Jira Software 8.10.x リリース ノート
2020 年 6 月 23 日
Jira Software 8.10 がリリースされました!
ハイライト
新しいバージョンの試用をご検討中の場合、ソフトウェア メンテナンスを更新済みであることをご確認ください。いますぐ更新
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項」
アトラシアン社員による、このリリースの Jira ヒント
サイトに合わせたアップグレード パスをお探しですか? アトラシアンのアップグレード前の計画ツールをご確認ください。詳細情報
メール サーバーで OAuth 2.0 を利用
SERVER DATA CENTER
Google と Microsoft では基本認証の無効化を予定しています。アトラシアンでは、お客様が引き続きメールを使用して Jira にコメントを追加したり課題を作成したりできるようにしたいと考えています。このリリースでは OAuth 2.0 のサポートを追加しました。Gmail または Microsoft Exchange Online で、パスワードの代わりの認証メソッドとしてご利用いただけます。
OAuth 連携を作成し、受信メール サーバーを更新したら、完了です。メール サーバーとのシームレスな接続は製品が実現します。詳細情報
ユーザーの匿名化 (GDPR) の改善
SERVER DATA CENTER
Jira 8.7 で、GDPR に準拠するために使用できる、ユーザーの匿名化機能を導入しました。この初期機能にはいくつかの制限事項があり、新しいバージョンでこれらの修正に取り組んできました。このリリースでは匿名化の範囲を次の項目を含めるように拡大しました。
課題コレクターの報告者と作成者
課題履歴の氏名 (担当者、報告者、シングルおよびマルチ ユーザー ピッカー フィールド)
- 削除済みのユーザーを匿名化する機能
すでにユーザーを匿名化済みの場合、それらのユーザーを再度匿名化できます。これにより、新しくサポートされる項目の匿名化を行い、GDPR に準拠してユーザーを削除できます。詳細情報
カスタム フィールドへのインサイトを追加
DATA CENTER
Jira のインデックス作成のパフォーマンスに影響を与えているカスタム フィールドを特定できるようになりました。この情報に簡単にアクセスできるためになったため、ログを細かく調査する必要はありません。新しく作成した、カスタム フィールドのインデックス ページで、インデックスに時間がかかる上位 10 個のフィールドを確認し、インスタンスを分析してアクションを行えます。カスタム フィールドは大規模環境で問題をおよぼす場合があるため、これはエンタープライズ環境で特に便利な機能です。
情報を確認するには、 [Jira 管理] > [システム] > [クラスタリング] > [アクション] > [カスタム フィールドのインデックス化] に移動します。詳細情報
反応のないノードを自動的に削除
DATA CENTER
クラスタ メンテナンスのための自動化機能を導入しました。オフラインのノードをクラスタから手動で削除したり、ハートビートがないノードをオフラインに移動したりする必要はなくなりました。ノードのハートビートがない状態が 2 日間報告されると、そのノードは自動的にオフラインに移動されます。オフラインの状態が引き続き 2 日間続くと、それはクラスタから自動的に削除されます。
また、クラスタで発生している出来事の完全な概要を、高度な監査ログで確認できます。これにより、ノードがオフラインになったり、クラスタから削除されたりした場合に、そのことをすぐに確認できます。詳細情報
最適化されたカスタム フィールド
DATA CENTER
大量のカスタム フィールドがあると、Jira のパフォーマンスやインデックス作成時間に悪影響を及ぼす可能性があります。この影響を最小化するために、フィールド インデックスの機能が呼ばれる数を減らす、新しい最適化機能を導入します。
特定の課題で値が存在しないときに、カスタム フィールドの並べ替えマーカーを保持することを廃止しました。また、すべてのインデックス機能は、特定の課題でカスタム フィールドの値が存在し、そのカスタム フィールドが表示されていて、その課題にスコープが割り当てられている場合にのみ実行されます。 詳細情報