Jira Software 8.8.x リリース ノート
2020 年 3 月 19 日
Jira Software 8.8 がリリースされました!
ハイライト
新しいバージョンの試用をご検討中の場合、ソフトウェア メンテナンスを更新済みであることをご確認ください。いますぐ更新
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項」
アトラシアン社員による、このリリースの Jira ヒント
ご利用のインスタンスに最適なログ保持期間をご存知ですか? 詳細情報
改善された監査ログを使用して高度な監査を実現
Update: In Jira 8.8.1 we've added new events to track installed and uninstalled apps and created and removed application links. Learn more
今回のリリースでは、監査ログ機能を改善しました。まず、外観を改善しています。明確でユーザーフレンドリーなインターフェイスにより、必要な情報を素早く見つけ、設定を調整して、イベントを絞り込むことができます。改善したのは外観だけではありません。ユーザーが行える操作も見直されています。次のように、多数の機能を改善しました。
→ 優れた制御性: 記録対象のイベントと、それらの保持期間を決定できるようになりました。
→ 完全な透明性: イベントを絞り込み、それぞれのイベントを展開して詳細情報を確認して、必要に応じて監査ログをエクスポートできます。
→ 監査スケジュールからの解放: 明確で整理された監査ログを利用できるため、大量のイベントを 1 つずつ確認するために時間を割く必要はありません。
→ インサイトの向上: インスタンスでの出来事を正確に確認できるよう、多数の新しいイベントを追加しました。新しいイベントは高度なカバレッジと完全なカバレッジ レベルで利用できます データセンター
→ タスクの委任: プロジェクト管理者は特定のスペースの監査ログにアクセスし、スペースでの出来事を確認できます データセンター
→ サードパーティ製ツールとの連携: イベントはローカルのホーム ディレクトリのデータベースとファイルに保存されます。これを使用して、SumoLogic、ELK、Amazon CloudWatch、および Splunk と連携することができます データセンター
[管理] > [システム] > [監査ログ] (Jira Server) または [管理] > [システム] > [高度な監査ログ] (Jira Data Center) にアクセスして、新しい監査ログをお楽しみください。
最大 10,000,000 件の古い監査ログが新しい監査ログに移行されます。
機能の詳細については「Jira での監査」をご確認ください。
将来のスプリントの日付
これまで、将来の作業を計画することはできましたが、将来のスプリントに日付を割り当てることはできませんでした。このリリースではこの機能を変更しました。スプリントの作成時に、そのスプリントの日付を入力できるポップアップ画面が表示されます。
日付フィールドを空白のままにすることもできます。しかしながら、長期的な計画を考慮すると、スプリントには日付を追加することをおすすめします。
プランをスプリントの実際の開始および完了日と比較して監視できるよう、それらをスプリント レポートに追加しました。さらに、バーンアップおよびバーンダウン チャートのガイドラインを、これまでの計画開始日ではなく実際の開始日と、スプリントの計画完了日に基づくように変更しました。これにより、ガイドラインは正確な状況を表します。
Jira アクセシビリティ
アトラシアンでは、世界中のすべてのチームが Jira を最小限の労力で使用できるようにしたいと考えており、この目標に向けた次のステップとして、アクセシビリティを改善しました。視覚特性をお持ちの場合、色の区別が難しかったり、類似した色が同じように見えてしまう場合があります。このリリースではこの課題に取り組みました。
このリリースには、すべてのユーザーが個人レベルで設定できるアクセシビリティ設定が含まれます。[ユーザー プロフィール] > [アクセシビリティ] に移動すると、リンクでの下線の表示と、課題ステータスへの独自の模様の表示の、2 つのオプションを有効化できます。後者は弊社内でも人気の機能で、ほとんどの社員が視覚特性を持たないオフィスでも半数以上のユーザーが有効化しています。詳細情報
現在の Server インフラストラクチャで Data Center 機能にアクセス
Data Center 製品は当初、エンタープライズ企業がアプリケーションのアップタイムを改善し、大規模環境で一貫したパフォーマンスを維持することを支援するため、クラスタ環境向けに設計されていました。以来、アトラシアンでは Jira Data Center にセキュリティ、コンプライアンス、および管理機能を追加してきましたが、これらのほとんどを非クラスタ アーキテクチャでも使用できます。機能の完全な一覧をご確認ください。
現在の Server インフラストラクチャでこれらの機能に簡単にアクセスできるよう、Jira Data Center を単一ノードにデプロイすることを支援する新しいガイドをご用意しました。ほとんどの場合、Jira Server から非クラスタ Data Center への移動は、ライセンスの更新と同じぐらい簡単です。また、Jira の現在のバージョンに依存しません。仕組みをご確認ください。
Check our Data Center deployment options guide to see if non-clustered architecture is right for your organization.