Jira Software 7.9.x リリース ノート
9 April 2018
Jira Software 7.9 がリリースされました!ハイライト
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新しいバージョンの試用をご検討中の場合、ソフトウェア メンテナンスを更新済みであることをご確認ください。いますぐ更新
本リリースに関する重要な情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。
互換性のあるアプリケーション
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
カンバン ボードの高速化
チームの生産性が高いと、"完了" 列が常にいっぱいになってしまう場合があります。ボードに課題が多すぎると、パフォーマンスが悪化するほか、何度もスクロールする必要が発生します。これを修正するために、ボードを整理された状態に保ってパフォーマンスを確保する、コードネーム "Fast Kanban" を実装しました。
アイディアはシンプルです。"完了" 列には、任意の方法で過去 2 週間以内に更新された課題のみが表示され、残りは非表示になります。ボードが整理されるため、チームの作業が快適になります。プロジェクト管理者は必要に応じて、保持期間を変更したり、すべての課題を表示するように選択したりすることができます。詳細情報
強力な検索機能
開発ツールをJira Software にリンクすると、課題を表示するときに開発情報を参照できます。これは非常に役立ちますが、この情報をクエリで取得できるようになりました。クエリを使って次のリリースを確認したり、オープンなプル リクエストを持つすべての課題を検索したりすることができます。アドバンス検索で、次のようなクエリを入力します。
fixVersion = 7.8.0 AND development[pullrequests].open > 0
これは、修正バージョンが 7.8.0 で、オープンなプル リクエストがリンクされているすべての課題を返します。プロジェクトで失敗しているビルドの数も確認できます。次のようになります。
project = ABC AND development[builds].failing > 0
JQL に開発情報を追加することで、Jira Sotware での開発ツールの視認性をさらに高めることができます。これにより、開発および作業の判断を多くの情報を基に行えるようになります。信頼性の高いリリース パイプラインのビルドにも役立ち、ユーザーは顧客にさらに高品質なリリースを提供できるようになります。詳細情報
バージョン検索でのワイルドカードの使用
多くのユーザーからリクエストをいただいていた、ワイルドカードを使用したバージョン フィールドの検索機能を追加しました。9、9.1、その他の形式について、~ 演算子と、任意の文字の位置 (文字数は問わない) を表すアスタリスクを使用する、シンプルなクエリを使用できます。
たとえば 9.x のバージョンを検索したい場合、検索クエリは次のようになります。fixVersion ~ “9.*”。便利なクエリをぜひお試しください。詳細情報
Microsoft SQL Server 2016
We're welcoming another supported database to our family—Microsoft SQL Server 2016. Learn more
Jira Data Center での非同期キャッシュ レプリケーション
Jira Data Center でのキャッシュ レプリケーション形式を非同期に変更しました。これにより、クラスタの安定性を高め、ノード間でのキャッシュの不一致が取り除かれます。詳細については、アップグレード ノートをご参照ください。
その他の改善事項
- CSV の区切り文字
課題を CSV にエクスポートする際に、一般的な 4 つの区切り文字から 1 つを選択できるようになりました。選択できる区切り文字は、コンマ、セミコロン、バーティカル バー、およびキャレット (^) です。課題を検索し、右上の [エクスポート] > [CSV] を選択して、ぜひ機能をお試しください。 - 空の JQL クエリの無効化
空の JQL クエリで絞り込みを行うとすべての課題が返されるため、ボードやガジェットでパフォーマンスに深刻な影響が発生する場合があります。これを防ぐために、空の JQL クエリが実行された場合の動作を決定するグローバル設定を追加しました。すべての課題を返すか (現在と同様)、結果をまったく返さないかを選択できます。詳細情報 - 監査ログの新イベント
ボードの作成と削除、およびスプリントの削除イベントを追加しました。 - MySQL データベースでの IPv6
Jira を MySQL データベースに接続する際に IPv6 アドレスを使用できるようになりました。詳細情報
解決済みの課題
7.9.0 で解決済みの課題
2018 年 4 月 9 日にリリース
7.9.1 で解決済みの課題
2018 年 4 月 24 日にリリース、2018 年 5 月 7 日に削除
このリリースはこの不具合のため、削除されました。使用することはできません。
7.9.2 で解決済みの課題
2018 年 5 月 9 日にリリース
BTF 分析プラグインに変更を行い、収集する情報の品質や精度を改善しました。
この改善を利用するには、Jira Server / Data Center インスタンスをこのバージョンにアップグレードします。