Jira Service Management 4.19.x リリース ノート

Jira Service Management の以前のバージョンのリリース ノート

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互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。

Insight をアンインストールまたは無効にすると、依存関係の問題が発生します

Jira Service Management Data Center と Server 4.19 で導入された Insight に関する依存関係により、Insight または関連テーブルを安全にアンインストールまたは削除できなくなりました。詳細はこちら

Jira のセキュリティのステップアップ

アトラシアンでは、Data Center およびサーバー製品のセキュリティを真剣に考慮しています。弊社の脆弱性管理プログラムは、セキュリティの問題を発見して修正するための幅広いアプローチを使っています。さらに迅速な改善を行うため、この領域への取り組みを強化しています。

コンポーネントとライブラリのアップグレード

最新のよりセキュアなバージョンにアップグレードしたいコア コンポーネントやサードパーティ ライブラリを特定しました。これにより、通常よりも多くの脆弱性や問題を修正しつつ、Jira の安全性を保つことができます。今後のいくつかのリリースではこの取り組みに注力していきます。

このリリースでは、次の領域でさらに多くの脆弱性を修正しました。

  • Jira プラットフォーム
  • Jira Service Management
  • 内部ツール (弊社の作業改善のため)

Insight アセットに関連した承認者 DATA CENTER

ワークフロー ステップでの承認者の設定は、Jira Service Management に固有の手順です。これまでは、承認者のソースは Jira のユーザー ピッカー フィールドであり、これは常に固定の承認者に制限されていました。アセットの場合、それをよく把握している人を探すほうが賢明です。

承認者の追加ウィンドウ

アセット管理機能に、アセットに関連する承認者を直接取り込める方法を追加しました。これにより、適切な人を適切なタイミングで選定することができます。対象のアセットの専門知識をもっとも持っている人になるため、確実な対応を促すことができます。Insight の承認の詳細をご確認ください。

プロジェクトの変更管理の改善 DATA CENTER

アトラシアンでは、最新の機能を活用し、それらを変更管理に含めることで次のレベルに引き上げられればと考えました。これを素早く実現するため、新しいワークフロー、アセット管理、自動化ルールなどをプロジェクトで使用するための手動調整に役立つガイドを作成しました。

次のようなことを行えます。

変更管理ワークフロー

変更が適切に承認および説明されるように、ITIL のベスト プラクティスに沿った新しいワークフローが設計されました。ワークフローは Atlassian Marketplace からダウンロードして、プロジェクトにインポートできます。

新しい変更管理ワークフロー

自動化ルール

ワークフローのさまざまなパスを通じて異なる変更タイプをすすめる、新しい自動化ルールの作成方法をお伝えします。繰り返しタスクを行わせることで労力を削減することもできます。

次のような自動化ルールがあります。

  • 影響を受けるアセットの重要度に基づいて適切な変更リスクを決定

  • 変更の影響と緊急度に基づいて優先度を計算

  • 緊急変更を実装に直接エスカレート

  • 標準変更の自動承認

カスタム フィールド

もっとも重要な変更は適切に計画されるべきです。変更に対応するための詳細な情報を格納する、カスタム フィールドを作成できます。変更に取り組む全員が自身の作業を確実に行い、うまくいかない場合は素早くロールバックできるようにします。

次のようなカスタム フィールドがあります。

  • 実装計画

  • テスト計画

  • バックアウト計画

課題構成のカスタム フィールド

アセットと構成アイテムのインベントリ

所有するすべての資産をデジタルで表現する、アセットおよび構成アイテムのインベントリの作成を支援します。その後、これらのアセットに対して変更を行い、それらについての詳細を変更に含めることができます。これにより、関係する全員が、変更のリスクや重要性を判断するために十分なコンテキストを得ることができます。

アセットと構成アイテムのインベントリ

適切なステークホルダーによる承認

前述のアセットについて、任意の変更を次のワークフロー ステップにトランジションするために必要な承認者としてアセットの所有者を追加することもできるようになりました。固定のユーザー グループではなく (これを意図的に行うことは可能です)、アセットについての専門知識をもっとも持っている人々にすることができます。

ステークホルダー承認の構成

また、変更の調整に役立つよう、解決状況、事後操作、カレンダーなどの他の詳細も追加しました。詳細の確認や利用開始方法については「IT サービス プロジェクトでの変更の管理」をご確認ください。


Insight アセット管理での言語サポートの改善

Jira Service Management は世界中のチームに使われており、弊社では製品を違和感なく使っていただけるよう尽力しています。今回は、言語サポートを改善しました。

Jira Service Management のアセット管理機能および Atlassian Marketplace にある同等の Insight アプリに、次の言語が追加されました。

  • デンマーク語

  • オランダ語

  • フィンランド語

  • ハンガリー語

  • イタリア語

  • 韓国語

  • ノルウェー語

  • ポーランド語

  • スウェーデン語

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次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Core、Jira Software、および Jira Service Management の、Jira ファミリー全体で利用できます。

データ パイプラインで行えることを確認 DATA CENTER

成功する組織は優れたチームによって成り立っており、優れたチームは優れた成果物を提供するための働き方を改善し続けています。データ パイプラインでは、組織の潜在能力を理解し、最適化して、完全に解き放つために必要なツールと機能が提供されます。

データとインサイト情報を競合他社に対する優位性に変換する

データ パイプラインは、単なるデータだけでなく、Jira データをすぐに実行可能なインサイトやトレンドに切り替える機能を提供します。

ユーザーの利用開始を支援するため、チームのエンジニアリングの健全性についてのインサイト情報を提供する、DevOps ダッシュボードを開発しました。ダッシュボードは Tableau と Microsoft PowerBI で利用できます。これを自身のデータ ソースに接続することも、自身のダッシュボードを作成するための開始点として使用することもできます。

DevOps ダッシュボード

利用開始のためのサンプル データが含まれる DevOps ダッシュボード

  1. プロジェクトの要約には、ダッシュボードで取り上げているプロジェクトの一覧と、プロジェクトに割り当てられたリソースの割合が表示されます。この一覧はフィルターとしても動作するため、ドリルダウンして特定のプロジェクトを確認し、それをすべてのプロジェクトを比較することができます。

  2. 割り当てのメトリックには、報告期間の間に各プロジェクトに割り当てられたリソースの割合が週ごとに表示されます (チームメンバーがクローズした課題で測定)。

  3. 品質のメトリックには、すべてのプロジェクトまたは選択したプロジェクトの、品質、応答性、生産性、および予測性のメトリックがグラフで表示されます。

  4. 品質の要約には、4 つの品質メトリックの値のプロジェクトごとの集約値が表示されるため、外れ値やシステムの問題 (あるいは成功) の特定に役立ちます。

ダッシュボードは任意で構成できます。ダッシュボードを表示しているユーザーは、データをプロジェクトまたはプロジェクト カテゴリで集約することを選んだり、データ範囲、プロジェクト、人、含める課題タイプなどを制御できます。

ダッシュボードの詳細や、メトリックがチームについて示している情報の詳細については、「DevOps ダッシュボードでデータ パイプラインを最大限に活用する」をご確認ください。

定期エクスポートをスケジュール

ダッシュボードを作成し、データの取り込み方法や変換方法を決定したら、データをどのように定期的に更新するかを判断します。

これを簡単に行えるよう、データ パイプラインの管理画面から定期エクスポートをスケジューリングできるようになりました。必要に応じた頻度でエクスポートすることを選択できます。

データ パイプライン画面

データ パイプライン画面

次回のエクスポート ジョブの実行予定と、最近のエクスポート ジョブの詳細も確認できます。

チームの作業の全体像を描くために役立つ追加のデータ ポイント

Jira は有益なデータの宝庫です。データ パイプラインで次の情報をエクスポートできるようになりました。

  • ユーザーの詳細
    ユーザーの詳細情報が単一のファイルにエクスポートされるようになります。これにより、ユーザー ID を、チーム メンバーの名前とメール アドレスの単一の組み合わせと簡単に相互参照できるようになります。また、課題ファイルなどにはユーザーの氏名が含まれなくなるため、データを匿名化したい場合にも役立ちます。

  • 課題リンク
    課題間の関係性は非常に重要である場合があります。課題リンクを独自のファイルにエクスポートするようになったため、重複された課題やブロックされた課題などをマッピングできるようになりました。

  • アーカイブ済みの課題
    アーカイブ済みの課題をエクスポートに含めるかどうかを選択できるようになりました。Issues ファイルには Archived by と Archived date の 2 つの新しいフィールドが含まれるようになり、これらはアーカイブ済みの課題の場合にのみ値が設定されます。

画面に素早くナビゲート DATA CENTER

画面の表示ページに、新しい検索フィールドとページネーションを追加しました。これにより、結果を素早く読み込めるほか、お探しの画面を簡単に見つけられるようになります。

重複したユーザー アカウントを簡単に発見 DATA CENTER

管理者のために Jira Server platform REST API を拡張し、管理者が重複アカウントやそれらの保存先をこれまでよりもはるかに簡単に監視できるようにする、新しい方法を追加しました。詳細については「重複したユーザー アカウントを見つける」をご確認ください

新たにサポート対象となったプラットフォーム

このリリースでは、PostgreSQL 12 データベース プラットフォームのサポートを追加しました。

サポートされるプラットフォームの一覧については、「サポート対象のプラットフォーム」を参照してください。

解決済みの課題


最終更新日 2021 年 11 月 4 日

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