Confluence 6.12 リリース ノート

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Confluence 6.12 を使用することで、大規模な Confluence Data Center サイトを簡単に管理することができます。 

Confluence Server ライセンスをお持ちの場合、しばらくお待ちください。現在、今後のリリースに向けて、検索機能の大幅な改善を進めています。 

Data Center で Synchrony を簡単にセットアップ

Synchrony は、Confluence での共同編集を実現します。Data Center 管理者は、Synchrony を Confluence によって管理するか (Confluence Server と同様)、引き続き独自のクラスタで実行するかを選べるようになりました。

ご利用の環境に最適なセットアップについて

シンプルなセットアップを実現してメンテナンスの労力を極力減らしたい場合、Synchrony を Confluence で管理することをおすすめします。 

現在のセットアップを引き続き利用したい場合や、エディタの可用性を確実に保証したい場合は、引き続きスタンドアロンの Synchrony クラスタを実行することができます。ご自身に最適なセットアップをお選びください。 

機能の仕組み 

In your current setup, we use the synchrony.service.url property to tell Confluence where to find your standalone Synchrony cluster. 

今回のリリースでは、このプロパティなしで Confluence を起動すると、同じノードで Synchrony プロセスを自動的に開始するようになりました。Confluence と Synchrony とのやり取りは Synchrony プロキシを介して行われるため、ロード バランサで Synchrony 用のポートをオープンする必要はありません。 

アーキテクチャの概要は次のようになります。

簡単なアップグレード

Synchrony が Confluence によって管理されている場合、Confluence をアップグレードすると、Synchrony も自動的にアップグレードされます。手動アップグレードは不要です。  

シンプルな切り替え

この機能を試してみたい場合、簡単に切り替えることができます。スタンドアロンの Synchrony クラスタから管理対象の Synchrony に移行する方法をご確認ください。 

Data Center での PDF エクスポートの改善

Confluence 6.10 で、ドキュメント変換などの、メモリや CPU を消費するタスクを処理するための "サンドボックス" (外部プロセス プール) の概念を導入しました。

このリリースでは、大規模なサイトで問題が発生することがある PDF エクスポートに焦点を当てています。Data Center ライセンスをお持ちの場合、すべての PDF エクスポート リクエストが外部プロセス プールで処理されるようになります。 

視認性の向上

Data Center では、PDF への変換がページ単位で行われるようになります。このため、エクスポートで問題が発生した場合、問題を引き起こしているページを特定することができます。対象のページのデータを修正するか、エクスポート対象から除外して、エクスポートを簡単に再試行できます。 

管理者向けに、ログに記録されるエラー レポートの改善も行い、特定のスペースでエクスポートの問題が発生する原因を確認しやすくしました。 

組織への影響の最小化

PDF エクスポートは Confluence の外部で処理されるため、何か問題が発生しても、PDF エクスポート リクエストが失敗するだけですみます。ほかのユーザーへの影響や、Confluence への追加負荷はありません。PDF エクスポートはメモリを消費する処理のため、これまでのバージョンでは、Confluence サイト全体に影響するメモリ不足エラーが発生することがありました。 

Confluence Data Center での PDF エクスポートについてご確認ください。 

サポート zip を任意のノードで生成

ブラウザを使用し、クラスタの任意のノードからサポート zip を生成できるようになりました。各ノードに個別にアクセスする必要はありません。 

操作は簡単に行えます。zip ファイルのコンテンツをカスタマイズし (1)、[Create zip] をクリックして (2)、完了したら各ファイルをダウンロードします (3)。

また、REST 経由ですべてのノードからサポート zip を一度に作成することもできます。詳細については、「Data Center アプリケーションで REST API を使用してサポート zip を作成する」をご参照ください。  

Companion アプリを組織全体に簡単に配信

ユーザーが Confluence Server と Data Center でファイルを編集するためには、ファイルのダウンロードと再アップロードを管理する Atlassian Companion アプリをインストールする必要があります。

アトラシアンは、管理者が Windows 向け Companion アプリを複数のユーザーやマシンに簡単に配布できるように、Microsoft インストーラー パッケージ (MSI) をリリースしました。詳細については、「Atlassian Companion アプリの管理」を参照してください。

解決済みの課題

バグ修正や解決済みの提案の詳細については、Jira を参照してください。

Confluence 6.12 は、CVE-2019-3395、CVE-2019-3396CVE-2019-3398CVE-2019-3394CVE-2019-15006CVE-2021-26084 のセキュリティ問題の影響を受けます。

最新の 7.x LTS バージョンにアップグレードすることをお勧めします。



アップグレードの準備

アップグレードする前に、本リリースの重要な変更を確認するためにアップグレード ノートをご確認ください。その後、通常のアップグレード手順に従ってサイトをアップグレードします。

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最後のアップグレードから時間が経過している場合、Confluence 6.0 以降の重要な変更の概要についてアップグレード マトリクスをご参照ください。

ソフトウェア メンテナンスの更新が完了していることをご確認ください。いますぐ更新

謝辞

すばらしいお客様である皆様に...

いつも Confluence の改善にご協力いただきありがとうございます。インタビューに参加してくださった皆様、機能リクエストの作成、課題への投票、およびバグの報告を行ってくださった皆様に感謝を申し上げます!

最終更新日 2021 年 8 月 25 日

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