Jira Service Desk 3.10.x アップグレード ノート
ここでは、Jira Service Desk 3.10 へのアップグレードに関する重要な注意事項について説明します。このリリースの新機能と改善点に関する詳細は、「Jira Service Desk 3.10.x リリース ノート」を参照してください。Jira Service Desk は Jira プラットフォームで動作するため、「Jira プラットフォーム 7.7 アップグレード ノート」も参照してください。
アップグレード ノート
Jira への Oracle JDBC ドライバの同梱を廃止
データベースとして Oracle を使用している場合、アップグレード後に Oracle の Web サイトからドライバをダウンロードし、Jira インストール ディレクトリ内の /lib
ディレクトリにコピーする必要があります。
サポートされる Oracle JDBC バージョンは 12.2.0.1 です。詳細は、「Jira アプリケーションの Oracle への接続」を参照してください。
ZDU (ゼロ ダウンタイム アップグレード) で Jira Data Center をアップグレードする場合、アップグレードされた Jira インスタンスを起動する前に、ドライバをノードにコピーします。新しいドライバをコピーせずに Jira を起動すると、ドライバを交換して再起動するまでエラーが発生します。
優先度スキーム (UI の変更)
Jira で優先度を管理する方法を大きく変更しました。現在、Jira Service Desk プロジェクトは優先度のグローバル リストを使用しています。アップグレード後、これらの優先度はすべて既定の優先度スキームに移行し、アップグレード前と同様に動作します。さらに、新しい優先度スキームを作成し、Jira Service Desk プロジェクトでそれを使用することができます。
アカウント確認メール
現在、メールベースのサービス デスクを運営している組織の場合、顧客がメールでリクエストを作成したときに顧客にアカウント確認メールが送信されます。アップグレード後、プロジェクト管理者はこれらのアカウント確認メールを無効化できます。
アップグレード手順
注:まずテスト環境をアップグレードします。本番環境にロールする前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。
すでに Jira のいずれかのバージョンをご利用中の場合は、以下の説明に従って最新バージョンにアップグレードしてください。
- アップグレードする前に、インストール先のディレクトリ、ホームディレクトリ、およびデータベースをバックアップされることを強くお勧めします。
- リリース ノートとアップグレード ガイド (お使いのバージョンから最新バージョンまでの全リリース分) を読みます。
- 最新バージョンの Jira Service Desk をダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
以前のバージョンからのアップグレード方法
- 7.0 以降
アップグレードマトリックスを参照してください。複数のバージョンをまたいでアップグレードする際に注意すべき既知の問題が掲載されています。 - 7.0 より前
移行ハブを参照してください。Jira 7.0 リリースでは大幅な変更が行われています。まず Jira 7.0 にアップグレードしてから、それ以降のバージョンにアップグレードする必要があります。