Jira Software 8.6.x リリース ノート
2019 年 12 月 17 日
Jira Software 8.6 がリリースされました!
ハイライト
新しいバージョンの試用をご検討中の場合、ソフトウェア メンテナンスを更新済みであることをご確認ください。いますぐ更新
互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。
Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項」
アトラシアン社員による、このリリースの Jira ヒント
1,000 件を超える課題を簡単にアーカイブできる方法があることをご存知ですか? これは、ご利用の Data Center インスタンスの規模が大きく、古い課題をアーカイブするために裂ける時間が限られている場合に非常に便利です。もっと読む...
アップグレード時にファイルへの変更を Jira でコピー
アトラシアンでは、アップグレード時の手間の軽減に取り組んでいます。このリリースでは、カスタマイズを保持するためにアップグレード後にファイルをコピーする必要がなくなりました。Jira が 古いバージョンで変更されたファイルを検出し、それを新しいインスタンスにコピーします。管理者はこの時間を利用して製品の新しい機能を確認できます。詳細についてはアップグレード ガイドをご参照ください。
新しい JVM コード キャッシュ チェック
この新しいチェックは、推奨された JVM 構成がコード キャッシュのメモリに使用されているかどうかを確認します。コード キャッシュのメモリが不適当である場合、パフォーマンスに影響がおよぶ可能性があります。ATST アプリを手動で 1.30.0 にアップグレードしたお客様はこのチェックをすでに利用可能です。これは自動的に実行されます。詳細情報
Replying to Jira notifications in Outlook is now way easier
In response to many requests, we have found a solution for customers who want to enable their users to reply to Jira notifications and leave comments in tickets using Outlook. In the wake of the changes, we have decided to deprecate two email handlers ( ”Add a comment from the non-quoted email body” and ”Create a new issue or add a comment to an existing issue”). For more information on how to set up replying to Jira notifications in Outlook, see Jira KB.
次のように更新します。
Since making this statement, we've received important feedback and decided to revert the deprecation. Learn more
ユーザーおよびロールの改善
プロジェクト設定のユーザーおよびロールのページを改善しました。これにより、プロジェクト管理者はプロジェクトに簡単にユーザーを追加し、必要なロールを素早く付与できます。
ユーザーへのロールの割り当ては頻繁に使用する機能です。ユーザーを検索し、ドロップダウン メニューからロールを参照および選択し、わかりやすい列を備えた一覧ですべてのユーザーを確認できます。これは [プロジェクト設定] > [ユーザーとロール] で確認できます。
Jira で PostgreSQL 10 を使用
サポート対象データベースに PostgreSQL 10 を追加しました。詳細情報
いくつかの古いプラットフォームの廃止予定
アトラシアンでは新しいデータベースの追加を受け、注力対象をそれらに切り替え、古いプラットフォームのサポートを廃止することを予定しています。廃止予定のプラットフォームの一覧は次のとおりです。
SQL Server 2012
PostgreSQL 9.4
Solaris
Oracle 12c R1
PostgreSQL 9.5
MySQL 5.6
SQL Server 2014
これらのサポートを Jira 8.8 で終了します。ただし、MySQL 5.6 および SQL Server 2014 のサポートは Jira 8.11 まで提供することを予定しています。詳細情報
プレフィックスおよびサフィックスの検索
課題の正確な情報を思い出せない場合も安心です。Jira 8.0 ではプレフィックス検索が有効化されました。
text ~ "work*"
今回のリリースではサフィックス検索を追加しました。これにより、必要な情報を正確に思い出せない場合も、それをすぐに見つけることができます。
text ~ "*box"
ドロップダウン メニューのアクセス性を改善
課題ビューの [その他] メニューと、バックログで右クリックを使用したときに表示されるコンテキスト メニューをユーザー フレンドリーにするため、一覧のすべての項目を確認できるスクロール機能を追加しました。
プロジェクト作成用の Jira REST API に構成可能なスキーム パラメータを追加
特定のワークフロー スキームを使用するプロジェクトの作成を完全に自動化できるようになりました。Jira REST API を拡張し、新しいエンドポイントと新しいパラメータを追加しました。
POST
/rest/api/2/project
と新しい任意のworkflowSchemeId
フィールドを使用して、プロジェクトを作成してワークフロー スキームを割り当てることができますGET
/rest/api/2/project/{projectKeyOrId}/workflowscheme
を使用して、プロジェクトに構成されたワークフロー スキームの情報を取得できます
Burnup charts in Jira Software Server
Keep teams on track with a visual representation of a sprint's scope and identify problems such as scope creep or a deviation from the planned project path. So far available in Jira Cloud offering, now burnup charts are also available in Server.
チームのバーンアップ チャートはほかのレポートと同様に [レポート] セクションで確認できます。
詳細なスプリント権限
スプリントに関連するすべての作業を許可する既存のスプリントの管理権限に加え、日付または期間が設定済みのスプリントの開始および終了を許可するスプリントの開始 / 終了権限と、スプリントの名前と目標の編集と許可するスプリントの編集権限を追加しています。これにより、権限をより詳細に構成し、特定のユーザーにタスクを割り当てることができます。
レート制限によるシステムの保護 DATA CENTER
レートの制限が行われていない場合、自動化された連携やスクリプトが Jira インスタンスに大量のリクエストを送り、パフォーマンスの低下やダウンタイムにつながるおそれがあります。これによって、問題を解決するために呼び出され、ログを確認して問題を特定し、再発防止策を講じる、当直の管理者にとって本来不必要な作業が発生します。
レート制限を行うことで Jira インスタンスの 自己保護を実現できます。 管理者は、自動化機能やスクリプトが作成できる REST API リクエストの数や作成頻度を制御し、パフォーマンスとチームの生産性を向上させることができます。詳細情報
New information in the audit log DATA CENTER
管理者はインスタンスで発生している出来事のインサイトをさらに確認できます。追跡および管理可能な一連の情報の完全な取得に役立つ重要な情報をいくつか追加しました。
次の項目を新しく利用できます。
- ダーク機能の有効化 / 無効化
- Jira サービスの削除
- プロジェクト ロールの作成
- JMX 監視の有効化 / 無効化
クラスターの監視 DATA CENTER
Confluence および Crowd に同梱済みの Atlassian Cluster Monitoring プラグインの機能を拡張し、Jira クラスタも関しできるようにしました。
これにより、データセンター ノードを管理するためにさらに多くのツールを活用できます。クラスタリングされたすべてのノードが個別のページに表示され、ノードのアップタイム (前回の起動以降)、ID、負荷、およびメモリの情報を確認できます。この一覧はアクティブなノードのみを表示されるため、ダウンしているノードは表示されません。このページで確認できる情報を使用して、クラスタに追加したばかりのノードが適切に構成されているかどうかを確認することもできます。
このページは Jira システム管理者が利用できます。
クラスタ情報を確認するには、[Jira 管理] > [システム クラスタリング] に移動します。さらに詳細にランタイムとシステム情報を確認するには、特定のノードで [もっと見る] をクリックします。