースのレプリケーション (DBR) 機能は、アプリによるインデックス時間への影響を軽減し、Jira Data Center でのインデックスの不一致を防止します。これは、アプリでデータのインデックスに必要となる時間には影響しません。DBR 機能を有効化すると、Jira Data Center の水平方向の拡張性が大幅に向上します。結果として、クラスタ内のノードが多ければ多いほど、検索の一貫性を保持しながら全体のスループットを向上させることができます。詳細情報
ジャストインタイム ユーザー プロビジョニングでユーザーを自動作成 DATA CENTER
ジャストインタイム ユーザー プロビジョニング (JIT プロビジョニング) では、SAML SSO または OpenID Connect (OIDC) SSO を使用して Jira、Confluence、Bitbucket などの Atlassian Data Center アプリケーションにログインする際に、ユーザーを自動的に作成および更新することができます。
JIT を使用しないと、ユーザーがユーザー ディレクトリのいずれか (リモート LDAP または内部ディレクトリ) に存在しない場合、SSO によるログインは失敗します。JIT を有効にすると、ユーザーがその場で作成されるので、インスタント ログインが可能になり、前もって製品でユーザーを手作業で作成しておく必要がなくなります。ユーザーのプロビジョニングに必要なデータは、ユーザーの認証後に SSO の応答から取得します。これは、選択したアイデンティティ プロバイダー (IdP) で設定する必要があります。詳細情報
解決済みの課題
4.12.0 で解決済みの課題
2020 年 8 月 26 日にリリース済み
4.12.1 で解決済みの課題
2020 年 9 月 7 日にリリース
4.12.2 で解決済みの課題
2020 年 9 月 21 日にリリース
4.12.3 で解決済みの課題
2020 年 10 月 7 日にリリース