Confluence 7.1 アップグレード ノート
以下は、Confluence 7.1 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 7.1 リリース ノート」を参照してください。
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Java 11 へのアップグレード
このリリースでは、Java 11 のサポートを追加しました。Java 8 は依然として Confluence にバンドルされているので、当面は Java 8 を引き続き使用するか、Java 11 に手動で切り替えられます。Java バージョンに切り替える方法については「Confluence が使用する Java ベンダーまたはバージョンを変更」をご参照ください。
setenv.sh
/ setenv.bat
ファイルで使用されていた一部の Java 引数が、Java 11 で認識されなくなりました。Java 11 に移行する場合は、アップグレードする際にカスタマイズを手動で適用してください。古い setenv
ファイル (または Confluence をサービスとして実行している場合は既存の Java オプション) に単純にコピーしないでください。
If you have added additional arguments, you may need to check that these are still available in Java 11, as they may cause errors when you start Confluence.
スペース リスト マクロの変更
The Spaces List macro now shows only current spaces by default. A new macro parameter is available if you would like it to also display archived spaces.
Enabling the Edit in Office dark feature
As mentioned in the release notes, we've extended support for the legacy Edit in Office dark feature (previously only available in 6.13.6 and 6.15.6).
If you're unable to use the Atlassian Companion app in your environment, you can choose to switch to Edit in Office functionality by enabling the dark feature. If you enabled the dark feature in a 6.13 or 6.15 version, there's no need to do anything, Edit in Office will remain enabled after you upgrade to 7.1.
Companion アプリと Office における編集は、同じサイト内で併用できないことに注意することが重要です。Office における編集を有効にすると WebDAV 統合が復元されて、すべての Companion アプリの統合が自動で無効になります。詳細については「Office における編集機能をダーク機能として有効化する」をご参照ください。
Confluence におけるファイル編集の今後の計画に関する詳細については「コミュニティのお知らせ」をご確認ください。
Upgrading from 6.x or earlier
(server.xml で) JNDI ロケーションを使用してメール サーバーをセットアップしている場合、<confluence-install>\confluence\WEB-INF\lib
から <confluence-install>\lib
に 2 つの追加の jar ファイルを移動させる必要があります。
javax.activation-x.x.x.jar
javax.activation-api-1.2.0.jar
6.3 以前からのアップグレード
Confluence 6.3 以前からアップグレードする場合、スペース ディレクトリにスペースが表示されない既知の課題があります。これを修正するには、アップグレード後にサイトを再インデックスする 必要があります。
サポート対象プラットフォームの変更
In this release we have:
- Java 11 サポートの追加
サポート終了のお知らせ
Advance Notice: End of support for Internet Explorer 11
アトラシアンでは、最新の Web 標準を引き続き活用して、すべての製品で改善された機能と最高のユーザー エクスペリエンスを提供できるようにするため、Internet Explorer 11 のサポートを終了することにしました。
Confluence 7.4.x (Enterprise Release) will be the last release to support Internet Explorer 11.
事前告知: PostgreSQL 9.4、MySQL 5.6、Oracle 12c R1 のサポート終了
Confluence 7.3.x は、PostgreSQL 9.4、MySQL 5.6、Oracle 12c R1 をサポートする最後のバージョンになる予定です。
これらの告知の詳細については「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご確認ください。
インフラストラクチャの変更
変更の詳細については、「Confluence 7.1 の準備」を参照してください。
既知の問題
- There's a known issue in JavaMail 1.6.2 which may affect you if you set up your mail server in the
server.xml
. See CONFSERVER-59040. - 一部のブラウザーでは、Atlassian Companion アプリを使用してファイルを編集することはできません。「Confluence Server では Internet Explorer、Edge、Firefox、または Safari で Atlassian Companion アプリを使用してファイルを編集することはできない」を参照してください。
- Windows で AdoptOpenJDK jdk8u212 を使用しているときに Synchrony が開始されない。CONFSERVER-58784 で回避策をご確認ください。
- 管理コンソールにアクセスできるユーザーを制御するために Apache を使用している場合、構成を更新する必要があります。アトラシアンが推奨する構成を「Confluence の管理インターフェイスへのアクセスの制御に Apache を使用する」でご確認ください。
- 読み取り専用モードで
<shared-home>/confluence.cfg.xml
への書き込みを試行するが、ファイルが共有ホーム ディレクトリに存在しない、既知の問題があります。この問題は、過去に Confluence 6.0 以前からアップグレードしたサイトに適用されます。「Confluence Data Center 6.10 にアップグレードしたあとに、access.mode を共有の confluence.cfg.xml ファイルに保存できなかった旨のエラーが表示される」をご確認ください。 - Confluence が依存するフォントの一部が古い Linux ディストリビューションで使用できない既知の問題があります。詳細については、「フォントの欠落により、Confluence の UI で CAPTCHA、マクロ、図のテキストが文字化けする」を参照してください。
- アップグレード後に hibernate dialect プロパティが誤って保持される既知の問題があります。バージョン 2.4 以前から Confluence をお使いの場合、Confluence 6.x にアップグレードする前に
<confluence-home>/confluence.cfg.xml
ファイルで hibernate dialect を確認し、"イベント" 列に指定されたサイズ (16777215) が Confluence で許可される任意のデータ型 (8000) の上限を超えている旨のエラーを回避する必要があります。 - Confluence を Oracle データベースでアップグレードする場合の既知の問題があります。Oracle ユーザーは Confluence のバージョンを 6.1 以降にアップグレードする前に、ドライバを 12.2.0.x にアップグレードする必要があります。詳細については、「バージョン 6.1.x へのアップグレードの際、「ORA-01000: maximum open cursors exceeded」というエラーが発生して失敗する」を参照してください。
アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。
アップグレード手順
注: まずテスト環境をアップグレードします。アップグレードを本番環境に適用する前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。
すでに Confluence のバージョンを実行している場合、以下の手順に従って最新バージョンにアップグレードしてください。
- > [サポート ツール] > [ヘルス チェック] の順に移動し、ライセンスの有効性、アプリケーション サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
- アップグレードする前に、インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースをバックアップすることを強くおすすめします。
- ご使用の Confluence のバージョンが 7.0 より前の場合、そのバージョンから最新バージョンまでのすべてのリリースのリリース ノートおよびアップグレード ガイドをお読みください。
- Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
- Confluence のアップグレード後のチェックを使用して、すべての機能が意図したように動作していることを確認します。
アップグレード後の設定ファイルの更新
server.xml, web.xml
、setenv.bat
/setenv.sh
、confluenceinit.properties
などの設定ファイルの内容は定期的に変更されます。
アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをおすすめします。これを行わない場合、これまでの改善が失われてしまいます。