Confluence 7.3 への準備
このドキュメントでは、既存のプラグインおよびアプリに Confluence 7.3 との互換性があるかどうかを確認したい、Confluence 開発者向けの情報をご案内します。
このページで、新しいマイルストーンの公開タイミング、およびその内容をご確認ください。ベータ版のリリース後、正式なリリース ノートを公開します。
最新のマイルストーン
2020 年 2 月 3 日 | 7.3.0-rc1 | ダウンロード |
このマイルストーンで問題が見受けられた場合
Confluence EAP のヘッダーで [フィードバック] ボタンをクリックするか、課題を起票してお知らせください。
予定されている変更
このセクションでは、導入予定の変更の概要について紹介します。アプリへの影響の検討にお役立てください。変更の実装が完了したら、そのタイミングと対象のマイルストーンをご案内します。
Oracle 19c のサポート
ステータス: 実装済み
このリリースでは、Oracle 19c のサポートを追加しました。ojdbc8.jar と ojdbc10.jar ドライバの両方でテストを行っています。
PostgreSQL 10 のサポート
ステータス: 実装済み
このリリースで、PostgreSQL 10 のサポートを追加しました。
Confluence が Amazon RDS の PostgreSQL 10 で起動しない既知の問題があります。詳細と回避策については、
CONFSERVER-59243
-
Upgrade to Postgres 10 on AWS RDS Confluence can't find tables
Long Term Backlog
をご確認ください。
高度な権限機能 (Data Center)
ステータス: 実装済み
過去にお知らせしたように、アトラシアンでは Ultimate Permissions Manager アプリを買収し、このアプリの機能を Confluence Data Center に統合することに取り組んでいます。
権限の仕組みは変更していないため、このような変更が既存のアプリに大きな影響を与えることはないと予測しています。
検査権限は、Data Center ライセンスを使用して 7.3.0-m31 で利用可能です。
詳細については、EAP ドキュメントの「Inspect permissions」と「Check who can view a page」を参照してください。これらのドキュメントは引き続き作成中です。
OpenID Connect (Data Center)
ステータス: 実装済み
少し前に、すべての Data Center 製品に SAML シングルサインオンのサポートを追加しました。今回は、OpenID Connect プロトコルを使用して認証するオプションを追加します。
OpenID Connect サポートは、SSO for Atlassian Data Center プラグインのバージョン 4.0 で導入されています。これは現在 Marketplace で入手でき、将来のリリースにバンドルされる予定です。
レート制限 (Data Center)
ステータス: 実装済み
自動化された連携やスクリプトが Confluence に大量のリクエストを送信すると、Confluence の安定性に影響を与え、パフォーマンスの低下やダウンタイムにつながる恐れがあります。管理者がこれを防げるよう、レート制限を導入しています。管理者は、ユーザーが作成できるリクエストの数と頻度や、そのようなリクエストを本当に必要としているユーザー向けの例外を追加し、レート制限されているユーザーの一覧を簡単にナビゲートできます。
レート制限は外部 REST API リクエストのみを対象とします。つまり、Confluence 内でのリクエストは制限されません。
レート制限は、Data Center ライセンスを使用して、7.3.0-m31 から利用できます。
詳細は、EAP ドキュメントの「Improve instance stability with rate limiting」および「Adjusting your code for rate limiting」を参照してください。これらのドキュメントは引き続き作成中です。
ファイルの編集の改善
ステータス: 実装済み
アトラシアンでは現在、Confluence Server および Data Center 用 Companion アプリを、簡単にインストールして使用できるよう、改善に取り組んでいます。これらの改善には、作業中のファイルを管理しやすくするための Companion インターフェイスの再設計や、Companion アプリをより多くのお客様がこの機能を使用できるようにするために、現在の WebSocket ではなくプロトコル ハンドラを使用するような修正が含まれます。
今後のマイルストーンで、この変更の詳細情報を提供する予定です。
ページ ツリーでのページの制限
ステータス: 実装済み
スペースのサイドバーのページ ツリーに最初に表示されるページ数を 200 ページ (階層レベルごと) に制限することを決定しました。[すべて表示] ボタンを使用すると、ページ ツリー全体が読み込まれます。これは、ページ ツリーの読み込み時に必要な権限チェックの数を削減するために行いました。
変更の実装内容
このセクションでは、実装済みの変更の詳細について、それらが最初に提供されたマイルストーンごとに紹介します。テストするマイルストーン バージョンの判断にご利用ください。
リリース候補 2 - 2020 年 2 月 3 日
このリリース候補版の変更内容は、次のとおりです。
- 7.2.1 で導入された
CONFSERVER-26897 Closed の修正によってテンプレートからページを作成する際に問題が発生していたため、この修正を元に戻しました。詳細については、
CONFSERVER-59370 Closed をご参照ください。
- Atlassian Companion 1.0.0 をリリースしました。
リリース候補 1 - 2020 年 1 月 29 日
前述のように、7.3 には、SSO for Atlassian Data Center プラグインのバージョン 4.0 をバンドルしないことを決定しました。v4.x バージョンを Confluence 7.5 にバンドルする予定です。
ベータ 1 - 2020 年 1 月 14 日
このベータ版では次のような変更が行われています。
- SSO プラグインをアップグレードし、OpenID Connect プロバイダをサポートするようになりました (Data Center のみ) 。
- Oracle 19c へのサポートの追加
- Data Center のお客様向けに新しいレート制限機能を追加しました
- 階層のレベルに 200 以上のページがある場合、ページ ツリーに新しく [すべて表示] ボタンを表示
このリリースの機能の完全な詳細については、Confluence 7.3 ベータ リリース ノートを参照してください。
EAP 4 – 2020 年 1 月 6 日
Milestone 7.3.0-m37
このマイルストーンには大きな変更はありません。
EAP 3 – 2019 年 12 月 31 日
Milestone 7.3.0-m31
2010 年台の最後のマイルストーンです。このマイルストーンでの変更点は次のとおりです。
- グローバルおよびスペース管理画面に権限を調査するためのオプションを追加しました。
- [表示できるユーザー] オプションを新たに追加しました。アクセスするには、ページの表示時に その他のオプション(以前の [ページ] ツール) メニューを開きます。
- 外部 REST リクエストをレート制限するためのオプションを追加しました。
良い年をお迎えください。
EAP 2 – 2019 年 12 月 24 日
Milestone 7.3.0-m21
このマイルストーンでの変更:
- Companion アプリで、現在の WebSockets メソッドではなくプロトコル ハンドラを使用するようになりました。
EAP 1 – 2019 年 12 月 17 日
Milestone 7.3.0-m15
このマイルストーンでの変更:
- PostgreSQL 10 のサポートを追加
マクロの保護
アプリが提供するマクロが安全であることを確認するためのいくつかのヒントをご案内する、新しいガイドを用意しています。開発者向けドキュメントの「How to secure your macro」を参照してください。
最新のドキュメントをお探しの場合は、Confluence EAP スペースで最新のドキュメントをご確認ください。
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