Confluence 6.6 への準備
このドキュメントでは、既存のプラグインおよびアドオンに Confluence 6.6 との互換性があるかどうかを確認したい、Confluence 開発者向けの情報をご案内します。
リリース候補 - 12 月 7 日
このリリースには、小規模な機能改善とバグ修正が含まれています。
エディタ コンテキストの変更についての最新情報
アドオンでカスタム エディタ エクスペリエンスを読み込んでいるユーザーの場合、以下のマイルストーン 10 で説明したように、6.6.0-rc1 および最終バージョンでは editor-v3 を含める必要はありません。つまり、6.6 では、アドオンは引き続き同じように機能します。ただし、マイルストーン 10 で説明した手順は、今後の 6.7EAP にも引き続き適用されます。
さらに、Webresource の問題を解決しました。6.6.0-rc1、最終バージョン、並びに今後すべての EAP では、一括モードでの実行についての要件はありません。
ベータ 1 - 11 月 28 日
ユーザー メンションの改善で、まだいくつかの作業が必要です。このため、この機能は Confluence 6.6 ではダーク機能にし、今後の Confluence で提供することを決定しました。
このベータ版のすべての機能および変更点の完全な詳細については、Confluence 6.6.0 ベータ リリース ノートを参照してください。
マイルストーン 22 - 11 月 20 日
このマイルストーンには大きな変更はありません。
マイルストーン 18 - 11 月 13 日
パフォーマンスとユーザー メンションの外観を大幅に改善しました。このマイルストーンでは、変更は引き続きダークになりますが、<confluence-url>/users/darkfeatures.action
に移動し、smart.mentions
ダーク機能フラグを追加して試すことができます。
マイルストーン 10 - 11 月 6 日
これは Confluence 6.6 用の最初の公開マイルストーンです。Confluence 6.6 のリリースまで、毎週マイルストーンをリリースする予定です。まだ変更は少ないですが、ぜひこのページをご確認ください。
エディタの変更
現在アトラシアンでは、Confluence エディタの TinyMCE 3 から TinyMCE 4 へのアップグレードを進めており、これを Confluence 7.0 までに提供することを目標としています。この作業は現在進行中ですが、今後の Confluence 6.x リリースに影響しないよう、これらの変更は後方互換性のある方法で行う予定です。現在対応中ですが、プラグインでは、変更に関する何らかの問題が発生する可能性があります。
現在、エディタ コンテキストに関連して確認済みの問題が 1 つあり、Confluence 6.6 をリリースする前に解決する方法を探しています。
TinyMCE 4 へのアップグレードに備えて、エディター コンテキストを内部で 3 つの別々のコンテキストに分割しています。"editor" は引き続き、プラグイン開発者としてリソースを提供するための公式コンテキストとなります。また、移行の間、TinyMCE 3 または TinyMCE 4 がアクティブかどうかに応じて、内部的に "editor-v3" または "editor-v4" コンテキストのいずれかが条件的に読み込まれます。TinyMCE 4 の告知までは、TinyMCE 3 が引き続き最新のエディターになります。つまり、現在 "editor" コンテキストで読み込まれているコードは、引き続き 6.6 で正常に動作します。ただし、プラグインがカスタム エディター エクスペリエンスのために独自に "editor" コンテキストを読み込んでいる場合、"editor-v3" によって読み込まれたリソースは、使用されている atlassian-plugin.xml リソースがそれらのリソースで明示的に依存関係を宣言している場合を除き、読み込まれない可能性があります。アトラシアンでは、最終的なエディター アップグレード リリースにつながるリリースで、"editor" が要求されたときに自動的に "editor-v3" を読み込むことでこれを軽減することを検討していますが、これによってすべての事例に自動的に対応可能かどうかは保証されません。
プラグインが現在 "editor" コンテキストを要求している場合、"editor" コンテキストの前に "editor-v3" コンテキストを要求することで、プラグインが正常に動作し続けるかどうかを確認できます (順序が重要です)。これは下位互換性を持つ変更で、以前の Confluence バージョンに悪影響を及ぼすことなく、この処理を実行する任意のプラグインに簡単に追加できます。アトラシアンでは、最終の 6.6 リリースの前にこれを行う必要性をなくすことを計画しています。ご利用のプラグインが期待どおりに動作しない場合、EAP フィードバック チケットでお知らせください。
弊社で特に対応の必要性を認識しているバグは、リンク挿入とオートコンプリート、およびメンションのオートコンプリートに関するものです。これにより、プラグイン エディターが影響を受けているかどうかを簡単に確認できます。
さらに、現在、Atlassian Web Resource Manager には重大なバグがあり、バッチ処理されていないリソース モードで Confluence を実行することができなくなっています。アトラシアンでは、テストの準備が整い次第、ダーク機能のメカニズムを介して早期にテストを提供できるよう、読み込むエディターのバージョンを判断するダーク機能条件を利用しています。この条件はバッチ処理されていないモードでは無視されるため、両方のバージョンのエディターが読み込まれてしまいます。これにより、多数の問題が発生する可能性があります。このバグが解決されるまでは、Confluence をバッチ処理モードで実行する必要があります。次のプロパティを渡すことで、Confluence バッチ処理モードで実行できます。
-Dconfluence.context.batching.disable=false
-Dplugin.webresource.batching.off=false
最終的な 6.6 リリースの前にこの問題を解決する予定です。
アトラシアンでは、プロセス全体を通じて最新情報を提供し、最終的なアップグレード リリースの前に必要となる可能性のある API の変更について、追加の情報を提供します。また、プラグインでエディタのアップグレードをテストできるよう、追加の EAP マイルストーンも提供する予定です。