Confluence 9.2 アップグレード ノート
以下は、Confluence 9.2 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 9.2 リリース ノート」を参照してください。
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アップグレード ノート
9.2 のサポート終了までの期間は、セキュリティ、安定性、データの整合性、パフォーマンスに関するクリティカルな課題に対応したバグ修正リリースが提供されます。
アップグレードする準備はできましたか? アップグレードする前に、Confluence 8.5 から Confluence 9.2 までの変更に関する概要を「Confluence 9.2 長期サポートリリース変更ログ」でご確認ください。
パフォーマンス ベンチマーク レポート
当社では長期サポート リリース同士を比較するパフォーマンス テストを実行し、直近の変更が Confluence にどのような影響を与えるか、および、パフォーマンスの低下が生じていないことを確認しました。長期サポート リリースは常にバージョン数が離れているため、小規模な機能リリース間よりもパフォーマンスの変化がより顕著に現れます。
9.2 へアップグレードする利点について、レポートをお読みください。
Confluence 9.2 長期サポート リリースのパフォーマンス レポート
ライセンス上限のヘルス チェック アラートを UI から見直し
ライセンス上限のヘルス チェックを UI から直接設定できるようになりました。パーセンテージを変更するか、自身が制御できる限られたシート数に切り替えます。
この変更は、Confluence Data Center 9.2 に含まれ、9.1.1 にバックポートされている Atlassian Troubleshooting and Support Tools アプリ (ATST) 2.3.0 の一部です。
Confluence 8.7 以前をご利用の場合でも、1.61.0 にアップグレード (Atlassian Marketplace からインストール) できます。
近日提供 - Marketplace アプリとしてのガジェット
ガジェットは Confluence 9.0 で削除されましたが、アトラシアンでは Confluence と Jira の統合を再び可能にするために Marketplace アプリとしての再導入に取り組んでいます。リリースされると、アプリはまずベータ版として利用可能になり、その後本番環境に対応します。
Confluence へのガジェットの埋め込みは、アプリがダウンロード可能になり次第、Confluence 9.1 以降で利用可能になります。
アプリはまだ開発中で、準備が整い次第一般公開します。
Confluence 向けの Storage Format Source Editor アプリ
Source Editor アプリの名称は Storage Format Editor アプリに変わり、Confluence Data Center との互換性があります。このアプリ リリースにはセキュリティ アップデートとバグ修正が含まれます。
このアプリは、トラブルシューティングや技術サポートのシナリオにおいてのみ管理者向けに推奨されます。このアプリは、通常の日常使用を目的としたものではありません。
Confluence 向けの Storage Format Source Editor についてご確認ください
サポート対象プラットフォームの変更
このバージョンではプラットフォームの変更はありません。サポートされているプラットフォームの完全なリストをご確認ください。
サポート終了のお知らせ
サポート終了の事前発表はありません。
これらの告知の詳細については「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご参照ください。
インフラストラクチャの変更
変更の詳細については、「Confluence 9.2 への準備」を参照してください。
既知の問題
このバージョンには既知の課題はありません。
アップグレード手順
本番環境でのアップグレードを行う前に、テスト環境で必ずアップグレードをテストするようにします。
エンド ユーザーのアップグレード プロセスを効率化するには、アップグレードを本番環境に展開する前に、インフラストラクチャ、機能、インストール済みアプリが正しく動作していることをご確認ください。
Confluence を最新バージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。
- [管理] メニュー に移動して、[一般設定] > [アップグレードを計画] の順に選択し、アップグレードしたいバージョンを選択します。これにより、アップグレード前の確認が実行されます。
- [管理] メニュー に移動して、[一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] の順に選択し、ライセンスの有効性、アプリケーション サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
- ご利用の Confluence バージョンが 2 バージョン以上古いものである場合、現在のバージョンと最新バージョンとの間のすべてのリリースのリリース ノートとアップグレード ガイドを確認します。
- インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースのバックアップを作成します。
- Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
アップグレード後の設定ファイルの更新
server.xml, web.xml
、setenv.bat
/setenv.sh,
、confluence-init.properties
などの設定ファイルの内容は定期的に変更されます。
アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをお勧めします。これを行わない場合は、これまでの改善が失われます。