Jira Service Management 5.0.x アップグレード ノート

Jira Service Management の以前のバージョンのリリース ノート

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ここでは、Jira Service Management 5.0.x へのアップグレードに関する重要な注意事項について説明します。このリリースの新機能や改善の詳細については、次のページをご確認ください。

アップグレード ノート

SLA の重大な変更

5.0.x バージョン以降を対象として次の重大な変更が実装されています。

  • TimeMetricHitCondition.getHistory(Issue issue) インターフェイスが TimeMetricHitCondition.getHistory(Issue issue, DateTime until) に変更されました。

  • 同様に、TimeMetricMatchCondition.getHistory(Issue issue) インターフェイスが TimeMetricMatchCondition.getHistory(Issue issue, DateTime until) に変更されました。

目的は、課題について処理が必要な SLA 計算の膨大なバックログが存在して、最後のメトリックが計算されるまでに前半の SLA メトリックが古くなってしまう可能性のあるシナリオをカバーすることです。これらの API 呼び出しはこれまでと変わらず課題履歴ベースの計算用であり、イベントベースの計算用ではありません。

実装が必要な新しいインターフェイスは次のとおりです。

  • TimeMetricHitCondition.evaluateFromIssueHistory(Issue issue, DateTime since, DateTime until)

  • TimeMetricMatchCondition.evaluateFromIssueHistory(Issue issue, DateTime since, DateTime until)

これらのインターフェイスは、進行中の課題履歴ベースの計算に使用されます。

Automation for Jira が Jira Service Management Data Center の一部に

リリース ノートに記載のとおり、Automation for Jira は Jira Service Management Data Center の一部になりました。次の詳細をご確認ください。

Jira Service Management にネイティブな自動化

Jira Service Management は既に自動化に対応しており、その機能が Automation for Jira に置き換えられています。既存の自動化の名前はレガシーの自動化に変更されて、すべての既存のルールが保持されています。引き続きそれらを利用できますが、より多くの機能が用意されている管理も簡単な新しい自動化エンジンに切り替えることをお勧めします。

既存の Automation for Jira Service Management ユーザー向けのアップグレード情報

既に Automation for Jira を Marketplace アプリとして使用している場合は、Jira Service Management 5.0 以降にアップグレードするとアプリも自動でアップグレードされます。現在使用しているアプリのバージョンを確認することが重要です。

  • Automation for Jira 7.3 以降を使用している場合は、そのまま進めてください。

  • Automation for Jira 7.2 以前を使用している場合は、Jira Service Management をアップグレードする前にいくつかのステップを完了する必要があります。

バージョン、ライセンス、アップグレード ステップに関するすべての情報については「バージョン、ライセンス、アップグレードについて」をご参照ください。

 サポート終了のお知らせ

サポートされるプラットフォームの一覧については、「サポート対象のプラットフォーム」を参照してください。

 アプリ開発者向けの情報

アプリに関するすべての重要な変更については、「Jira 9.0 への準備」を参照してください。

 アップグレード手順

最新のバージョンにアップグレードするために、次の資料を活用できます。

  • 利用可能なすべてのアップグレード方法およびアップグレード前の手順を含む完全なアップグレード手順について、「Jira アプリケーションのアップグレード」をご参照ください。
  • ご自身の環境に合わせたアップグレードをご検討の場合、[Jira 管理] > [アプリケーション] > [アップグレードを計画] をご確認ください。アップグレード先のバージョンの提案やアップグレード前のチェックの実行が行われ、詳細な手順を含むカスタムのアップグレード ガイドが提供されます。
最終更新日 2022 年 6 月 21 日

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