Confluence 7.11 リリース ノート

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Analytics for Confluence が Confluence Data Center の一部に

対象: DATA CENTER

伝えたい内容が伝えたい対象に届いているかどうかを確認したり、あまり見られていない整理が必要なスペースを特定したり、最もコンテンツを作っている人に単純に興味があったりする場合に、Analytics のデータを活用できます。

サイト全体のインサイト情報を取得 

サイト アナリティクス レポートでは、サイト内のすべてのコンテンツのエンゲージメントの鳥瞰図を確認できます。レポートを日付やコンテンツ タイプ (1) で絞り込み、サイトを横断して、表示、作成、および更新のトレンドを視覚化したり (2)、人気のスペースを特定したり (3)、最もアクティブな閲覧者や参加者をお祝いしたり (4) することができます。

ただのページ ビューには留まらない情報

サイト アナリティクス レポートをドリル ダウンして、スペース、ページ、ページに添付された個々の添付ファイルについてまで、データを確認することができます。あるいは、スペース (5) またはページからアナリティクス レポートにアクセスします。 

コンテンツの作成、更新、およびコメント追加のトレンドを追跡します。最終更新日または最終表示日で並べ替え、アーカイブ可能なコンテンツを特定します。 

 データを Excel にエクスポートして (6)、より詳細な分析を行うことができます。 

プライバシーを考慮した設計

Confluence サイトには複雑なものがあり、複数のチームや企業で構成されていたり、顧客とやり取りする場所が含まれていたりする場合があります。人々のプライバシーを侵害することなく、きめ細かな分析データのメリットを引き続き実現できます。 

  • すべてのレベルでスペース権限が尊重されます。ユーザーは自身が表示権限を持つスペースについてのデータのみを表示できます。
  • アナリティクス レポートへのアクセスを制御して、特定のグループや個々のスペース内の特定のユーザーのみが表示できるようにすることも、あらゆるユーザーが表示できるようにオープンなままにすることもできます。 
  • 強化されたプライバシー モードにより、ユーザーの名前やアバターを匿名化できます。引き続き、ユーザー情報を開示することなく、エンゲージメントの正確な情報を取得することができます。 

大量のデータにも対応

きめ細かなな保持ルールやレート制御オプションにより、分析データの量を制御し、サイトのパフォーマンスを犠牲にすることなくインサイト情報にアクセスできます。組織の要件に合わせて次の設定を調整できます。

  • 期間や最大レコード数に応じた分析データの保持ルールを設定。 
  • 同時に生成可能なレポートの数を制限して、分析クエリによるサイトのパフォーマンス低下を防止。

Confluence Data Center の Analytics の詳細を確認

Team Calendars が Confluence Data Center の一部に

対象: DATA CENTER

長年にわたって愛されている Team Calendars を使用すると、個人およびチームのカレンダーを作成して、組織の他のカレンダーを 1 か所でまとめて表示できます。 

イベント日を簡単に追加

カレンダーを作成して、リリース日、プロジェクト マイルストーン、祝日などの、チームに影響するイベントを追跡しましょう。マイ カレンダーでは、サブスクライブしているすべてのカレンダーをまとめたカスタマイズされたビューを使用できます。 

Confluence ページにカレンダーを埋め込んで、重要な日付をより目立たせることもできます。カスタムのイベント タイプやリマインダーにより、それぞれのカレンダーを要件に合わせてカスタマイズできます。 

カレンダーはスペースに関連付けられているため、スペースを表示できるユーザーのみがそのスペースのカレンダーを表示できます。カレンダーをさらに制限して、イベントを表示および編集できるユーザーを明確に定義することもできます。 

他のアプリやカレンダーとの連携 

独自のカレンダー イベントを追加するほかに、次のようなソースからデータを取得してカレンダー情報を自動的に入力できます。

  • Jira
    チームのスプリント日、リリース日、および課題の期日を 1 つのビューで確認できます。
  • Opsgenie および PagerDuty
    すべてのユーザーが表示できる場所にスケジュールやオンコールのローテーションを公開しましょう。
  • Outlook、Google、iCloud、Teamup
    組織の既存のカレンダーをサブスクライブして、全員が同じ情報を確認できるようにしましょう。

Team Calendars の強みは、Android または iPhone のカレンダーやお気に入りのデスクトップ カレンダー クライアントなどの、他のカレンダーと同期できる機能です。ご利用のアプリが CalDev をサポートしている場合、お気に入りのアプリからイベントを作成および編集することもできます。 

影響の大きいバグの修正

Team Calendars を長い間ご利用いただいているお客様にお知らせしたいこととして、最も影響力の大きいバグを 50 件以上修正しました。タイムゾーンの問題、並べ替え、Jira との連携の問題などのあらゆる分野で修正を行っています。

バグ修正と改善の完全な一覧を確認

Team Calendars を入手

カレンダーを利用したいがアップグレードの準備が整っていない場合、現在ご利用の Data Center バージョンによっては、アプリを無料でインストールして使用できる可能性があります。FAQ で詳細情報をご確認ください。 

サーバー製品を使用していて、すでに Team Calendars for Confluence をご利用の場合、引き続きライセンスを更新できます。ライセンスをお持ちではない場合、アプリを利用するには Data Center にアップグレードする必要があります。

Confluence Data Center の Team Calendars の詳細を確認

問題のトラブルシューティングを簡単に実施 

このリリースでは、問題の特定やトラブルシューティング方法を簡単にすることに焦点を当てました。このような推奨事項はお客様と弊社のサポート チームから寄せられたものです。 

問題をトラブルシューティングする際にログにマーク付け

対象: DATA CENTER SERVER

トラブルシューティングを行う際に、問題を再現する前後でログ ファイルをマークできると便利な場合があります。これにより、ログの中で調査すべき箇所を簡単に発見できます。メッセージを入力すると、それもアプリケーション ログに含まれます (1)。

[管理] > [一般設定] > [ログとプロファイルの設定] に移動して、試してみてください。 

専用のログ ファイルで明確性を実現

対象: DATA CENTER SERVER

現在、ほとんどのログ エントリはアプリケーション ログ ファイル (atlassian-confluence.log) に書き込まれますが、これは解析が困難であり、問題のトラブルシューティングを試みた場合は循環が速すぎることがあります。

これに対処するため、一部のエントリは次の専用ログ ファイルに書き込まれるようになりました。

  • atlassian-confluence-index.log: 検索インデックスに関連するエントリが含まれます。
  • atlassian-confluence-outgoing-mail.log: 送信メールに関連するエントリが含まれます。
  • atlassian-confluence-security.log: ユーザーおよびユーザー ディレクトリに関連するエントリが含まれます。

現在のアプローチを引き続き使用してすべてのエントリを一箇所に保持したい場合、これらのエントリを atlassian-confluence.log ファイルに送信することもできます。簡単なアクセスや分析を実現するために atlassian-confluence.log をサードパーティ ツールに送信している場合、このアプローチのほうが適している可能性があります。 

Confluence のログの詳細を確認

アクセス ログを既定で有効化

対象: DATA CENTER SERVER

アクセス ログはサイトに対して作成されたすべてのリクエストを記録し、監査に便利なほか、連携、アプリ、または機能のトラブルシューティングで特に有益です。

アクセス ログにはリクエスト URL のほかに、ユーザー名、HTTP ステータス、リクエストの処理の所要時間、送信されたバイト数などが含まれます。このデータをお気に入りのログ分析ツールと組み合わせることで、常に低速なリクエストなどのトレンドを特定し、普段とは違うことが起きたときに素早く反応することができます。

アクセス ログは 30 日間保持され、<install-directory>/logs ディレクトリに保持されており、要件に合わせて構成できます。 

アクセス ログの詳細を確認

解決済みの課題

バグ修正や解決済みの提案の詳細については、Jira を参照してください。


アップグレードの準備

アップグレードする前に、本リリースの重要な変更を確認するためにConfluence 7.11 アップグレード ノートをご確認ください。その後、通常のアップグレード手順に従ってサイトをアップグレードします。 

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最後のアップグレードから時間が経っていますか? Confluence 6.13 長期サポート リリース以降のもっとの重要な変更の概要をアップグレード マトリクスでご確認ください。

ソフトウェア メンテナンスの更新が完了していることをご確認ください。いますぐ更新

謝辞

すばらしいお客様である皆様に...

いつも Confluence の改善にご協力いただきありがとうございます。インタビューに参加してくださった皆様、機能リクエストの作成、課題への投票、およびバグの報告 を行ってくださった皆様に感謝を申し上げます!

最終更新日 2021 年 8 月 25 日

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