他のアプリケーションにリンクする

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

アプリケーション リンク (アプリ リンクとも呼ばれます) によって、複数のアトラシアン製品全体でリンクのセットアップ、情報の共有、特定のリソースまたは機能に対するアクセス権の提供を実現できます。Jira を他のアプリケーションにリンクすることで、これらのシステムの情報を Jira プロジェクトや課題に含められます。

たとえば、Jira を Confluence にリンクしている場合は、課題の作成時または編集時に wiki ページへのポインターを含められます。別の一般的なユース ケースは、Bitbucket Data Center と Jira をリンクさせることです。これによって、Jira 課題に対応するブランチ、コミット、プル リクエストを表示できます。アトラシアン製品に加えて、外部のアプリにもリンクできます。たとえば、アプリケーション リンクを介して ZenDesk や Salesforce のデータを共有可能にするアプリを使用できます。

アプリケーション リンクを表示するには、次の手順に従います。

  1. [管理] > [アプリケーション] の順に移動します。

  2. [アプリケーション リンク] を選択します。次のページが表示されます。 

  1. アプリケーション: リンクされたアプリケーションの名前とそのバージョン。外部アプリケーションの場合は、常に [汎用アプリケーション] と表示されます。

  2. 方向: 通信の方向。[受信]、[送信]、[双方向] のいずれかが表示されます。アトラシアン製品の場合は双方向通信を設定する必要がありますが、一部の外部アプリケーションでは双方向通信は不要です。

  3. ステータス: 接続の状態。外部アプリケーションの場合は、常に [アトラシアン以外] と表示されます。

  4. アクション: リンクに対して実行できるアクション。

    1. リモートに移行 – アプリケーション リンクの設定全体を開きます。
    2. プライマリとして選択する同じタイプのアプリ(たとえば、複数の Jira インスタンス)へのリンクが複数ある場合に、既定のインスタンスを指定します。
    3. 削除 – Jira からアプリケーション リンクを削除します。
    4. OAuth 2.0 接続の場合は、さらに OAuth 認証情報が表示されます。

OAuth 2.0 を使用して Jira Data Center を他のアトラシアン製品にリンクする

OAuth 2.0 とアプリケーション リンクを使用して、Jira Data Center を他の Data Center またはクラウドベースのアトラシアン製品 (Confluence Software Cloud など) に接続することができますOAuth 2.0 を使用してアトラシアン製品間の接続を確立する手順は以下のとおりです

  1. ローカル アプリ (リンク元のアプリ) で受信 OAuth 2.0 リンクを設定します。

  2. リモート アプリ (リンク先のアプリ) で受信 OAuth 2.0 リンクを設定します。

  3. ローカル アプリ (リンク元のアプリ) で送信 OAuth 2.0 リンクを設定します。

  4. リモート アプリ (リンク先のアプリ) で送信 OAuth 2.0 リンクを設定します。

設定中、ローカル アプリとリモート アプリので情報を交換します。受信リンクと送信リンクの両方を編集できます。

受信 OAuth 2.0 リンクを設定するには (ステップ 1 および 2):

受信リンクの設定は、プロセスの最初の手順です。次の手順を実行すると、クライアント IDクライアント シークレットを取得できます。これらの認証情報は、リンクされるリモート アプリ側で送信リンクを設定するために重要です。

  1. [管理] から [アプリケーション] を選択し、次に [アプリケーション リンク] を選択します。

  2. [アプリケーション リンク] で [リンクを作成] を選択します。

  3. [Application type (アプリケーション タイプ)] として、[アトラシアン製品 (OAuth 2.0 経由)] を選択します。

  4. リンクするアトラシアン製品のアプリケーション URL入力します。

  5. URL を確認し、[続行] を選択します。

  6. リダイレクト URL を入力して受信リンクを作成します。

    Data Center から Data Center への接続を設定するときは、リダイレクト URL をリモート アプリの送信画面から取得する必要があります。Data Center から Cloud への接続では、リダイレクト URL は非表示になり、自動的に入力されます

    他の管理者に設定を依頼している場合は、リンク先のアプリ側でリモート リンクが定義されるまで待つことが必要になる場合があります (送信リンクの作成)。その場合、最初はプレースホルダーを使用しておき、リモート アプリ側からリダイレクト URL を受け取ってから編集することをお勧めします。

  7. [Permission (権限)] ドロップダウン メニューから [Read (読み取り)] を選択します。

  8. [続行] を選択します。

  9. 認証情報を保存またはコピーします。

  10. リンクするアプリ (リモート アプリ) 側で 1~6 の手順を繰り返します。プロセスの最後に、必ず認証情報をコピーして保存してください。

以上で、受信リンクが設定できました。次に、送信 OAuth 2.0 リンクを設定します。

送信 OAuth 2.0 リンクを設定するには (ステップ 3 および 4):

  1. [Incoming link details (受信リンクの詳細)] 画面で [Configure outgoing (送信の設定)] を選択します。送信リンクの設定ページにリダイレクトされます。
  2. リンクされる (リモート) アプリの設定中に受け取ったクライアント IDクライアント シークレット入力します。

  3. Confluence Data Center を任意の Atlassian Data Center 製品に接続する場合は、スコープ読み取りと定義します

  4. リンクされる (リモート) アプリの受信リンク設定のリダイレクト URI を使用します。

  5. 設定を保存して、双方向通信モードを設定します。

OAuth 2.0 リンクを編集するには:

  1. [管理] から [アプリケーション] を選択し、次に [アプリケーション リンク] を選択します。
  2. [アクション] に移動します。リンクに対して実行できるアクションが表示されます。

    1. リモートに移行 – このオプションを使用するとアプリケーション リンクの設定全体が開き、アプリの URLリダイレクトされます。
    2. 資格情報を表示 – ここでは、受信リンクのクライアント IDクライアント シークレットを確認できます。
    3. 受信リンクを編集 - ここでは受信リンクを編集できます。リダイレクト URL を更新するには、この操作を行う必要があります。

    4. 送信リンクを編集 - ここでは送信リンクを編集できます。

    5. テスト接続 - ここでは、送信リンクの OAuth 2.0 構成が正しいかどうかを確認できます。

    6. 削除 – このオプションを使用して、Jira からアプリケーション リンクを削除します。

OAuth 1.0 によってアトラシアン製品または外部アプリケーションにリンクする

他のアトラシアン製品にリンクする際は、通信に OAuth 1.0 を使用します。

tip/resting Created with Sketch.

また、このオプションによって、OAuth 1.0 を使用する外部アプリケーションにリンクできます。OAuth 2.0 を使用するために統合をアップグレードできないユーザーには、このオプションが用意されています。

OAuth 1.0 によって他のアトラシアン製品または外部アプリケーションにリンクするには、次の手順に従います。

  1. アプリケーション リンクで [リンクを作成] を選択します。

  2. リンク タイプとして [アトラシアン製品] を選択します。

  3. アトラシアン製品または外部アプリケーションの URL を入力します。

  4. ウィザードのステップに従います。Jira とリンク先の製品の間でリダイレクトされるので、双方向接続を承認します。

OAuth 2.0 によって外部アプリケーションにリンクする

双方向で OAuth 2.0 によって Jira を外部アプリケーションにリンクできます。Jira をクライアント (送信リンク) またはプロバイダー (受信リンク) として機能させます。

Jira を OAuth 2.0 クライアント (送信リンク) として設定する

このシナリオでは Jira は OAuth クライアントとして機能して、外部アプリケーションからデータをリクエストします。

次の場合に選択します。

  • Google や Microsoft などの外部メール プロバイダーとの統合を設定して、ユーザーがメールから課題やコメントを作成できるようにする必要がある。

  • DVCS アカウントによって GitLab を開発ツールと統合する

詳細については「送信リンクを設定する」をご確認ください。

Jira を OAuth 2.0 プロバイダー (受信リンク) として設定する

このシナリオでは、Jira は OAuth プロバイダーとして機能するため、外部アプリケーションからそのデータにアクセスできるようになります。

次の場合に選択します。

  • OAuth 1.0 を現在使用している内部統合があり、それを OAuth 2.0 に更新してセキュリティを強化する。OAuth 2.0 の実装に役立つ詳細を記載しています。

詳細については「受信リンクを設定する」をご確認ください。

Microsoft を新しいプロバイダーとして追加するには、Microsoft Azure の OAuth キーとシークレットが必要です。これらの生成方法をご確認ください。

最終更新日: 2024 年 10 月 24 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.