Confluence 評価版から実稼働インストールまで
Confluence を評価版で試し、準備が整ったら本番環境の利用を開始したいときは?このページではおおまかな手順を説明します。
前提事項
- このページでは、Confluence サイトから評価版をインストールする方法から説明を開始します。Confluence の評価が既に終わっている場合は、ステップ 1 から 3 をスキップして次にお進みください。
- インストールする本番環境用 Confluence はインストール版 Confluence です。Confluence クラウドではありません。
- Confluence クラウドでは出来ませんが、インストール版では Confluence の評価も行えます。
Confluence の評価のために Confluence Cloud をご利用中の場合は、「Confluence Cloud から Data Center への移行」を参照してインストール版に移行してください。
ステップ 1. 評価版 Confluence サイトのセットアップ
すでに評価用 Confluence サイトをセットアップ済みの場合、このステップをスキップして次にお進みください。
インストールとセットアップ手順の概要は以下の通りです。データーベースの選択に重点を置いています。
Confluence をインストールする:
- Confluence ダウンロードサイトから自動インストーラーをダウンロードします。
注意:評価用に Mac 等他のサポート対象ではないプラットフォームをご利用の場合は、ZIP ファイルからインストールする必要があります。詳細はフル インストール ガイドを参照してください。 - インストーラーを実行し、Express インストールまたは Custom インストールを選択します。よくわからない場合はExpress インストールを選択してください。
- Express オプションを選択すると、Confluence がデフォルト設定の状態でインストールされます。
- Custom オプションを選択すると、Confluence インストール先ディレクトリ、ホーム(データ)ディレクトリ、ポート、その他のオプションを選択できます。
- プロンプトを実行したら、セットアップを行うブラウザで Confluence を開くオプションを選択します。
データベースを含む Confluence のセットアップを行う:
- ブラウザのセットアップウィザードのプロンプトにしたがって、Confluence ライセンスを取得します。
- インストール種別をトライアル用または本番環境用から選択します。よくわからない場合は、トライアル用インストールを選択してください。
- トライアル用オプションを選択すると、デフォルト設定の Confluence が、自動的にセットアップされる組み込みデータベースと共にインストールされます。Confluence を本番環境で実行する前に、外部データベースに移行する必要があります(詳細情報については以下を参照してください)。
ステップ 2.評価サイトにユーザーとコンテンツを追加
すでに Confluence の評価を終了している場合、このステップをスキップして次にお進みください。
Confluence セットアップ中の選択内容によって、評価サイトにサンプルコンテンツが表示されます。サンプルページ、ブログの投稿、添付ファイルは「デモンストレーション スペース」に表示されます。このスペースは、以下の条件で表示されます。
- 「トライアルのインストール」を選択します。
- あるいは「本番環境用インストール」を選択し、続けて「サンプルサイト」を選択をする。
サンプルコンテンツはアップデート可能です。また、ご自身で作成して追加することも可能です。また、皆を招待してサイトに参加させることもできます。
本番環境サイトに移動するときは、新しいサイトにコピーするコンテンツとユーザーを選択できます。
評価サイトにコンテンツを作成:
- スペース > スペースの作成を選択し、スペースを追加します。スペースはライブラリページのような機能になります。
- 作成を選択し、ページと投稿ブログを追加します。
ユーザーを追加するには: [管理] メニュー から [ユーザー管理] に移動します。
ステップ 3. 評価の一環として Marketplace アプリを見つける
すでに Confluence の評価を終了している場合、このステップをスキップして次にお進みください。
アプリ (プラグイン / アドオン) をご利用の Confuence サイトにインストールすることで、追加機能を提供できます。一部のアプリは無料で提供されます。多くの商用アプリは評価期間中は無料で試用できます。
Atlassian Marketplace でアプリを見つけてダウンロードできます。アプリは、Atlassian Marketplace とのやり取りを行う Confluence ユーザー インターフェイスからも検索できます。
Confluence ユーザー インターフェイスからアプリを見つける方法
- [管理] メニュー から [アプリの管理] に移動します。
- 新しいアドオンを検索を選択します。
ステップ 4.本番環境用 Confluence サイトのセットアップ
評価用サイトから本番環境用サイトへの移動の準備が整ったら、本番環境用のデータベースへの移行が必要になります。新しいデータベースを使用した新しい Confluence をインストールし、Confluenceを構築し、評価用サイトから新しいサイトへデータをコピーします。また、重要な構成設定を確認し、バックアップストラテジーを定義する必要があります。下記の指示にしたがって必要なステップを進めてください。
データを本番環境用データベースに移行:
- 信頼性とバックアップ性を重視し、データベースを慎重に選択します。サポート対象のデータベース を参照してください。何を選択すればよいかよくわからない場合は、PostgreSQL の選択を推奨します。
- 他のデータベースへの移行ガイドを参照しながら、新しいデータベースと Confluence サイトをインストールします。 ガイドでは以下のステップを説明しています:
- データベースサーバーのセットアップ
- ご利用のデータベースサーバーに Confluence データベース(スキーマ)を追加
- 本番環境として準備の整った新しい Confluence サイトのインストール
- Confluence データを評価用サイトから新しい本番環境用サイトへコピー
重要な configuration オプションをご利用の本番環境サイトに設定:
- ベース URL を設定します。サーバーベース URL の設定 を参照してください。
- メールサーバーが設定済みであることを確認します。送信メール用サーバーの設定を参照してください。
- プロキシのセットアップと Confluence を収めるネットワークを決定するその他の設定を決定します。Web サーバーの設定を参照してください。
- SSL を介した安全な接続の設定を考慮します。SSL または HTTPS による Confluence の実行を参照してください。
- セキュリティガイドラインおよびConfluence セキュリティ設定のベストプラクティスを参照してください。
- ユーザーを Confluence で管理するか、外部 LDAP ディレクトリに接続するか決定します。ユーザーディレクトリの設定を参照してください。
- サイトへのパブリック アクセス(匿名)を許可するか決定します。パブリック アクセスのセットアップを参照してください。
- 権限スキームを設定します。権限および制限を参照してください。
- Confluence を Jira Software、Jira Service Management、またはその他のアプリケーションに接続します。「別のアプリケーションへのリンク」を参照してください。
バックアップ ストラテジーを定義:
デフォルトでは、Confluence はコンテンツとユーザーデータの XML バックアップを日次で作成します。 Confluence の評価時はこの設定が適しています。本番環境サイトに移動した場合は、もっと堅牢なバックアップ プロシージャと技術が必要です。本番環境バックアップ ストラテジーを参照してください。