Jira Service Desk 4.0.x リリース ノート

Jira Service Management の以前のバージョンのリリース ノート

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2019 年 2 月 11 日

Jira Service Desk 4.0 がリリースされました!

最新のプラットフォーム リリースで、Jira Service Desk にはパフォーマンスの改善、生産性の向上、およびさらなる拡張性を実現する、アップグレード済みの機能が同梱されます。サービス デスク チームが活用できるさまざまな新機能をいますぐご確認ください。

ハイライト
さらに読む

本リリースに関する重要な詳細情報をアップグレード ノートでご確認ください。また、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。


互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。


速度の改善

Lucene のアップグレードによるパフォーマンス向上

Jira 8.0 から継承された変更として、Lucene のアップグレードを行いました。この変更によってインデックス処理が改善し、サービス デスクをさらに簡単に管理およびメンテナンスできるようになります。この変更で実現される内容の概要について、以降をご確認ください。

高速な再インデックス

再インデックス処理が最大 11 % 速くなります。これにより、主要な設定の変更後に再インデックスに費やす時間を削減し、アップグレードを迅速に行うことができます。

インデックス サイズの削減

インデックス サイズを 47 % 削減しました (アトラシアンのテストでは、インデックス サイズが 4.5 GB から 2.4 GB に削減されたことを確認しています)。これにより、Jira の速度と安定性が向上し、メンテナンスやトラブルシューティングをさらに容易に行うことができます。


jQuery のアップグレード

古いライブラリはセキュリティの脆弱性に関連する可能性があるため、jQuery をバージョン 1.7.2 から 2.2.4 にアップグレードしました。新しいバージョンには 2 つのセキュリティ パッチと、シンプルなアップグレード エクスペリエンスを実現する jQuery 移行プラグイン 1.4.1 が含まれます。詳細情報 


効率性の向上

日々のタスクに費やす時間を削減

エージェントがサービス デスク内を簡単に移動できることや、チームの成長に合わせて管理者がサービス デスクを拡張できることは、非常に重要です。バックエンドのアップグレードとフロントエンドの多数の改善により、管理者、エージェント、および顧客の効率性を改善します。

  • 3.16 と比較して、4.0 ではキューの表示が 2 倍高速
  • 3.16 と比較して、4.0 では顧客ページの参照が 36 % 高速
  • 3.15 と比較して、4.0 では 100 個のプロジェクトを持つインスタンスでのプロジェクト作成が 2 倍高速
  • 3.15 と比較して、4.0 では 200 個のプロジェクトを持つインスタンスでのプロジェクト作成が 6 倍高速  

サービス デスク チームが効率性を最大限に発揮できるよう、アトラシアンでは引き続きパフォーマンスの改善に取り組みます。  


優先度アイコンのアクセシビリティの改善

優先度アイコンを更新し、より見分けやすく、アクセシビリティに優れたデザインにしました。これにより、色覚特性をお持ちの Jira ユーザーにも、アイコン同士の関連性やそれらの重要性をすぐに理解していただけるようになります。Jira Service Desk の新旧アイコンの比較について、次の図をご確認ください。


詳細検索で利用できる新しいオプション

詳細検索を使用する際に、次の新しいオプションを使用できます。

更新者と日付の幅で検索 (updatedBy)

特定のユーザーが特定の日付範囲に更新した課題を検索できます。直近の 8 時間、2 月間、2017 年の 6 〜 9 月の間など、さまざまな更新タイミングで課題を検索できます。詳細情報

リンク タイプを検索 (issueLinkType)

ほかの課題と特定のリンク タイプ (blocksis duplicated by など) でリンクされた課題を検索できます。これにより、関連するブロッカー、重複、自身の作業に影響するその他の課題を素早く見つけることができます。詳細情報 


Atlassian User Interface (AUI) のアップグレード

AUI は、実用的で見栄えの良い Atlassian Server 製品およびアプリを構築するために必要なものすべてを備えたフロントエンド ライブラリです。AUI がさらにモジュラーな 8.0 にアップグレードされ、ユーザーが必要な部分のみを簡単に使用できるようになりました。  


Jira で AdoptOpenJDK のサポートを開始

Oracle は 2019 年 1 月に Oracle JDK 8 の公式アップデートの提供を停止しました。これにより、有償のサブスクリプションまたはサポート契約をお持ちの、Oracle を利用しているお客様は、アップデートが必要になります。

お客様に有効な選択肢を提供するため、Jira Service Desk 4.0 では AdoptOpenJDK 8 での実行のサポートを開始しました。Jira Service Desk には引き続き、Oracle JDK / JRE 8 が同梱されます。 


fugue のサポート終了 

Jira Service Desk 4.0 では、com.atlassian.fugue が削除され、代わりにコア Java データ型および例外を使用するように API が更新されました。 

今後必要な操作についてはお知らせの全文をご確認ください。ご質問がある場合、アトラシアン開発者コミュニティに投稿してください。


今後の予定

新しいカスタマー ポータル エクスペリエンス

ヘルプ センターおよびポータルをさらにカスタマイズする方法に加え、フレッシュな新しい外観を提供します。この新しいエクスペリエンスは近日中に提供予定です。今後のリリース ノートをご確認ください。新しいポータルは次のようになります。


その他の改善事項

4 バイト文字

Jira では、MySQL 5.7 以降で 4 バイト文字を使用できるようになりました。これにより、絵文字を使用できるようになります。 (big grin) (tick) (thumbs up) (grey lightbulb)    

Jira を MySQL 5.7 データベースに接続する方法については、こちらのガイドを参照してください。

"アドオン" を "アプリ" に変更

アドオンをアプリに変更しました。これはすでに Universal Plugin Manager には導入済みでしたが、このリリースで Jira Service Desk にも適用されます。この変更によるユーザーへの実際の影響はありませんが、Jira の管理画面やほかの画面ではこの新しい名前が使用される点にご留意ください。


解決済みの課題

Last modified on Mar 13, 2019

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