Jira Software 9.6.x アップグレード ノート

Jira Software リリース ノート

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ここでは、Jira Software 9.6.x へのアップグレードに関する重要な注意事項について説明します。

8.x から 9.x へのアップグレードでは Jira の完全な再インデックスがトリガーされるため、プロセス中にダウンタイムが発生します。現在 8.x をご利用の場合、ダウンタイムを予測したうえでアップグレードに最適な時間枠を選ぶようにしてください。

完全な再インデックスやダウンタイムの予測方法の詳細の確認

 アップグレード ノート

Crowd のメンバーシップ変更を Crowd ディレクトリの完全同期やインクリメンタル同期中にバッチ化

Crowd メンバーシップ変更のパフォーマンスを改善するために、ディレクトリの完全同期/インクリメンタル同期中に変更を一括処理するようになりました。また、機能の効率性を高めるため、DirectoryManager のルックアップ リクエストがキャッシュされるようになっています。

サポート内容

ディレクトリの完全同期やインクリメンタル同期中に次の処理がサポートされます。

  • グループへのネスト グループ メンバーシップの一括追加
  • グループからのネスト グループ メンバーシップの一括削除
  • グループからのユーザー メンバーシップの一括削除

Cache App API の廃止

Cache App API エンドポイントを廃止し、com.atlassian.jira.cacheResource.enabled ダーク機能フラグの背後に設定しました。これは必要に応じて有効化できます。このエンドポイントは今後のリリースで永続的に取り除かれます。

Cache App API はすべてのキャッシュをフラッシュするための利用は想定されておらず、本番環境で利用するには安全ではないと判断しました。

完全なシャットダウンを防ぐためにこの API エンドポイントを利用している場合があるかもしれません。ただし、このエンドポイントが Data Center で持つ影響も完全なシャットダウンに等しいものである可能性があります。さらに、基盤となっている問題が修正される保証もありません。

今後はキャッシュをフラッシュする際には完全な再起動を行うことを推奨します。Data Center 版では一度すべてのノードをシャットダウンし、その後それらを再起動します。

  サポート終了のお知らせ

このリリースにはサポート終了のお知らせは含まれません。サポート対象プラットフォームの一覧については「サポート対象プラットフォーム」をご確認ください。

 アプリ開発者向けの情報

アプリに関するすべての重要な変更については、「Jira 9.6 への準備」を参照してください。

 アップグレード手順

Jira バージョン 9.x.x からアップグレードする場合 

  • 利用可能なすべてのアップグレード方法およびアップグレード前の手順を含む完全なアップグレード手順について、「Jira アプリケーションのアップグレード」をご参照ください。

  • ご自身の環境に合わせたアップグレードをご検討の場合、[Jira 管理] > [アプリケーション] > [アップグレードを計画] をご確認ください。アップグレード先のバージョンの提案やアップグレード前のチェックの実行が行われ、詳細な手順を含むカスタムのアップグレード ガイドが提供されます。
最終更新日 2024 年 6 月 26 日

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