Confluence 5.10.0-m03 リリースノート
Development releases are not production ready. Development releases are snapshots of the ongoing Confluence development process. While we try to keep these releases stable, they have not undergone the same degree of testing as a full release, and could contain features that are incomplete or may change or be removed before the next full release.
No upgrade path. Because development releases represent work in progress, we cannot provide a supported upgrade path between development releases, or from any development release to a final release. You may not be able to migrate any data you store in a Confluence development release to a future Confluence release.
Atlassian does not provide support for development releases.
このリリースのハイライト
管理者向けの監査ログ
最新の監査ログを使用することにより、管理者はグローバル設定、権限、ユーザー、グループなどに生じた変化を見直すことができます。問題のトラブルシューティングをしたり、グローバル権限の変更など重要なイベントの記録を保持したりする必要がある場合に便利です。
より詳細にログを調査したい場合や、長期的に記録を保持する必要がある場合、CSV 形式にログをエクスポートすることもできます。
スペース ウォッチャーの追加と削除
スペース管理者は、スペース ウォッチャーを追加/削除できるようになりました。以前は、スペース管理者が管理できるのは個々のページのウォッチャーだけで、スペース全体のウォッチャーは管理できませんでした。
サイドバーへのページツリー収納
Confluence 5.9 では、既定のテーマを使用するスペースであれば、スペースの管理者がサイドバーやヘッダー、フッターにカスタム コンテンツを追加できるようにしました。今回のリリースでは、スペース管理者が組み込みのページツリーも非表示化できるようにして、さらに制御の自由度を高めました。既定のテーマを使って、100%カスタムの夢のサイドバーを作成してください。
ドキュメンテーション テーマは Confluence Cloud からすでに削除されていて、Confluence 6.0 で利用できなくなるため、ぜひ今回の変更点をご活用ください。
新しいアメリカ英語の言語パック
公式のアメリカ英語の言語パックが利用可能になりました。サイトをアメリカ英語に切り替えるには、[一般設定] > [言語] の順に移動します。
オーディオ ファイルとビデオ ファイルの改善
The Multimedia macro now uses the HTML5 <video>
and <audio>
tags that are supported by modern browsers. This means that your browser will decide what player controls – like play/pause and full screen – appear with your media.
ファイルのプレビューで MP4 動画と MP3 音声ファイルも再生できるようになりました(ブラウザがこれらのファイルの再生をサポートしている場合)。
キーボード ショートカットの変更
エディターでのキーボード ショートカットのバインド方法にいくつかの変更を加えました。
- Mac ユーザーはエディターで一部のキーボード ショートカットについて、Control と Command を入れ替えて使用することができなくなりました。今後はすべて ⌘ となります。
- Mac ユーザーは Control-E を使用して、エディターの行の終わりにジャンプすることができるようになりました。
- Safari ユーザーは Command-Control-0 から 9 までを使用して見出しスタイルを変更できるようになりました。
お気に入りページは「保存して後で確認」に
お気に入りページ機能の名前を「後で読む」に変更しました。これは名前の変更に過ぎず、この機能の基本的な動作には変更がありません。
プラグインの XSS 保護
プラグイン向けの XSS 対策モードをオフにできなくなったため、[セキュリティ設定] 画面からオプションが削除されました。Confluence 3 以降、初期設定で XSS 対策モードが有効になっています。プラグイン向けの XSS 対策モードを以前オフにした場合は、Confluence 5.10 にアップグレードすると自動でオンになります。
データベース接続プールと HTTP スレッドの設定に関する変更
データベース接続プールの推奨サイズと HTTP スレッドの最大数にいくつかの変更を加えました。これらの変更は、特に高負荷な状態で Confluence の安定性を維持する際に役立ちます。
新しいインスタンスのデフォルト値は次のとおりです。
現在値 | 推奨値 | |
---|---|---|
最大データベース接続数 | 30 | 60 |
最小データベース接続数 | 0 | 20 |
最大 HTTP スレッド数 | 200 | 48 |
アップグレード中、最大 HTTP スレッド数は 200 から 48 に減少します。現在のデータベース接続プールの設定は変更されませんが、データベース接続プールの設定をデフォルトに合わせて調整することをお勧めします。
インフラストラクチャの変更
「Confluence 5.10 の準備」に移動して、プラグイン開発者に影響を与える変更についてご確認ください。
サポート対象プラットフォームの変更
このリリースでは、PostgreSQL 9.4 と 9.5 のサポートを追加しました。
サポート終了のお知らせ
以前の発表でお知らせしたように、Confluence 6.0 のドキュメント用テーマを削除する予定です。
ドキュメンテーション テーマは Confluence 5.10 でも引き続き利用できますが、Confluence 6.0 に容易に移行できるように、既定のテーマを今すぐ試してみることをお勧めします。