Jira Service Management 5.1.x アップグレード ノート
ここでは、Jira Service Management 5.1.x へのアップグレードに関する重要な注意事項について説明します。このリリースの新機能や改善の詳細については、次のページをご確認ください。
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アップグレード ノート
Jira 起動時におけるインデックス管理の改善
このリリースでは、Jira の起動手順をより回復性のあるものにしました。今後、複数のノードを起動する際に、Jira は各ノードが正常なインデックスで終了するようにします。
導入された変更に関する詳細については、「Jira 起動時のインデックス管理」を参照してください。
アプリ監視アーリー アクセス プレビューを削除する
アーリー アクセス プログラムに参加した場合は監視エージェントが Jira に含まれているため、いくつかの変更を加える必要があります。アップグレードの前に、EAP 監視エージェントとそれに関連するシステム プロパティを削除する必要があります。削除しないと、Jira の起動に失敗または問題が発生する可能性があります。
アップグレードの前に、次をご確認ください。
次のシステム プロパティを削除します。ご利用のサイトでこれを行う方法を確認するには「起動時にプロパティとオプションを設定」をご参照ください。
-javaagent:<jira-install-directory>/atlassian-jira/WEB-INF/lib/insights-monitoring-java-agent-
0.1
.x.jar -Datlassian.org.osgi.framework.bootdelegation.extra=META-INF.insights,com.atlassian.insights.*,org.aspectj.*,io.prometheus.* -Dorg.aspectj.weaver.loadtime.configuration=META-INF/insights/aop.xml
insights-monitoring-java-agent-0.1.x.jar
を<install-directory>/atlassian-jira/WEB-INF/lib
ディレクトリから削除します。
JMX エクスポーターまたは -javaagent:<full-path-to-jmx-exporter-jar>=<port>:<full-path-to-jmx-exporter-config.yml>
システム プロパティは削除不要です。
アップグレード後、「アプリ パフォーマンスを監視する」の手順に従って、監視がオンになっていることを確認します。また、Grafana ダッシュボードが更新されているため、最新バージョンをリポジトリからダウンロードしてください。
サポート終了のお知らせ
サポートされるプラットフォームの一覧については、「サポート対象のプラットフォーム」を参照してください。
アプリ開発者向けの情報
アプリに関するすべての重要な変更については、「Jira 9.1 への準備」を参照してください。
アップグレード手順
最新のバージョンにアップグレードするために、次の資料を活用できます。
- 利用可能なすべてのアップグレード方法およびアップグレード前の手順を含む完全なアップグレード手順について、「Jira アプリケーションのアップグレード」をご参照ください。
- ご自身の環境に合わせたアップグレードをご検討の場合、[Jira 管理] > [アプリケーション] > [アップグレードを計画] をご確認ください。アップグレード先のバージョンの提案やアップグレード前のチェックの実行が行われ、詳細な手順を含むカスタムのアップグレード ガイドが提供されます。