Jira Software 8.19.x リリース ノート

さらに前

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

 さらに読む

本リリースに関する重要な情報をアップグレード ノートで確認し、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。

 互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。

 考慮事項

Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項

重複したユーザー アカウントを簡単に発見

管理者のために Jira Server platform REST API を拡張し、管理者が重複アカウントやそれらの保存先をこれまでよりもはるかに簡単に監視できるようにする、新しい方法を追加しました。詳細については「重複したユーザー アカウントを見つける」をご確認ください。

画面に素早くナビゲート

画面の表示ページに、新しい検索フィールドとページネーションを追加しました。これにより、結果を素早く読み込めるほか、お探しの画面を簡単に見つけられるようになります。

新しい [画面の表示] ページ

Advanced Roadmaps の新機能 - 依存関係レポートとプラン作成ウィザード

このバージョンでは、Advanced Roadmaps Cloud から Data Center に、依存関係レポートと新しく改善されたプラン作成の 2 つの機能が導入されました。 

依存関係レポート

依存関係レポートによって、プランの依存関係を視覚的なレイアウトで表示できます。プランの課題は、どの課題が他の課題に依存しているかを示すために、矢印付きのタイルとして表示されます。

この表示専用ツールによって、プランで最初に実行する必要がある課題に焦点を絞って表示できます。 

新しいプラン作成ウィザード

ユーザーが Advanced Roadmaps で効率的なプランを簡単に作成できるように、新しいプラン作成ウィザードを開発しました。関連する課題をプランに手軽にインポートしてプランのスコープを編集できるように、プロセスが合理化されました。

データ パイプラインで行えることを確認 DATA CENTER

成功する組織は優れたチームによって成り立っており、優れたチームは優れた成果物を提供するための働き方を改善し続けています。データ パイプラインでは、組織の潜在能力を理解し、最適化して、完全に解き放つために必要なツールと機能が提供されます。

データとインサイト情報を競合他社に対する優位性に変換する

データ パイプラインは、単なるデータだけでなく、Jira データをすぐに実行可能なインサイトやトレンドに切り替える機能を提供します。

ユーザーの利用開始を支援するため、チームのエンジニアリングの健全性についてのインサイト情報を提供する、DevOps ダッシュボードを開発しました。ダッシュボードは Tableau と Microsoft PowerBI で利用できます。これを自身のデータ ソースに接続することも、自身のダッシュボードを作成するための開始点として使用することもできます。

利用開始のためのサンプル データが含まれる DevOps ダッシュボード

  1. プロジェクトの要約には、ダッシュボードで取り上げているプロジェクトの一覧と、プロジェクトに割り当てられたリソースの割合が表示されます。この一覧はフィルターとしても動作するため、ドリルダウンして特定のプロジェクトを確認し、それをすべてのプロジェクトを比較することができます。

  2. 割り当てのメトリックには、報告期間の間に各プロジェクトに割り当てられたリソースの割合が週ごとに表示されます (チームメンバーがクローズした課題で測定)。

  3. 品質のメトリックには、すべてのプロジェクトまたは選択したプロジェクトの、品質、応答性、生産性、および予測性のメトリックがグラフで表示されます。

  4. 品質の要約には、4 つの品質メトリックの値のプロジェクトごとの集約値が表示されるため、外れ値やシステムの問題 (あるいは成功) の特定に役立ちます。

ダッシュボードは任意で構成できます。ダッシュボードを表示しているユーザーは、データをプロジェクトまたはプロジェクト カテゴリで集約することを選んだり、データ範囲、プロジェクト、人、含める課題タイプなどを制御できます。

ダッシュボードの詳細や、メトリックがチームについて示している情報の詳細については、「DevOps ダッシュボードでデータ パイプラインを最大限に活用する」をご確認ください。

定期エクスポートをスケジュール

ダッシュボードを作成し、データの取り込み方法や変換方法を決定したら、データをどのように定期的に更新するかを判断します。

これを簡単に行えるよう、データ パイプラインの管理画面から定期エクスポートをスケジューリングできるようになりました。必要に応じた頻度でエクスポートすることを選択できます。

データ パイプライン画面

次回のエクスポート ジョブの実行予定と、最近のエクスポート ジョブの詳細も確認できます。

チームの作業の全体像を描くために役立つ追加のデータ ポイント

Jira は有益なデータの宝庫です。データ パイプラインで次の情報をエクスポートできるようになりました。

  • ユーザーの詳細
    ユーザーの詳細情報が単一のファイルにエクスポートされるようになります。これにより、ユーザー ID を、チーム メンバーの名前とメール アドレスの単一の組み合わせと簡単に相互参照できるようになります。また、課題ファイルなどにはユーザーの氏名が含まれなくなるため、データを匿名化したい場合にも役立ちます。

  • 課題リンク
    課題間の関係性は非常に重要である場合があります。課題リンクを独自のファイルにエクスポートするようになったため、重複された課題やブロックされた課題などをマッピングできるようになりました。

  • アーカイブ済みの課題
    アーカイブ済みの課題をエクスポートに含めるかどうかを選択できるようになりました。Issues ファイルには Archived by と Archived date の 2 つの新しいフィールドが含まれるようになり、これらはアーカイブ済みの課題の場合にのみ値が設定されます。

エピックとバージョンの検索が簡単になりました

特定のエピックやバージョンをすばやく見つける必要がありますか? [バックログ] ビューで改善された検索機能をご活用ください。バージョン セクションとエピック セクションにフィルタリング ロジックが導入されました。今後は入力しながらフィルタリングできる新しい検索フィールドをご利用になれます。

Jira のセキュリティのステップアップ

アトラシアンでは、サーバーおよび Data Center 製品のセキュリティを真剣に考慮しています。弊社の脆弱性管理プログラムは、セキュリティの問題を発見して修正するための幅広いアプローチを使っています。セキュリティ攻撃がより一般的なものになり、洗練されてきているのを受けて、さらに迅速な改善を行うため、この領域への取り組みを強化しています。

コンポーネントとライブラリのアップグレード

最新のもっともセキュアなバージョンにアップグレードしたいコア コンポーネントやサードパーティ ライブラリを特定しました。今後のいくつかのリリースではこの取り組みに注力します。Jira 8.19 では、さまざまなコンポーネントやライブラリのアップグレードまたは Jira のコードベースの改善により、さらに多くの脆弱性を修正しました。また、これで完了ではありません。バグ修正リリースや次の Jira リリースを待っている修正がほかにもあります。アップグレードを行ったもっとも重要なライブラリのいくつかを確認したい場合、「Jira 8.19 への準備」をご確認ください。

LTS リリースへのバックポート

LTS リリースの安定性は最優先事項ですが、これによってセキュリティ修正のバックポートが困難になるのも事実です。弊社では、最新のバージョンに焦点を当てているとはいえ、クリティカルな修正が完了すると、レビュー、テスト、再テスト、およびバックポートを可能な限り厳密に行っています。これらは Jira 8.5 LTS と Jira 8.13 LTS のバグ修正リリースに適用されます。

セキュリティ強化のため、メール通知にはアプリへのアクセス権が必要になりました

リリース 8.18.x まで、Jira ユーザーはアプリに適切なアクセス権がなくても、課題の更新に関するメール通知を受け取ることができました。これにより、課題のウォッチャーがアプリへのアクセス権を取り消してもメール通知を引き続き受信する状況となり、セキュリティ上のリスクが生じていました。

リリース 8.19.0 以降、Jira 通知 (バッチ処理と非バッチ処理の両方) を受信するためには、Jira アプリに適切なライセンスが付与されており、ユーザーが関連するアプリのアクセス権を持っている必要があります。

ライセンスとアプリへのアクセス権に関する詳細をご確認ください。

解決済みの課題

最終更新日: 2022 年 2 月 22 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.