Confluence 7.4 アップグレード ノート
以下は、Confluence 7.4 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 7.4 リリース ノート」を参照してください。
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アップグレード ノート
Confluence Server and Data Center 7.4 is a Long Term Support release
This means we'll provide bug fix releases until 7.4 reaches end of life, to address critical security, stability, data integrity, and performance issues.
Ready to upgrade? Check out the Confluence 7.4 Long Term Support release Change Log for a roll-up of changes since 6.13.
7.4.17 へのアップグレード
Confluence 7.4.17 の変更によって、このバージョンへのローリング アップグレードは実行できません。ダウンタイムが必要になります。
アップグレード後に次のノードの起動を試みる前に、ノード 1 が完全に起動するのを待つ必要があります。そうしないと「Unexpected bytes from remote node (リモート ノードからの予期しないバイト数)」エラーが発生して Confluence の起動が失敗します。この問題が起きた場合は最初のノードを再起動します。
次のノードを起動する前に、ノードが完全に起動するのを必ず待つことをお勧めします。
Word および Excel 変換は、外部プロセス プールで処理されるようになりました
In Confluence Data Center, many memory and CPU intensive tasks are handled by the external process pool.
From Confluence 7.4.7, the HTML conversion that's required to display a Word or Excel file using the Office Word and Office Excel macros (provided by the Office Connector) will be handled by the external process pool.
PostgreSQL ドライバのアップグレード
7.4.6 では、Confluence にバンドルされる PostgreSQL ドライバーを 42.2.6 から 42.2.16 にアップグレードしました。
7.4.8 では、Confluence にバンドルされる PostgreSQL ドライバーを 42.2.16 から 42.2.18 にアップグレードしました。
これらのドライバーのアップグレードによる影響はないと想定しています。詳細については「PostgreSQL JDBC driver changelog」をご確認ください。
Size limit for drop shadow image effect
Applying a drop shadow image effect to images with a high pixel density can cause out of memory errors. From Confluence 7.4.4, we now prevent users from applying a drop shadow to images larger than 2000x2000 pixels. System administrators can change this limit using the atlassian.image_filter.transform.max.pixel.drop_shadow
system property.
カスタムのプラグインと連携
Confluence 6.x からのアップグレードを行っていて、独自のプラグインや連携機能を開発している場合、Confluence 7.0 にはプラグインに影響する可能性がある大幅な変更が含まれる点にご注意ください。
本番環境を Confluence 7.4 にアップグレードする前に、次の開発者向けリソースを確認し、カスタム プラグインを入念にテストすることをおすすめします。
- Confluence 7.0 への準備
- Confluence 7.0 developer guide
- Atlassian User Interface のアップグレード ガイド
- 7.0 で削除された非推奨のコード パス
Inspect permissions with external directories
We've improved how the People who can view and Inspect Permissions features work with complex external directory scenarios. The following scenarios are now supported:
- Nested groups
- Non-aggregating group membership
- Disabled directories
- Disabled user accounts in one, but not all, directories
- Groups names that contain upper-case characters
Note: when you inspect permissions for a specific group, we only report the permissions granted directly to that group. We'll warn you if the group is nested, but won't show permissions granted to any parent groups (you'll have to inspect these separately). This limitation only applies when you inspect permissions for a group. When you inspect permissions for a user, we display permissions granted by all groups, including parent groups.
6.x からのアップグレード
(server.xml で) JNDI ロケーションを使用してメール サーバーをセットアップしている場合、<confluence-install>\confluence\WEB-INF\lib
から <confluence-install>\lib
に 2 つの追加の jar ファイルを移動させる必要があります。
javax.activation-x.x.x.jar
javax.activation-api-1.2.0.jar
6.3 以前からのアップグレード
Confluence 6.3 以前からアップグレードする場合、スペース ディレクトリにスペースが表示されない既知の課題があります。これを修正するには、アップグレード後にサイトを再インデックスする 必要があります。
サポート対象プラットフォームの変更
過去の告知のとおり、次のデータベースのサポートを終了します。
- PostgreSQL 9.4
- MySQL 5.6
- Oracle 12c R1
- Microsoft SQL Server 2012
Reminder about operating system support
Microsoft ended support for Windows 7 on January 14. You should only install and use Confluence on operating system versions that have active vendor support.
サポート終了のお知らせ
Advance Notice: End of support for Internet Explorer 11
アトラシアンでは、最新の Web 標準を引き続き活用して、すべての製品で改善された機能と最高のユーザー エクスペリエンスを提供できるようにするため、Internet Explorer 11 のサポートを終了することにしました。
Confluence 7.4.x (Long Term Support release) will be the last release to support Internet Explorer 11.
Advance Notice: End of support for several databases
Confluence 7.4.x (Long Term Support release) will be the last release to support the following databases:
- Microsoft SQL Server 2014
- PostgreSQL 9.5
これらの告知の詳細については「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご確認ください。
インフラストラクチャの変更
変更の詳細については、「Confluence 7.3 の準備」を参照してください。
既知の問題
- MySQL 8.0.29 以降で Confluence を実行する際に、MySQL の UTF8 エイリアスの変更が原因の既知の問題があります。現在修正中ですが、Confluence 7.3 以降では文字セットと照合を UTF8MB4 に変更することでこの問題を回避できます。「MySQL データベースの照合と文字セットを手動で修正する方法」をご参照ください。
- JavaMail 1.6.2 には既知の問題があります。これは、
server.xml
でメール サーバーを設定した場合に影響する可能性があります。CONFSERVER-59040 をご参照ください。 - Windows で AdoptOpenJDK jdk8u212 を使用しているときに Synchrony が開始されない。CONFSERVER-58784 で回避策をご確認ください。
- 管理コンソールにアクセスできるユーザーを制御するために Apache を使用している場合、構成を更新する必要があります。アトラシアンが推奨する構成を「Confluence の管理インターフェイスへのアクセスの制御に Apache を使用する」でご確認ください。
- 読み取り専用モードで
<shared-home>/confluence.cfg.xml
への書き込みを試行するが、ファイルが共有ホーム ディレクトリに存在しない、既知の問題があります。この問題は、過去に Confluence 6.0 以前からアップグレードしたサイトに適用されます。「Confluence Data Center 6.10 にアップグレードしたあとに、access.mode を共有の confluence.cfg.xml ファイルに保存できなかった旨のエラーが表示される」をご確認ください。 - Confluence が依存するフォントの一部が古い Linux ディストリビューションで使用できない既知の問題があります。詳細については、「フォントの欠落により、Confluence の UI で CAPTCHA、マクロ、図のテキストが文字化けする」を参照してください。
- アップグレード後に hibernate dialect プロパティが誤って保持される既知の問題があります。バージョン 2.4 以前から Confluence をお使いの場合、Confluence 6.x にアップグレードする前に
<confluence-home>/confluence.cfg.xml
ファイルで hibernate dialect を確認し、"イベント" 列に指定されたサイズ (16777215) が Confluence で許可される任意のデータ型 (8000) の上限を超えている旨のエラーを回避する必要があります。 - Confluence を Oracle データベースでアップグレードする場合の既知の問題があります。Oracle ユーザーは Confluence のバージョンを 6.1 以降にアップグレードする前に、ドライバを 12.2.0.x にアップグレードする必要があります。詳細については、「バージョン 6.1.x へのアップグレードの際、「ORA-01000: maximum open cursors exceeded」というエラーが発生して失敗する」を参照してください。
アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。
アップグレード手順
本番環境でのアップグレードを行う前に、テスト環境で必ずアップグレードをテストするようにします。
Confluence を最新バージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。
- [管理 ] メニューから [一般設定] > [アップグレードを計画] の順に移動して、アップグレードしたいバージョンを選択します。これによって、アップグレード前の確認が実行されます。
- [管理 ] メニュー > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] の順に移動して、ライセンスの有効性、アプリ サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
- ご利用の Confluence バージョンが 2 バージョン以上古いものである場合、現在のバージョンと最新バージョンとの間のすべてのリリースのリリース ノートとアップグレード ガイドを確認します。
- インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースのバックアップを作成します。
- Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
アップグレード後の設定ファイルの更新
server.xml, web.xml
、setenv.bat
/setenv.sh
、confluence-init.properties
などの設定ファイルの内容は定期的に変更されます。
アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをおすすめします。これを行わない場合、これまでの改善が失われてしまいます。