Jira Software 7.1.x リリース ノート

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この度、JIRA Software Server 7.1.0 のリリースの発表に至りましたことを光栄に思います。このソフトウェアチーム専用に設計されたアプリケーションがさらに向上しました。

2015 年 10 月の発売以来、弊社では JIRA Software のユーザーエクスペリエンスを高めることに加えて、新機能の導入や様々な改善に特に力を注いできました。非常にリクエストが多かったスプリント管理権限および並行スプリント機能から、スプリントの再オープン機能、課題カードの印刷未完了の課題のターゲットの選択および課題フラグへのコメントの追加に至るまで、まったく新しいレベルの JIRA Software を実現しています。

チームにとって連携が非常に重要であるため、これまで以上に連携ツールを増やしました。ボードへのWeb フックの追加、Bitbucket Server でのスマートコミットの使用、および診断を通じてアプリケーションリンクのトラブルシューティングが可能になりました。

JIRA Software での全体的なユーザーエクスペリエンスを高めることに重点を置いて取り組んできた結果として、プロジェクトの課題ビューの改善、ボードの作成すべてのボードの表示をより簡単にするためのインターフェイスの整理、アジャイルレポートでより正確な結果を得るためのレポート計算でのいつくかの修正を行いました。これらに加えて、JIRA Software 管理を簡素化するJIRA 管理の変更も行いました。

現在、単なるコードの出荷を超えた体験をチームに提供するために、いくつかの強力な機能の開発に取り組んでいます。今後のリリースにご期待ください。


Jason Wong、

JIRA Software 製品開発責任者

On this page:

These release notes are for JIRA Software Server. If you are using JIRA Software Cloud, you can read about the latest changes on the Atlassian Cloud release notes blog.

v7.1.0 - 2016 年 2 月 11 日

The Atlassian JIRA Software team is proud to announce the release of JIRA Software 7.1.0.

このリリースには、ソフトウェアチーム専用の体験を提供することを重視した主要な更新と修正が含まれています。アクティブな JIRA Software メンテナンスをお持ちのすべてのお客様の場合、JIRA または JIRA+JIRA Agile から JIRA Software へのアップグレードは無料です。

既知のバグ

このリリースに影響を及ぼす JIRA プラットフォーム 7.1 のバグを特定しました。このバージョンをインストールするか、このバージョンにアップグレードし、アドオンページからアドオンのインストールまたは更新を実行しようとすると、JIRA はエラーを報告します。アドオンが正しくインストールされたら、JIRA を再起動して通常の操作を再開する必要があります。これによりバグは発生しなくなるはずです。JIRA の停止および再起動の方法に関する情報は、該当するオペレーティングシステムのインストールガイドを参照してください。

スプリント管理権限

GHS-5035 に取り組む中で、JIRA Software に新しいプロジェクト権限を追加しました。'スプリントの管理' 権限です。この新しい権限は、次のスプリン関連のアクションで、'プロジェクトの管理' 権限の代わりに使用されます。

  • スプリントの作成
  • スプリントの開始
  • スプリントの完了
  • スプリントのレポート


  • 以降のスプリントの並び替え
  • 以降のスプリントの削除
  • スプリント情報 (スプリント名および日付) の編集
  • スプリント フッターの移動

スプリントへの課題の追加とスプリントからの課題の削除には、ユーザーは'課題スケジュール作成' 権限および'課題編集' 権限が必要であることに注意してください。

JIRA 管理者は権限スキームページでユーザーを追加することで、ユーザーに'スプリントの管理' 権限を付与できます。


ラボ外での並行スプリントの利用

並行スプリントは、JIRA Software の単なるラボ機能ではなくなりました。同じバックログから作業している2つのチームがある場合、新しい JIRA Software 設定ページで並行スプリントを有効化できるようになりました。


スプリントのレポート

誤って、またはその他の理由で時期尚早にクローズしたスプリントの再オープンができるようになりました。再オープンしたいスプリントのスプリントレポートで、単にスプリントの再オープンをクリックするだけ実行できます。


課題カードを印刷する

作業の計画中であろうと、スクラムボードやカンバンボード上の課題を処理中であろうと、課題カードを印刷できるようになりました。印刷済みのカードを物理ボード上で使用できます。このカードは、JIRA Software のボードの複製にもなります。

1つの課題カードのみ、複数のカード、またはすべてのカードでも、小、中、大のサイズで印刷できます。


アジャイルボードの Web フック

JIRA Software で Web フック用にボード関連イベントを登録できるようになりました。これにより、JIRA Software はボードの作成、更新、削除、またはボード設定の変更時に必ずアドオンまたは Web アプリケーションに通知します。Web フックの作成または更新時に必要なイベントを選択するだけです。


プロジェクトの課題ビュー

JIRA Software の新しい「プロジェクトの課題ビュー」では、プロジェクトの課題ナビゲーター内から課題の拡大表示が可能です。

Just navigate to Issues in the project sidebar, open an issue, and click the  icon or an issue link in an issue...


対象の課題が次のように表示されます。


この新しいビューは通常の課題ビューとまったく同じように機能します (キーボードショートカット、ページネーション、インライン編集など) が、プロジェクトサイドバーを失うことなく、より広範なスペースを使用できます。


JIRA 管理者向けの変更

JIRA Software インスタンスを管理する場合、JIRA 7.1.x プラットフォームのリリースノートを必ず確認してください。JIRA 管理に多くの新機能と改善を取り入れましたが、これらはすべて JIRA Software 7.1.0 に影響を及ぼします。 


機能の改善点

当然のことながら、これがこのリリースで行ったすべてのことではありません。ソフトウェアチームのシームレスな体験を実現するために、既存の JIRA Software 機能の強化にも重点的に取り組みました。


スプリントレポートおよびベロシティ チャートの変更

上述したように、スプリントレポートおよびベロシティチャートの計算にいくつかの変更を加えました。これらの変更により、次のような要因次第で値が報告される方法に不一致が生じるという問題が修正されています。

  • スプリントが開始された後でスプリントに持ち込まれた見積済みのカード
  • 後になってスプリントに持ち込まれた見積のないカードで、その後に見積もられたカード 
  • スプリント中に再見積された課題

修正により、チームがスプリントで完了するすべての作業がこれらの重要なパフォーマンスレポートで確実にカウントされます。ベロシティチャートは、現在では 各スプリントの完了済み列でこれらの因子を一貫して報告するようになりましたスプリントレポートは、各項目の最初の値と更新済みの値を表示するようになり、完了済み合計は正確に計算されます。

この修正は、すべてのレポートに遡及適用されます。


アプリケーションリンク プラグインに新しい診断機能を直接組み込んだことにより、別のプラグインをインストールしたり、維持したりすることなく、すぐに利用できるようになりました。

統合の状態をすぐに表示でき、機能停止したものがあると、集中的に診断を実行します。

アプリケーションリンクの診断について詳細を読む。


Bitbucket Server のスマートコミット

JIRA Software は、Bitbucket Server のスマートコミットをサポートするようになりました。スマートコミットを使用して Bitbucket Server から JIRA Software の課題を処理できます。

スマートコミットを使用して特定のコマンドを Bitbucket Server コミットメッセージに埋め込むことで、次のことが可能になります。

  • 課題にコメントする
  • 課題の 時間管理情報を記録する
  • JIRA Software プロジェクトのワークフローに定義されているいずれかのステータスに課題をトランジションする

スマートコミットの使用について詳細を読む。


その他に既存の JIRA Software 機能に追加した改善点は次のとおりです。

  • 課題でフラグを立てたり、解除するときにコメントを追加
  • スプリントが完了したときに未完了の課題の配置先を選択
  • ボードの表示と作成の高速化
各機能強化の詳細はこちらをクリックしてください。
  • 課題フラグコメント - 課題におけるフラグはこれらの課題が何らかの理由で重要であることを示しています。JIRA Software ではさらに一歩進んで、フラグと一緒にコメントを追加できるため、課題にフラグを立てた理由やフラグを解除した理由を追加できます。フラグの追加または削除に応じてコメントを追加すると、課題のコメントセクションにコメントが表示されます。

  • 未完了の課題の配置先の選択 - スプリントにおいて必要なすべての課題を完了することを目指しますが、何らかの理由で完了できない場合もあります。その場合、未完了の課題の移動先を選択できます。ユーザーが選択した今後のスプリントに移動したり、必要に応じてバッグログに戻したりすることができます。

  • ボードの表示および作成の改善 - インスタンス内の全ボードの表示方法を簡素化しました。以前は、最上部のナビゲーションバーからボード(ヘッダー内) > ボードの管理を選択すると、最近訪問したボードが表示されました。しかし、JIRA Software の使用を開始してからまったくボードを表示したことがない場合、空の '最近閲覧したボード' ページが表示されます。インスタンス内のボードを表示するには、すべてのボードをクリックする必要があります。この余分な手順を取り除き、最上部のナビゲーションバーを修正して、ボード (ヘッダー内) >ボードをすべて表示を単に選択するだけで、インスタンス内の全ボードを表示できるようにしました。

    これに関連して、ボードを効率的に作成する方法も改善しました。
    • 初めて JIRA Software を使用する場合、またはボード (ヘッダー内) >ボードをすべて表示からボードを作成する場合、ボード名は自動的にプロジェクトキーに基づいた名前になります。しかし、心配は無用です。'ボードの設定' 画面からボード名を変更できます。
    • 開発者向けの変更点 — JIRA Agile REST API を使用して JIRA Software のボードを操作している場合、REST API を介してボードを作成できるようになりました。 REST API ドキュメントの 'ボードの作成' 方法を確認してください。新しいボードを即座に作成できるようになります。

v7.1.1 - 2016 年 3 月 2 日

以下は、小規模な機能改善とバグ修正のリリースです。 

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v7.1.2 - 2016 年 3 月 16 日

以下は、小規模な機能改善とバグ修正のリリースです。 

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v7.1.4 - 2016 年 4 月 6 日

以下は、小規模な機能改善とバグ修正のリリースです。7.1.3 は公開リリースされませんでした。

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既知のバグ

We've identified a bug which affects this release. If you've installed or upgraded to this version, you may encounter problems if you're currently using the Road Map gadget in your dashboard. You won't be able to add the Road Map gadget to your dashboard as well. For more information, please refer to JSW-13503 - Getting issue details... STATUS .

v7.1.5 - 22 April 2016 - Canceled

This release has been canceled due to a bug that affects MySQL and Microsoft SQL Server databases. We are working on resolving this issue for our next release. For more information on the bug you can view JRA-60729 - Getting issue details... STATUS .

このバグは、Microsoft SQL Server および MySQL データベースを使用するお客様にのみ影響を与えます。これらのデータベースのいずれも使用していない場合は、このバグの影響を受けません。引き続きサポートが必要な場合は、https://support.atlassian.com/ja までお問い合わせください。

v7.1.6 - 2016 年 5 月 5 日

本リリースには、アトラシアンの分析機能に関する更新が含まれます。このアップデートに含まれるオプションにより、アトラシアンは Jira アプリケーションのエクスペリエンスに関するネット プロモーター スコア (NPS) 用の質問と簡単なアンケートをユーザーに提示できるようになります。本リリースの初回インストール時に分析機能の更新についての記述が表示され、管理者はこの機能を有効にするか無効にするかを決定できます。機能の有効化または無効化をあとから行う場合は、 > [システム] を選択し、サイドバーの [詳細] セクションの [分析] を選択します。収集されたフィードバックは、すべてのお客様のユーザー エクスペリエンスの向上のために使用します。

以下は、小規模な機能改善とバグ修正のリリースです。

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v7.1.7 - 2016 年 5 月 18 日

これは小規模なリリースで修正や機能は含まれていません。

v7.1.8 - 2016 年 6 月 20 日

以下は、小規模な機能改善とバグ修正のリリースです。 

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If you update JIRA Software 7.1.8 through the Application page in JIRA, you will only have access to the bugfixes listed above. If you upgrade your instance to JIRA Software 7.1.8 using the full installer, this will include the JIRA Core 7.1.8 update.

v7.1.9 - 2016 年 7月 6日

以下は、小規模な機能改善とバグ修正のリリースです。 

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If you update JIRA Software 7.1.9 through the Application page in JIRA, you will only have access to the bugfixes listed above. If you upgrade your instance to JIRA Software 7.1.9 using the full installer, this will include the JIRA Core 7.1.9 update.

v7.1.10 - 2016 年 9 月 16 日

このリリースには JIRA と HipChat のJIRA プラグインセキュリティアドバイザリ 2016 - 09 - 21にある重大なセキュリティ上の脆弱性に対する修正が含まれています。 

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最終更新日: 2019 年 1 月 4 日

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