Confluence 9.0 での jQuery アップグレード
Confluence 9.0 で予定されているいくつかの重要なアップデートをご紹介します。今回のアップデートでは、必須の jQuery アップグレードを通じてプラットフォームのセキュリティ、互換性、パフォーマンスを強化することを目的としています。
何に取り組むのか?
プラットフォームの安全性と効率性を維持するための継続的な取り組みの一環として、Confluence 9.0 では以下を行います。
jQuery migrate 1.4.1 の削除: このライブラリは jQuery 1.x から 2.x へのアップグレード時に導入され、古いバージョンのプラグインとの下位互換性があります。jQuery 1.x のセキュリティ アップデートは行われなくなり、サポートが終了しました。ライブラリのよりセキュリティが強化されたバージョンに移行するためには、このサポートを削除することが今や重要となっています。
jQuery バージョン 2.x の削除: このライブラリは 2015 年で廃止され、新しい機能やセキュリティ アップデートはもうありません。
jQuery 3.x へのプラットフォームのアップデート:* 最新のセキュアなメンテナンス バージョンの jQuery 3.x (このドキュメントの執筆時点では 3.7.1) は、バージョン 2.x との下位互換性を維持するために jQuery migrate 3.x とともに Confluence で一定期間提供される予定ですが、将来のバージョンでは削除されます。
今回のアップデートの理由
今回のアップデートの主な要因はセキュリティです。jQuery 2.0 では、システムを脆弱性から保護するために必要なアップデートやセキュリティ パッチが終了しました。
次のステップ
jQuery の更新に備えて、開発者は以下を行うことが推奨されています。
最初に変更点を確認し、その影響を理解します。
jQuery 2.x、そして最終的には jQuery 3.x との互換性を維持するために、プラグインとコードベースのアップデートを開始してください。
https://github.com/jquery/jquery-migrate/blob/1.x-stable/warnings.md にあるこのガイドの「JQMIGRATE」の警告を確認します。
ガイドに従ってプラグインに加える必要のある更新を探し、新しい jQuery バージョンでスムーズに動作するように必要な変更を加えます。
サポートとリソース
担当チームでは、今回の移行を通じてお客様をサポートすることに全力を注いでまいります。特定の警告とその対処方法の詳細については、こちらの jQuery Migrate Plugin の警告ページを参照してください。質問がある場合やサポートが必要な場合は、遠慮なくご連絡ください。