Confluence 7.16 アップグレード ノート

Confluence リリース ノート

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以下は、Confluence 7.16 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 7.16 リリース ノート」を参照してください。 

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アップグレード ノート 

7.16.4 へのアップグレード

Confluence 7.16.4 で CONFSERVER-78179 - 課題情報を取得中... ステータスに必要とされる変更によって、このバージョンへのローリング アップグレードは実行できません。ダウンタイムが必要になります。 

アップグレード後に次のノードの起動を試みる前に、ノード 1 が完全に起動するのを待つ必要があります。そうしないと「Unexpected bytes from remote node (リモート ノードからの予期しないバイト数)」エラーが発生して Confluence の起動が失敗します。この問題が起きた場合は最初のノードを再起動します。 

次のノードを起動する前に、ノードが完全に起動するのを必ず待つことをお勧めします。 

基本認証を無効にする際の考慮事項

リリース ノートで言及されているとおり、認証用に複数のアイデンティティ プロバイダーを設定したり、ユーザー名とパスワードによる認証 (基本認証とも呼ばれる、安全性の低い認証方法) を無効にしたりできるようになりました。 

ユーザー名とパスワードによる認証を無効にする際には、事前にいくつかの点に注意する必要があります。

  • ユーザーのサインアップは、ユーザー名とパスワードによる認証でのみ可能です。この認証方法を無効にすると、ユーザーは自分でアカウントを作成できなくなります。複数の方法を利用可能にした場合は、ユーザーがログイン画面で [ユーザー名とパスワードで続行] オプションを選択すると、サインアップ オプションが表示されます。 

  • API に依存する既存のスクリプトまたは統合は、個人用アクセス トークンを使用するように更新する必要があります。そうしないと、ユーザー名とパスワードによる認証を無効にした時点で、それらは機能しなくなります。 

ページと添付ファイルのバージョン番号付けを変更する

履歴ページと添付ファイルのバージョンに対する保持ルールを導入する作業の一環として、Confluence Data Center でページ履歴と添付ファイル履歴におけるバージョンの番号付け方法を変更しました。

ユーザーまたは保持期間ルールでスケジュールされたジョブによってバージョンが削除された際も、バージョンは再番号付けされなくなりました。これによって、バージョンの削除後に再番号付けされる現在の動作に依存するカスタム アプリや統合で問題が発生する可能性があります。

例を見る...

この例では、バージョン 6 はユーザー (1) によって手動で削除されて、バージョン 3 以前 (2) は保持ルール基準を満たさないため削除されました。 

高速化された権限サービスを利用するためのデータベース要件 

  • SQL Server を使用する場合、データベース ユーザーにはデータベース テーブルに対する作成、読み取り、書き込みの完全な権限が必要です。Confluence で、独自のスキーマを作成したり、トリガーと関数を作成/ドロップしたりできる必要があります。この方法については、SQL Server ドキュメントをご参照ください。 

  • Oracle を使用する場合は、Oracle 12c リリース 2 を使用する必要があります。リリース 1 には既知の問題があります (このリリースでは Confluence のサポートが廃止されています)。 

箇条書きの外観を以下のように変更

インデントされたリストにおける箇条書きの外観に関する長年発生していた問題を修正しました。つまり、既存のリストの外観が変わります。これには、目次マクロや子表示マクロといった箇条書きを使用してコンテンツを表示するマクロが含まれます。


サポート対象プラットフォームの変更

Microsoft SQL Server 2019 の追加サポート 

サポート終了のお知らせ

事前告知: 一部のデータベースのサポート終了について

  • Confluence 7.16.x は、Microsoft SQL Server 2016 がサポートされている最後のリリースです。
  • Confluence 7.17.x は、PostgreSQL 10 がサポートされている最後のリリースです。

これらの告知の詳細については「Confluence のサポート終了のお知らせ」をご確認ください。 

インフラストラクチャの変更 

変更の詳細については、「Confluence 7.16 への準備」を参照してください。

既知の問題

アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。

アップグレード手順

本番環境でのアップグレードを行う前に、テスト環境必ずアップグレードをテストするようにします。

Confluence を最新バージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. [管理] > [一般設定] > [アップグレードを計画] に移動し、アップグレード先のバージョンを選択します。アップグレード前の確認が実行されます。
  2. [管理] > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] に移動して、ライセンスの有効性、アプリ サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
  3. ご利用の Confluence バージョンが 2 バージョン以上古いものである場合、 現在のバージョンと最新バージョンとの間のすべてのリリースの リリース ノートとアップグレード ガイドを確認します。
  4. インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースのバックアップを作成します。
  5. Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
  6. アップグレード ガイド」の説明に従います。

アップグレード後の設定ファイルの更新

server.xml, web.xmlsetenv.bat/setenv.shconfluenceinit.properties などの設定ファイルの内容は定期的に変更されます。 

アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをおすすめします。これを行わない場合、これまでの改善が失われてしまいます。

Last modified on Mar 31, 2023

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