Confluence 6.1 への準備
このドキュメントでは、既存のプラグインおよびアドオンに Confluence 6.1 との互換性があるかどうかを確認したい、Confluence 開発者向けの情報をご案内します。
リリース候補 - 3 月 9 日
最終リリースに近づきつつあります。このリリース候補には次の変更があります。
- Confluence Data Center 用の Synchrony スタンドアロンの起動時に渡す必要があるプロパティの数を削減しました。必須のものは同じですが、重要ではない値を持つ多数のプロパティを渡す必要がなくなりました。「Confluence Data Center のインストール」で更新された start Synchrony コマンドをご確認ください。
- 内部の Synchrony プロキシのバグ修正および改善。
AWS CloudFormation テンプレートをお試しください
テスト ドライブ用に新しい Confluence Data Center Cloud Formation テンプレートを使用したい場合、これは現在 Confluence 6.1.0-beta2 を使用しているため、本番環境のスピンアップへの使用は推奨されません。こちらを試したい場合はフィードバックをお寄せください。テンプレートは共有ホーム ディレクトリに EFS を使用するので、EFS を提供する AWS リージョンを使用する必要があります。また、2 つ以上のサブネットと 1 つの EC2キー ペアがセットアップ済みの VPC も必要となります。
CloudFormation テンプレートを使用して Confluence Data Center をデプロイするには、次の手順を実行します。
- AWS コンソールで新しいスタックを作成します。
以下の Confluence Data Center CloudFormation テンプレートへの Amazon S3 リンクを使用します。
https://s3.amazonaws.com/quickstart-reference/atlassian/confluence/latest/templates/ConfluenceDataCenter.template
- 以下の詳細を入力します。
スタック名
- Confluence バージョン
- マスター パスワード
- データベース パスワード
- お使いの VPC
- 2 つの外部および内部サブネット (VPC 内で異なるアベイラビリティ ゾーン内にある必要があります)。
- EC2 キー ペア
- 現時点では、ノードの最小数と最大数を既定のままにしておきます。これらは後で追加します。
作成プロセスが完了したら、[出力] セクションから URL を取得し、Confluence セットアップ ウィザードを完了します。
一部の手順は、自動的に完了します (データベースの設定およびクラスタリングの手順を含む)。> [一般設定] > [クラスタリング] へ移動し、1 つのクラスタ ノードが表示されることを確認します。
AWS コンソールで [スタックの更新] を選択し、Confluence クラスタ ノードの最小数と最大数を 2 に増やします。この時点では、Synchrony ノードは 0 のままにしておきます。
Confluence で > [一般設定] > [クラスタリング] に移動し、2 つのクラスタ ノードがあることを確認します。
Confluence が新しいノードを検出して接続するには、1 ~ 2 分かかることがあります。AWS コンソールで [スタックの更新] を選択し、Synchrony クラスタ ノードの最小数と最大数を 2 に増やします。
Confluence で > [一般設定] > [共同編集] に移動し、共同編集モードを [オン] に変更します。
Synchrony のステータスが [実行中] になるのを待ちます。これには数分かかることがあります。
完了です。これで、ページの編集を開始できます。
また、クイックスタートを Confluence 6.1 で利用できるようにすることを予定しています。これは VPC を自動的に作成するため、ユーザーはキー ペアを用意するだけで済みます。
詳細については、「アトラシアン Confluence Data Center クイック スタートガイド」 (PDF) と EAP ドキュメントの「Confluence Data Center を AWS で実行する」ご覧ください。
ご質問やフィードバックがある場合は、課題を起票してお知らせください。
ベータ 2 - 2 月 17 日
- Confluence コンテキスト パスの有無にかかわらず内部 Synchrony プロキシを利用可能にするよう、いくつかの変更を加えました。つまり、/synchrony-proxy を、リバース プロキシ設定に追加する必要がなくなりました。この改善には、setenv.bat / setenv.sh および server.xml ファイルへの変更が含まれているため、これらのファイルにカスタマイズを加えている場合は、アップグレード後にカスタマイズ部分を追加し直す必要があります (ファイルそのものを上書きしないでください)。
- Confluence 6.0 で実験的に導入していた XML HTTP Request (XHR) フォールバックがデフォルトで有効になりました。XHR フォールバックは、ユーザーが WebSocket 経由で Confluence に接続できない場合に使用されます。
- Data Center で Synchrony を実行するには、Confluence 6.1 で開始するためのいくつかの追加プロパティが必要です。これらのプロパティは Server ディストリビューションには影響しないことにご注意ください。アトラシアンでは、これらのプロパティを最終リリースに含めないように修正中です。Data Center でベータを試す際に Synchrony を起動するための最新のコマンドのついては、このページをご参照ください。
完全なベータ版リリース ノートを参照してください。
マイルストーン 19 - 2 月 9 日
すべての非システム アドオンを無効にするか、アドオン キーを指定することで選択したアドオンを無効にして、Confluence を開始できるようになりました。これは、Confluence が起動しない場合のトラブルシューティングに役立ちます。
- SAML for Atlassian Data Center アドオンをバンドルするようになりました。これにより、Confluence Data Center を SAML 2.0 ID プロバイダーに接続して、認証やシングル サインオンを行うことができます。
- アトラシアンでは、AWS と連携し、Confluence Data Center 6.1 用クイック スタートを作成しました。クイック スタートを活用することで、AWS で実行される Data Center クラスタ (データベースとロード バランサーを含む) を数分で作成できます。次の図は、アーキテクチャを示しています。
詳細情報と AWS クイック スタート ガイドは、後日提供予定です。 - Embedded Crowd (ユーザー管理) を 2.3 にアップグレード
マイルストーン 15 - 1 月 30 日
- このマイルストーンには特筆すべき変更はありません。
マイルストーン 14 - 1 月 24 日
- 中国語 (簡体字) 言語パックのバンドルを開始しました。
- Atlassian Team Playbook を使用してチームをサポートする一連の新しいブループリント。
- Atlassian Plugin Framework を 4.4.3 にアップグレード
- 共有アクセス レイヤー (SAL) を 3.0.8 にアップグレード