Confluence 8.1 への準備
このドキュメントでは、既存のプラグインおよびアプリに Confluence 8.1 との互換性があるかどうかを確認したい、Confluence 開発者向けの情報をご案内します。
このページで、新しいマイルストーンの公開タイミング、およびその内容をご確認ください。ベータ版のリリース後、正式なリリース ノートを公開します。
最新のマイルストーン
2023 年 2 月 7 日 | 8.1.0-rc1 |
このマイルストーンで問題が見受けられた場合
Confluence EAP のヘッダーで [フィードバック] ボタンをクリックするか、課題を起票してお知らせください。
On this page:
予定されている変更
このセクションでは、導入予定の変更の概要について紹介します。アプリへの影響の検討にお役立てください。変更の実装が完了したら、そのタイミングと対象のマイルストーンをご案内します。
新しい絵文字セットの導入
ステータス: DONE
お客様は、Twemoji 14.0.2 セットに含まれる 3000 個を超える絵文字をすぐに利用して、Confluence でさらに魅力的なコンテンツを作成できるようになります。これには、Confluence 8.0 で導入された絵文字メニューを使用します。
Confluence で記号、絵文字、特殊文字を使用する方法をご確認ください。
まだ HipChat の絵文字を Confluence Server から Data Center に移行していない場合は、移行してください。
メール サーバー アプリの OAuth 2.0 サポート
ステータス: DONE
にアップデート
Microsoft Exchange または Office 365 を使用している場合、マイクロソフトが基本認証のサポートを終了するため、2022 年 12 月 31 日から、次の Confluence プラグインが機能しなくなりました。
- Confluence Mail Archiving (IMAP サポート)
- Confluence Email to Page (POP3 サポートのみ)
- Confluence Reply to Email (POP3 サポートのみ)
Confluence 8.1 では、OAuth 2.0 サポートがバンドルされたメール アプリまで拡張されます。
このサポートは、Confluence 7.17 以降 (Confluence 7.19 長期サポートリリースを含む) にバックポートされています。
添付ファイル データの新しいフォルダー構造への移行
ステータス: DONE
ページ移動に失敗すると添付ファイルが「消失」することがあります。このようなデータ消失を防ぐために、Confluence では、添付ファイルをファイル システムに保存する堅牢な方法が開発されました。
Confluence 8.1 の起動時に、添付ファイル データがバージョン 3 からこの新しい添付ファイル フォルダー構造 (バージョン 4) に移行されます。この自動移行タスクがバックグラウンドで実行されている間、Confluence は正常に動作するはずです。
バージョン 4 の添付ファイル ストレージ レイアウト形式と移行タスクに関する詳細は、「階層型ファイル システムによる添付ファイル ストレージ」をご確認ください。
添付ファイルに Amazon S3 オブジェクト ストレージを導入
ステータス: DONE
Confluence 8.0 で始まった添付ファイルのデータ ストレージ オプションの取り組みを継続して、Amazon S3 オブジェクト ストレージのサポートが間もなく開始できるようになります。
既存データを S3 オブジェクト ストレージに移行する複数のテストを追加で実施した後、このソリューションを利用できるようにする予定です。このストレージ オプションは Data Center をご利用のお客様のみが利用可能で、オンプレミス デプロイでは使用できないことにご注意ください。
ファイル システムに保存された添付ファイルを扱うベンダーが、AttachmentManager
で提供されている API 経由でこれらの添付ファイルにアクセスしていることをご確認ください。ファイルの場所が階層型ファイル システムの添付ファイル ストレージの Confluence 8.0 バージョンに基づいているとは限りません。
中断なしで大きなページ ツリーを移動する
ステータス: DONE
良いことには時間がかかります。Confluence で大きなページ ツリーを移動することも例外ではありません。3 分のマークで表示され、誤解を招く可能性のあったタイムアウト警告が削除されました。この警告は、ページ ツリーが実際に特定の時間経過後に移動した場合でも表示されていました。このバージョンからは、読み込み中を示すアイコンと、操作が開始されてから何秒経過したかを示すカウンターが表示され、ページ ツリーが移動されるまで実行されます。このバグ修正は Confluence 7.13 LTS と 7.19 LTS の両方にバックポートされます。
新しい製品内診断メトリック
ステータス: DONE
製品内診断 (IPD) 用のデータベース接続と HTTP 接続データを Java Management Extensions API (JMX) 監視とログ ファイル atlassian-confluence-ipd-monitoring.log
から確認できるようになりました。これらのメトリクスは、お客様とアトラシアン サポートが実行中の Confluence インスタンスでパフォーマンス上の問題の潜在的な原因を特定できるように、既定で有効になっています。
新しいメトリクスの詳細は、「JMX インターフェイスを使用したライブ モニタリング」でご確認ください。
Cloud 移行ログの導入
ステータス: DONE
お客様は、専用の移行ログ ファイル atlassian-confluence-migrations.log
を使用して、Confluence Cloud への移行に関する詳細をより簡単に確認できるようになりました。メインの atlassian.confluence.log
には変更を加えていません。このファイルには引き続き、これらの移行ログのコピーが記録されます。お客様がこの移行情報にアクセスしやすくなるように、この機能を 7.13.14 と 7.19.6 から Confluence の LTS バージョンにバックポートする予定です。
詳細は「Confluence ログを使用する」をご確認ください。
弱視のユーザーとキーボードのみを使用するユーザーのアクセシビリティを向上
ステータス: DONE
このリリースでは、スクリーン リーダーとキーボードのみを使用するユーザーのエクスペリエンスを改善するために、アクセシビリティの修正が追加で実施されます。主な改善の内容は次のとおりです。
- ナレーション機能使用時の表見出しの不要な繰り返しを削除しました。
- スクリーン リーダーはエディターの「
{
」ショートカットで有効化されたマクロ候補を読み上げます。また、そのリストを上下の矢印キーを使って移動すると、選択されたオプションを読み上げます。 - ステータス マクロのキーボード サポートを修正して、キーボードのみを使用するユーザーがこのマクロの全機能を利用できるようにしました。
変更の実装内容
このセクションでは、実装済みの変更の詳細について、それらが最初に提供されたマイルストーンごとに紹介します。テストするマイルストーン バージョンの判断にご利用ください。
RC 1 – 2023 年 2 月 7 日
マイルストーン 8.1.0-rc1
含まれるもの
- 軽微なバグ修正
ベータ 2 – 2023 年 2 月 5 日
マイルストーン 8.1.0-beta2
含まれるもの
- 軽微なバグ修正
ベータ 1 – 2023 年 1 月 30 日
マイルストーン 8.1.0-beta1
含まれるもの
新しい絵文字セットとショートカット
JMX モニタリングで利用できる新しい製品内診断メトリック (初期設定で有効)
- 新しい移行ログ
EAP 1 – 2023 年 1 月 11 日
Milestone 8.1.0-m78
含まれるもの
v4 添付ファイル ストレージ レイアウト形式への移行タスク
- 大きなページ ツリーを移動するユーザー エクスペリエンスの改善
- Confluence メール アーカイブ プラグインが更新され、OAuth 2.0 をサポートするようになりました。
最新のドキュメントをお探しの場合は、Confluence EAP スペースで最新のドキュメントをご確認ください。
Did you know we’ve got a new developer community? Head to community.developer.atlassian.com/ to check it out! We’ll be posting in the announcements category if when new EAP releases are available.