Confluence 7.16 ベータ版リリース ノート

Confluence Development Releases

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

Atlassian presents Confluence 7.16.0-rc1. This is a snapshot of our work in progress, primarily focused on providing app developers an opportunity to test their apps and make any required changes in advance of an official release.

Confluence 7.16.0-rc1 は今すぐダウンロードできます

Development releases are not production ready. Development releases are snapshots of the ongoing Confluence development process. While we try to keep these releases stable, they have not undergone the same degree of testing as a full release, and could contain features that are incomplete or may change or be removed before the next full release.

No upgrade path. Because development releases represent work in progress, we cannot provide a supported upgrade path between development releases, or from any development release to a final release. You may not be able to migrate any data you store in a Confluence development release to a future Confluence release.

Atlassian does not provide support for development releases.



このベータ版に不具合がある場合、
お手数ですが当社まで問題を報告してください。 

問題を報告する

Highlights of 7.16.0-rc1

2022 年 1 月 21 日にリリース

このリリース候補には大きな変更はありません。 

Highlights of 7.16.0-beta2

2022 年 1 月 4 日にリリース (ベータ1 版は内部リリース)

Confluence の安定性、パフォーマンス、セキュリティに対して引き続き投資していきます。このリリースでは、データ フットプリントの削減、最適化による権限チェックの高速化、よりセキュアなログイン方法の提供を実現する、いくつかの大きな改善が加えられています。

履歴データを自動でクリーン アップする 

対象: DATA CENTER

データ フットプリントのサイズなど、Confluence のパフォーマンスに影響を及ぼす要因は数多くあります。ページまたはファイルを編集する際は、必要に応じて復元できるように以前のコンテンツが保存されます。時間の経過とともにこれらの履歴バージョンが増えて、データベースとファイル システムのサイズが大きくなります。

保持期間ルールを設定して、このような履歴データを保持する期間を指定できるようになりました。Confluence に履歴データの保持量 (バージョンの数または経過時間) を指示すると、スケジュールされたジョブによりサイトのパフォーマンスに影響を及ぼさない範囲で、超過分が少量ずつ削除されていきます。

初期設定では、スケジュールされたジョブは 10 分おきに実行されるので、履歴バージョンとごみ箱はほぼ即座に完全に削除されてしまうため、保持期間ルールを設定する前に方針を計画しておくことが重要です。

完全な柔軟性

規制やコンプライアンス上の理由からすべての履歴バージョンを保持する必要がある組織もあれば、履歴バージョンを積極的に削除してフットプリントを最小限に抑えたい組織もあります。両方の状況に対応するには、特別な要件があるスペースに対して適用除外を定義して、サイトにある残りのコンテンツに適用するグローバル保持期間ルールを設定します。初期設定ではすべてが保持されることを考えれば、これは当然の流れです。

クリーン アップの責任を委任する

コンテンツを最もよく理解しているスペース管理者にルールの設定を許可したり、この責任をシステム管理者に制限したりできます。この設定は、サイト全体に行うことも、適用除外を使用してスペースごとに行うこともできます。  

透明性の向上

ページ履歴と添付ファイル履歴に、保持期間ルールを満たしていない履歴バージョンが削除 (個人による削除または自動削除) された時期が明確に表示されるようになりました。また、スペース管理者は、ルールの変更が許可されているかどうかに関係なく、自分のスペースに適用されるルールを確認できます。 

権限チェックの高速化によって複雑なサイトの速度を改善

対象: DATA CENTER SERVER

データ量だけでなくスペースやページに対する権限の複雑さも、Confluence のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。Confluence では多くの状況において現在のユーザーの権限をチェックすることで、表示する内容が決定されます。

たとえば、タスク レポート マクロをレンダリングするには、ユーザーに割り当てられたタスクを含むすべてのページを検索してから、それらのタスクが表示されるスペースやページを表示する権限が当該ユーザーにあるかどうかをチェックする必要があります。権限が複雑な場合はこれらのチェックによって大量のメモリが消費されて、Confluence の一部の読み込みが遅くなる可能性があります。 

高速化された権限サービスでは権限情報の保存方法が変わって、Confluence では多数のページに対する権限をより迅速にチェックできるようになりました。コンテンツが多く権限が複雑なサイトでは、これによってパフォーマンスが大幅に向上します。

逆に、コンテンツが少ない、または権限が単純な場合 (グループがごくわずかであるか、入れ子ページの制限が少ない場合)、このサービスによって Confluence サイトの速度が大幅に改善される見込みは低くなります。

高速化された権限サービスの詳細

複数のアイデンティティ プロバイダー (IdP) を使用する

対象: DATA CENTER

シングル サインオン (SSO) 認証用に、複数の SAML または OpenID Connect アイデンティティ プロバイダーを設定できるようになりました。 

[管理 ] > [一般設定] > [認証方法] (旧 SSO 2.0) の順に移動して、ご確認ください。  

SSO 認証方法が 1 つだけ設定されている場合、ユーザーはその認証方法にリダイレクトされます。複数の認証方法を有効にすると、利用可能なオプションを含むログイン ページがユーザーに表示されるようになります。ボタン ラベルはチームの用語に合わせてカスタマイズできます。 

複数の認証方法を設定する方法を確認する

基本認証をブロックする

DATA CENTER: シングル サインオン (SSO) 認証を使用するように Confluence を設定した場合は、ユーザー名とパスワードによる認証を禁止できるようになりました。基本認証は、ログイン画面、API、またはその両方に対して無効にできます。

基本認証を無効にするとスクリプトが機能しなくなるため、ユーザーが何らかのスクリプトを使用している場合は、個人用アクセス トークンに切り替えるように促す必要があります。

基本認証を無効にする方法を確認する

データ パイプラインからスペースを除外する

対象: DATA CENTER

データ パイプラインによって Confluence からデータをエクスポートして、お気に入りのビジネス インテリジェンス ツールで分析できます。

スペースをオプトアウト リストに追加することで、エクスポートから除外できるようになりました。これは、特定のスペースについては報告が不要、または機密情報が含まれていてエクスポートしない場合に役立ちます。

オプトアウト リストでスペースを追加/削除する方法の詳細については、REST API のドキュメントをご参照ください。

アップグレード ノート

ページと添付ファイルのバージョン番号付けを変更する

履歴ページと添付ファイルの各バージョンに対する保持ルールを導入する作業の一環として、ページ履歴と添付ファイル履歴におけるバージョンの番号付け方法を変更しました。

ユーザーまたは保持期間ルールでスケジュールされたジョブによってバージョンが削除された際も、バージョンは再番号付けされなくなりました。これによって、バージョンの削除後に再番号付けされる現在の動作に依存するカスタム アプリや統合で問題が発生する可能性があります。

高速化された権限サービスを利用するためのデータベース要件 

  • SQL Server を使用する場合、データベース ユーザーにはデータベース テーブルに対する作成、読み取り、書き込みの完全な権限が必要です。Confluence で、独自のスキーマを作成したり、トリガーと関数を作成/ドロップしたりできる必要があります。この方法については、SQL Server ドキュメントをご参照ください。 

  • Oracle を使用する場合は、Oracle 12c リリース 2 を使用する必要があります。リリース 1 には既知の問題があります (このリリースでは Confluence のサポートが廃止されています)。 

基本認証を無効にする際の考慮事項

リリース ノートで言及されているとおり、認証用に複数のアイデンティティ プロバイダーを設定したり、ユーザー名とパスワードによる認証 (基本認証とも呼ばれる、安全性の低い認証方法) を無効にしたりできるようになりました。 

ユーザー名とパスワードによる認証を無効にする際には、事前にいくつかの点に注意する必要があります。

  • ユーザーのサインアップは、ユーザー名とパスワードによる認証でのみ可能です。この認証方法を無効にすると、ユーザーは自分でアカウントを作成できなくなります。複数の方法を利用可能にした場合は、ユーザーがログイン画面で [ユーザー名とパスワードで続行] オプションを選択すると、サインアップ オプションが表示されます。 

  • API に依存する既存のスクリプトまたは統合は、個人用アクセス トークンを使用するように更新する必要があります。そうしないと、ユーザー名とパスワードによる認証を無効にした時点で、それらは機能しなくなります。 

[SSO 2.0] から [認証方法] への変更

管理メニューの [SSO 2.0] という名前が [認証方法] に変更されました。ここでシングル サインオンを設定できます。 

箇条書きの外観を以下のように変更

インデントされたリストにおける箇条書きの外観に関する長年発生していた問題を修正しました。つまり、既存のリストの外観が変わります。これには、目次マクロや子表示マクロといった箇条書きを使用してコンテンツを表示するマクロが含まれます。



サポート対象プラットフォームの変更

このリリースでは、Microsoft SQL Server 2019 のサポートが開始されています。 

事前告知: 一部のデータベースのサポート終了について

  • Confluence 7.16.x は、Microsoft SQL Server 2016 がサポートされている最後のリリースです。
  • Confluence 7.17.x は、PostgreSQL 10 がサポートされている最後のリリースです。

これらの告知の詳細については「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご確認ください。 


インフラストラクチャの変更

Confluence 7.16 contains changes that may affect apps. Head to Preparing for Confluence 7.16 to find out how these changes will impact app developers. 

最終更新日: 2022 年 1 月 21 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.