Jira Software 8.12.x リリース ノート
2020 年 8 月 26 日
Jira Software 8.12 がリリースされました!
ハイライト
新しいバージョンの試用をご検討中の場合、ソフトウェア メンテナンスを更新済みであることをご確認ください。いますぐ更新
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項」
アトラシアン社員による、このリリースの Jira ヒント
OAuth 連携のトラブルシューティングを行えることをご存知でしたか? 便利なヒントをご確認ください。さらに詳しく...
ユーザー ピッカーの改善
単一ユーザー ピッカーの動作を改善し、ユーザーを特定しやすいようにしました。ピッカーにはユーザーの氏名とアバターが表示されるようになりました。これにより、カスタム フィールドのユーザー ピッカーは、報告者や担当者などのユーザー システム フィールドを同じルック アンド フィールを持つようになります。
高度な監査ログの制御性をさらに向上
DATA CENTER
Jira Data Center の監査ログの改善を続けています。
Filter by category
監査ログはカテゴリで整理されます。Data Center ライセンスをお持ちの場合、ログを 1 つ以上のカテゴリで絞り込むことができるようになりました。これは、たとえばセキュリティと認証イベントのみを確認したいようなときに、特に便利です。
要約でフィルタリング
要約での絞り込みを行うことで、さらに細かく指定できます。これにより、グループの作成やプロジェクトの作成などの個々のイベントにドリルダウンできます。
ログ ファイルの保持設定を変更
Jira Data Center では、ローカルのホーム ディレクトリにある監査ログ ファイルにイベントが書き込まれます。このファイルを追加のレコードとして使用したり、サードパーティのログ集約ツールと連携するときに使用したりすることができます。
これまで、保存されるログ ファイルの数は 100 個に制限されていました。これを構成して、必要に応じてさらに多く、または少なく保存できるようにしました。各ファイルの最大サイズは 100 MB です。各ノードに十分なディスク領域がプロビジョニングされていることをご確認ください。
新しいイベント
優先度、セキュアな管理者ログイン (websudo)、課題のエクスポート、および OAuth 2.0 連携を追跡するための新しいイベントを追加し、アプリケーションのより詳細なインサイトを得られるようにしました。
MySQL 8.0 のサポート
サポート対象プラットフォームの一覧に、データベース MySQL 8.0 を追加します。詳細情報
Jira のインデックス作成時のアプリに対する影響を軽減 DATA CENTER
インデックス時間にお困りですか? この機能をぜひご確認ください。新しく導入したドキュメントベースのレプリケーション (DBR) 機能は、アプリによるインデックス時間への影響を軽減し、Jira Data Center でのインデックスの不一致を防止します。これは、アプリでデータのインデックスに必要となる時間には影響しません。DBR 機能を有効化すると、Jira Data Center の水平方向の拡張性が大幅に向上します。結果として、クラスタ内のノードが多ければ多いほど、検索の一貫性を保持しながら全体のスループットを向上させることができます。詳細については「Jira Data Center でのドキュメントベースのレプリケーション」をご確認ください。
Users created automatically with Just-in-time user provisioning DATA CENTER
ジャストインタイム ユーザー プロビジョニング (JIT プロビジョニング) では、SAML SSO または OpenID Connect (OIDC) SSO を使用して Jira、Confluence、Bitbucket などの Atlassian Data Center アプリケーションにログインする際に、ユーザーを自動的に作成および更新することができます。
JIT を使用しないと、ユーザーがユーザー ディレクトリのいずれか (リモート LDAP または内部ディレクトリ) に存在しない場合、SSO によるログインは失敗します。 JIT を有効にすると、ユーザーがその場で作成されるので、インスタント ログインが可能になり、前もって製品でユーザーを手作業で作成しておく必要がなくなります。 ユーザーのプロビジョニングに必要なデータは、ユーザーの認証後に SSO の応答から取得します。これは、選択したアイデンティティ プロバイダー (IdP) で設定する必要があります。詳細情報
その他の改善事項
- ボードのステータス順
ボードの列に表示されるステータスの順番が、ボード構成で設定した順番を反映するようになりました。開発用に選択が常に To do の後に表示されるのを変えたい場合、ボード > [設定] に移動し、ステータスを並べ替えることができます。
アクセシビリティ: テキスト ボタンの背景色
テキスト ボタン (通常はカーソルを併せたときに表示) に灰色の背景色を追加できる、新しいアクセシビリティ オプションを追加しました。他のすべてのアクセシビリティ設定と同様、プロフィール > [アクセシビリティ] に移動してこれらを確認できます。詳細情報