Confluence 7.6 アップグレード ノート
以下は、Confluence 7.6 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 7.6 リリース ノート」を参照してください。
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アップグレード ノート
Unlocking Data Center potential
When clustered, Confluence generally uses a distributed cache, which means data is evenly partitioned across all the Confluence nodes in a cluster, instead of being replicated on each node.
In order to improve cluster resilience, and unlock further horizontal scaling capabilities, we have switched some specific caches to local caching with remote invalidation.
Confluence のキャッシュの初期設定は完全分散型キャッシュであるため、これらの変更がプラグインに影響を与えることはありません。
Changes to mobile login
The Confluence Server mobile app needs to check that you're running a compatible version of Confluence before it can log your users in. If you've configured a custom filter in your VPN or firewall to prevent unauthenticated requests to your server, Confluence can't perform this check. Previously the solution was to allow <confluence-base-url>/server-info.action
and several headers and cookies.
From Confluence 7.6, you will only need to allow <confluence-base-url>/rest/nativemobile/1.0/info/login
.
詳細については「Confluence Data Center とサーバー モバイル アプリの『互換性をチェックできません』エラー」と「ヘッダーまたは cookie が不足していることによるログインの問題」をご参照ください。
6.3 以前からのアップグレード
Confluence 6.3 以前からアップグレードする場合、スペース ディレクトリにスペースが表示されない既知の課題があります。これを修正するには、アップグレード後にサイトを再インデックスする 必要があります。
サポート終了のお知らせ
今回はサポート終了のお知らせはありません。
インフラストラクチャの変更
変更の詳細については、「Confluence 7.6 の準備」を参照してください。
既知の問題
- MySQL 8.0.29 以降で Confluence を実行する際に、MySQL の UTF8 エイリアスの変更が原因の既知の問題があります。現在修正中ですが、Confluence 7.3 以降では文字セットと照合を UTF8MB4 に変更することでこの問題を回避できます。「MySQL データベースの照合と文字セットを手動で修正する方法」をご参照ください。
- Windows で AdoptOpenJDK jdk8u212 を使用しているときに Synchrony が開始されない。CONFSERVER-58784 で回避策をご確認ください。
- 管理コンソールにアクセスできるユーザーを制御するために Apache を使用している場合、構成を更新する必要があります。アトラシアンが推奨する構成を「Confluence の管理インターフェイスへのアクセスの制御に Apache を使用する」でご確認ください。
- 読み取り専用モードで
<shared-home>/confluence.cfg.xml
への書き込みを試行するが、ファイルが共有ホーム ディレクトリに存在しない、既知の問題があります。この問題は、過去に Confluence 6.0 以前からアップグレードしたサイトに適用されます。「Confluence Data Center 6.10 にアップグレードしたあとに、access.mode を共有の confluence.cfg.xml ファイルに保存できなかった旨のエラーが表示される」をご確認ください。 - Confluence が依存するフォントの一部が古い Linux ディストリビューションで使用できない既知の問題があります。詳細については、「フォントの欠落により、Confluence の UI で CAPTCHA、マクロ、図のテキストが文字化けする」を参照してください。
- アップグレード後に hibernate dialect プロパティが誤って保持される既知の問題があります。バージョン 2.4 以前から Confluence をお使いの場合、Confluence 6.x にアップグレードする前に
<confluence-home>/confluence.cfg.xml
ファイルで hibernate dialect を確認し、"イベント" 列に指定されたサイズ (16777215) が Confluence で許可される任意のデータ型 (8000) の上限を超えている旨のエラーを回避する必要があります。 - Confluence を Oracle データベースでアップグレードする場合の既知の問題があります。Oracle ユーザーは Confluence のバージョンを 6.1 以降にアップグレードする前に、ドライバを 12.2.0.x にアップグレードする必要があります。詳細については、「バージョン 6.1.x へのアップグレードの際、「ORA-01000: maximum open cursors exceeded」というエラーが発生して失敗する」を参照してください。
アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。
アップグレード手順
本番環境でのアップグレードを行う前に、テスト環境で必ずアップグレードをテストするようにします。
Confluence を最新バージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。
- [管理 ] メニューから [一般設定] > [アップグレードを計画] の順に移動して、アップグレードしたいバージョンを選択します。これによって、アップグレード前の確認が実行されます。
- [管理 ] メニュー > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] の順に移動して、ライセンスの有効性、アプリ サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
- ご利用の Confluence バージョンが 2 バージョン以上古いものである場合、現在のバージョンと最新バージョンとの間のすべてのリリースのリリース ノートとアップグレード ガイドを確認します。
- インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースのバックアップを作成します。
- Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
- 「アップグレード ガイド」の説明に従います。
アップグレード後の設定ファイルの更新
server.xml, web.xml
、setenv.bat
/setenv.sh
、confluence-init.properties
などの設定ファイルの内容は定期的に変更されます。
アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをおすすめします。これを行わない場合、これまでの改善が失われてしまいます。