Jira Service Management 5.1.x リリース ノート

Jira Service Management リリース ノート

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本リリースに関する重要な詳細情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。


互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。


監査ログのメール チャンネル

新しい監査ログでメール チャンネルを常に把握しましょう。メール チャンネルとの接続がアクティブかどうかを簡単にチェックして、すべての受信メールが正しく処理されていることを確認できるようになりました。監査ログは、次の 2 つの異なるタブで構成されています。

  • 接続済みのメール アカウントから受信したすべてのメッセージを示す処理ログ。これによって、特定のメールを検索して絞り込めます。

  • 接続ログ。Jira Service Management は、60 秒ごとにメール チャンネルに接続して新しいメッセージをプルします。接続ログには、試行ごとの結果の履歴が表示されます。


Insight のアクセシビリティとアップリフト

Insight のアクセシビリティと改善を引き続き行っています。このリリースでは次のような問題を修正しました。

  • カラー コントラストの問題

  • オブジェクト スキーマ ビューの問題

  • さまざまなビュー全体におけるグラフ コンポーネントの問題


PSMQ 情報のログ記録を改善

サポート チームが PSMQ 関連の問題をトラブルシューティングできるように、情報のログ処理を改善しました。次は改善点の一部です。

  • メッセージの処理時間と、キュー内のメッセージの合計待機時間に関して不足している情報をログに追加しました。

  • デバッグ トレースが有効になっている場合は、PSMQ キューのメッセージ カウントがログに出力されます (毎分)。

  • 現在のキュー設定は設定ページから利用できます。

ユーザー側で知っておくべきこと

  • トレース レベルでは、デバッグ レベルよりも多くの情報が表示されます。

  • ログに表示される PSMQ キューのメッセージ カウント情報は、キュー テーブルの MESSAGE_COUNT 列からフェッチされます。これは、MESSAGES テーブルの実際のメッセージとは異なる可能性があります。この変更は、データベース過負荷を避けるために加えました。


次の機能は Jira プラットフォームのものです。つまり、Jira Core、Jira Software、および Jira Service Management の、Jira ファミリー全体で利用できます。


監査ログからイベントを除外 DATA CENTER

一部の監査イベントをログに記録しないようにする新機能を追加しました。この新機能は、[システム サポート] セクション (左側のパネル) の [監査ログ設定] ページから、管理者のみが利用できます。

  1. 監査ログ: ここでは、ログに記録されたすべてのイベントを表示できます。

  2. 設定: このタブ内ですべての監査ログ設定を構成します。

ページの一番下までスクロールすると、イベントを表示して追加できます。

  1. 除外されたイベント: ここで、管理者がイベントの記録をブロックできます。

この機能にアクセスするには、Jira システム管理者権限が必要です。


Jira 起動時のインデックス管理の改善 DATA CENTER

すべての新しいリリースは、Jira のパフォーマンスを改善してアプリの生産性を向上させることを目標としています。Jira とそのスケーリング機能に依存するユーザーが増えるにつれて、規模を拡大してパフォーマンスを向上させることが重要になります。

Jira 9.1 では、起動手順がより回復性のあるものになりました。今後、複数のノードを起動する際に、各ノードは正常なインデックスで終了するようになります。変更の詳細については、「Jira 起動時のインデックス管理 | Jira | アトラシアン製品ドキュメント」を確認してください。


Jira の診断やトラブルシューティングを Java Flight Recorder でその場で実行

Java アプリの問題に関する正確な診断やトラブルシューティングは、問題を正確に把握するために GB 単位の大量のログの確認が要求される困難な作業になる可能性があります。Jira 9.1 では、アプリの分析やトラブルシューティングをランタイムで実行可能な軽量の診断ツールである Java Flight Recorder を Jira にバンドルすることで、問題の特定や解決をサポートします。

Java Flight Recorder は Jira 9.1 にバンドルされているため、ランタイム データの収集を開始するために Atlassian Troubleshooting and Support Tools を自分でアップグレードする必要がなくなり、継続的なランタイム データの記録が自動で行われるようになりました。

この機能に関する詳細を確認するには、次をご確認ください。

問題をご自身で解決したい場合や、単純に収集された情報を確認したい場合は、JDK Mission Control アプリを利用してすべてをひとめで確認できます。


課題ナビゲーターにおける検索結果の優先順位付け

Jira に多数のフィールドを持つユーザーが多数のカスタム フィールドの中から検索する必要がある問題に対処するため、結果の優先順位付け機能をリスト モードにある課題検索ビューの [] ドロップダウンに追加しました。

今後は、検索されたクエリが複数のフィールドに一致する場合でさえも、完全一致するものが最初に表示されます。これによって、表示される結果の数に制限があっても、必要なフィールドを簡単に見つけて選択できます。


アプリ監視でサイトを適切に運営し続ける

大規模かつ利用者の多いサイトを円滑に運営するには、よく考え抜かれた監視戦略が必要です。多くのユーザーはすでに JMX を使用して、メモリー使用量や CPU 使用率などを監視しています。今後は、アプリ監視をオンにして、新しいアプリ固有のメトリクスからさらに詳細なビューを取得できるようになりました。

監視画面では、JMX とアプリの各監視を必要に応じてオン/オフできます。 

アプリ パフォーマンスを監視する方法をご確認ください

パフォーマンスの問題を診断する

パフォーマンスの問題において、その原因の調査は難しくなる可能性があります。特に、Marketplace やカスタムビルドのアプリが多数ある場合はなおさらです。こうした問題が、アプリ、インストール済みのアプリ、または誤って構成された統合のどれに起因するのかを判断するのは、時に困難を極めます。

アプリ固有の指標にはプラグイン キーが含まれており、アプリが実行している内容をより明確に把握できます。これによって、問題の原因をより迅速に除外または特定できます。 

問題が発生する前に特定する

監視によって得られる最大のメリットの 1 つは、潜在的な問題が発生する前に警告を受けられることです。アトラシアンは巨大な Jira サイトを自社で監視していることから、アップタイムと優れたユーザー エクスペリエンスの維持には問題の早期特定が不可欠であると理解しています。

監視対象の一部には、Web パネルのレンダリング、データベース操作、インデックス作成などの実行に要する時間が含まれます。

アプリのメトリクスと推奨されるアラートの全リストをご確認ください 

作業を開始するためのパフォーマンス監視ダッシュボード

現在監視を行っていない場合は、今こそ検討する絶好の機会です。アトラシアンはすぐに使える Grafana テンプレートをいくつか作成しました。独自のダッシュボードを構築するための出発点としてもご活用ください。

監視の開始に役立つ Grafana ダッシュボード

Prometheus と Grafana で Jira を監視する方法をご確認ください。


解決済みの課題


最終更新日 2022 年 7 月 22 日

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