Confluence 7.10 への準備
このドキュメントでは、既存のプラグインおよびアプリに Confluence 7.10 との互換性があるかどうかを確認したい、Confluence 開発者向けの情報をご案内します。
このページで、新しいマイルストーンの公開タイミング、およびその内容をご確認ください。ベータ版のリリース後、正式なリリース ノートを公開します。
最新のマイルストーン
2020 年 12 月 8 日 | 7.10.0-rc1 | ダウンロード |
このマイルストーンで問題が見受けられた場合
Confluence EAP のヘッダーで [フィードバック] ボタンをクリックするか、課題を起票してお知らせください。
On this page:
予定されている変更
このセクションでは、導入予定の変更の概要について紹介します。アプリへの影響の検討にお役立てください。変更の実装が完了したら、そのタイミングと対象のマイルストーンをご案内します。
Seraph アップグレード
ステータス: 完了
このリリースでは atlassian-seraph を 4.0.4 から 4.1.0 にアップグレードしています。その結果、クエリ パラメーターを使用してログインする機能が削除されます。これにより、開発環境と自動テストに影響が及ぶ可能性があります。
- 開発モード (
atlassian.dev.mode=true
) で AMPS により Confluence を開始する場合、この変更は影響しません。 - より高速にログインするために
os_username+os_password
クエリ パラメーターに依存している場合は、atlassian.allow.insecure.url.parameter.login=true
システム プロパティを追加する必要があります。複数のビルドでこの回避策が使用されています。 - ステートレス テスト ランナーを使用している場合は、エンド ユーザーの製品の使用方法により厳密に一致する、低速で安全なビルドのために、
use.form.login=true
システム プロパティをテスト設定に追加できます。
XStream アップグレード
ステータス: 完了
Confluence にバンドルされた XStream のバージョンをアップグレードしています。このメジャー アップグレードにより、旧フォーマットの保存データとの互換性がなくなります。その対処として、後方互換性レイヤーを追加することで、Bandana にあるデータをサポートします。
詳細については、「XStream 1.4 アップグレード」を参照してください。
この変更は 7.10.0-m43 で使用可能になったため、特別なマイルストーンは使用できなくなりました。
OAuth 2.0 認証
ステータス: 遅延
OAuth 2.0 認証を設定する機能が追加されます。Confluence 内では、主にメール サーバー認証 (POP3 受信メール サーバーなど) に使用されますが、アプリでも利用できるようになります。
Confluence のメール サーバー設定画面で、認証方法として OAuth 2.0 を選択できるようにする作業を続けているため、この段階では OAuth 2.0 の変更点をロールバックしました。
に更新: この作業のメール サーバー構成部分は無期限に保留されています。Confluence 7.17 には、Confluence を OAuth 2.0 のクライアントおよびプロバイダーとして設定する機能が含まれており、外部アプリと双方向でデータを交換できます。
メールによる作成と返信
ステータス: 遅延
メールによる作成とメールによる返信のプラグインを改善しています。これらのプラグインは常に初期設定で無効化されており、機能を設定するための UI がなかったため、かなり使いづらいものでした。
現在、機能の動作方法を改善し、管理者が機能を有効にするために使用する新しい管理画面を追加しています。
に更新: この作業は無期限に保留されています。
Jira Service Desk は Jira Service Management になりました
ステータス: 完了
お気づきかもしれませんが、バージョン 4.14 からJira Service Desk は Jira Service Management になります。このリリースでは、Confluence で Service Desk に言及される箇所で Service Management が言及されるように更新されました。これは単なる視覚的な変更であり、互換性には影響しません。
editor-v3 の削除
ステータス: 事前通知
Confluence 6.14 でエディターを TinyMCE v4 にアップグレードした際、v3 エディター (frontend.editor.v4
/ frontend.editor.v4.disable)
) に戻せるサポート対象外のダーク機能を導入しました。もうテストされておらず、信頼性に欠けるため、今後の Confluence リリースでこのダーク機能フラグを削除する予定です。
その後、editor-v3
WRM コンテキストはロードされなくなります。このコンテキストでのみ使用されるリソースは完全に削除できます。editor
および editor-v4
のコンテキストは変更されず、この変更によって editor-v4
のリソースは安全に editor.
に移動できます。
変更の実装内容
このセクションでは、実装済みの変更の詳細について、それらが最初に提供されたマイルストーンごとに紹介します。テストするマイルストーン バージョンの判断にご利用ください。
リリース候補 - 2020 年 12 月 8 日
このリリース候補には大きな変更はありません。
Did you know you can easily look up common plugin module versions used in Server and Data Center products? Head to https://bitbucket.org/atlassian/platform-module-usage
ベータ 1 - 2020 年 11 月 30 日
このベータ版では次のような変更が行われています。
- Seraph アップグレード詳細については、上記を参照してください。
EAP 2 – 2020 年 11 月 23 日
Milestone 7.10.0-m43
このマイルストーンでの変更:
- XStream アップグレード。詳細については「XStream 1.4 アップグレード」を参照してください。
- Spring を 5.1.14 から 5.1.18. にアップグレードしました。
EAP 1 – 2020 年 11 月 16 日
Milestone 7.10.0-m32
このマイルストーンでの変更:
- Jira Service Desk は Confluence UI で Jira Service Management になりました。
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