Confluence 6.7 への準備
このドキュメントでは、既存のプラグインおよびアドオンに Confluence 6.7 との互換性があるかどうかを確認したい、Confluence 開発者向けの情報をご案内します。
リリース候補 - 1 月 23 日
このリリースには、AUI 7.6.1 へのアップグレード、いくつかのバグ修正と小規模な外観の変更が含まれています。
ベータ 1 - 1 月 16 日
このベータ版では次のような変更が行われています。
- AUI 7.6.0-beta2 へのアップグレード
- バグ修正および小規模な外観の変更
このベータ版のすべての機能および変更点の完全な詳細については、Confluence 6.7.0 ベータ リリース ノートを参照してください
マイルストーン 50 - 1 月 9 日
このマイルストーンでの変更:
- AUI 7.5.0-alpha3 へのアップグレード
- 次の部分の外観の変更:
- 新しい Confluence ロゴ
- 作成ダイアログ
- エディタのツールバー
- スペースのサイドバー
- ページ / ブログの表示
- アイコン
新しい Confluence アイコン ライブラリ
新しい Confluence アイコン ライブラリは、Confluence でのアイコンとのやり取りを一元化し、標準化することを目的としています。ライブラリには、ページやプラグインでアイコンを表示するために使用できる多数の CSS クラスが用意されています。ライブラリはこれらの CSS クラスとのやり取りのみをサポートします。アイコンとのその他のやり取り (例: 画像の直接参照) はサポートされず、揮発性と見なされます。
Confluence アイコン ライブラリは P2 プラグインで、Confluence 6.7.0 以降で利用できます。プラグインでこれを使用するには、atlassian-plugin.xml
ファイルでプラグインの依存関係を置き換える必要があります。例:
<web-resource name="Common web resources" key="common-resources">
<description>Common assets used by all aspects of this plugin</description>
<resource name="mystyle.css" type="download" location="assets/styles/mystyle.css"/>
<dependency>com.atlassian.confluence.plugins.confluence-icons:confluence-icon-resources</dependency>
</web-resource>
ライブラリに含まれる CSS クラスの完全な一覧については、 https://bitbucket.org/atlassian/confluence-icons/src を参照してください。
マイルストーン 43 - 1 月 3 日
このマイルストーンには特筆すべき変更はありません。
マイルストーン 28 - 12 月 18 日
このマイルストーンには特筆すべき変更はありません。
マイルストーン 20 - 12 月 11 日
これは Confluence 6.7 用の最初の公開マイルストーンです。ルックアンドフィールに対する多数の変更があるため、通常よりも少し早く公開しました。Confluence 6.7 のリリースまで、毎週マイルストーンをリリースする予定です。ぜひこのページをご確認ください。
このマイルストーンでの変更:
- コード ブロック マクロに YAML のシンタックス ハイライトを追加
- AUI 7.4 へのアップグレード
- 次のコンポーネントへの変更:
- フォントと行の高さ
- 色
- ボタンのスタイル
- モーダル
- タブ
- フラグとメッセージ
- プロファイル画像 (ほとんどの場所で円形に変更)。
一部のアイコンも更新されていますが、これらについてはまだ作業中であり、Confluence 全体でアイコンを実装する方法を改善する予定です。今後のマイルストーンで詳細をご確認ください。
Confluence の新しいルック アンド フィール
アトラシアンではこれまでに Server および Data Center 製品への新しいルック & フィールの導入を進めてきました。Confluence はこれを最初に適用した製品です。この更新には、新しいアトラシアンのデザインに基づき、カラー パレット、フォント、アイコンの変更などが含まれます。現時点では、Cloud 製品で実施したような、ナビゲーションやホームなどの機能への重要な変更は行っていません。
これらの多くのデザイン変更を、AUI 7.x へのアップグレードを介して実装する予定です。最近のすべての変更の詳細については、「AUI アップグレード ガイド」をご参照ください。AUI ライセンスにもいくつかの変更が加えられました。開発者コミュニティの「AUI 7 のライセンスが変更されます」で詳細をご覧ください。
アトラシアンではアドオンへの影響を最小限に抑えることを目指していますが、Confluence マイルストーンのリリースに伴い、アドオンを確認することをおすすめします。デザイン ガイドラインに対応するための非 AUI または製品外の UI コンポーネントの更新が必要となる場合があります。
私たちは、これらの変更を紹介できることを非常に嬉しく思っています。フレッシュでモダンな外観を気に入っていただけることを期待しています。
現在取り組んでいる内容の一部をお見せします。これらはイメージであり、今後変更される可能性があります。
モバイル アプリのベータ版
Confluence Server および Data Center の新しいモバイル アプリが登場しました。ベータ版を試す方法や、マクロをモバイルで表示するために必要な内容を確認するには、「Confluence Server モバイル アプリの準備」をご参照ください。
エディタの変更
現在アトラシアンでは、Confluence エディタの TinyMCE 3 から TinyMCE 4 へのアップグレードを進めており、これを Confluence 7.0 までに提供することを目標としています。この作業は現在進行中ですが、今後の Confluence 6.x リリースに影響しないよう、これらの変更は後方互換性のある方法で行う予定です。現在対応中ですが、プラグインでは、変更に関する何らかの問題が発生する可能性があります。
TinyMCE 4 へのアップグレードに備えて、エディタ コンテキストを内部で 3 つの別々のコンテキストに分割します。"editor" は引き続き、プラグイン開発者としてリソースを提供するための公式コンテキストとなります。また、移行の間、TinyMCE 3 または TinyMCE 4 がアクティブかどうかに応じて、内部的に "editor-v3" または "editor-v4" コンテキストのいずれかが条件的に読み込まれます。TinyMCE 4 の告知までは、TinyMCE 3 が引き続き最新のエディタになります。つまり、現在 "editor" コンテキストで読み込まれているコードは、引き続き 6.7 で正常に動作します。ただし、プラグインがカスタム エディタ エクスペリエンスのために独自に "editor" コンテキストを読み込んでいる場合、"editor-v3" によって読み込まれたリソースは、使用されている atlassian-plugin.xml
リソースがそれらのリソースで明示的に依存関係を宣言している場合を除き、読み込まれない可能性があります。
プラグインが現在 "editor" コンテキストを要求している場合、"editor" コンテキストの前に "editor-v3" コンテキストを要求することで、プラグインが正常に動作し続けるかどうかを確認できます (順序が重要です)。これは下位互換性を持つ変更で、以前の Confluence バージョンに悪影響を及ぼすことなく、この処理を実行する任意のプラグインに簡単に追加できます。弊社で特に対応の必要性を認識しているバグは、リンク挿入とオートコンプリート、およびメンションのオートコンプリートに関するものです。これらはまったく機能しないため、この方法によって、プラグイン エディタが影響を受けているかを簡単に確認できます。最終的な 6.7 リリースの前にこの実行を不要にできるかどうかの保証はありません。そのため、プラグインが引き続き動作するよう、エディタを読み込む際には editor-v3 も読み込むことを強くおすすめします。atlassian-plugin.xml
の <context>editor</context>
にリソースを追加するだけの場合、プラグインには影響しません。ただし、他の問題が発生する可能性があります。
プラグインに問題が発生した場合は、EAP フィードバック チケットでご連絡ください。適切な対応を取り、解決できるようサポートさせていただきます。
アトラシアンでは、プロセス全体を通じて最新情報を提供し、最終的なアップグレード リリースの前に必要となる可能性のある API の変更について、追加の情報を提供します。また、プラグインでエディタのアップグレードをテストできるよう、追加の EAP マイルストーンも提供する予定です。