Confluence 8.2 アップグレード ノート

Confluence リリース ノート

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以下は、Confluence 8.2 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 8.2 リリース ノート」を参照してください。

アップグレード ノート

添付ファイル データの移行

Confluence 8.0 以降からアップグレードする場合は、Confluence の起動時に、添付ファイル データを新しい堅牢なフォルダー構造に移行することになります。この変更により、ページ移動のパフォーマンスが向上し、ページ移動に失敗しても画像が壊れたり「消失」したりすることがなくなります。また、ページ移動に失敗したときに壊れたり消失したりした添付ファイルを復元できる見込みもあります。

この移行タスクがバックグラウンドで実行されている間、Confluence は正常に動作します。添付ファイルを S3 オブジェクト ストレージに移行する場合は、まずこの移行タスクが完了するまで待つ必要があります。

この変更によりストレージの消費量が増える可能性があるため、アップグレードする前にバックアップ ソリューションを確認してください。たとえば、バックアップ ツールで、新しい v4 フォルダー構造に移行された添付ファイルを新しいデータとして読み取ると、重複が発生することになります。

移行タスクと新しいフォルダー構造については、「ファイル システムの階層型添付ファイル ストレージ」を参照してください。

ブログ表示の変更

ブログ エクスペリエンスをパーソナライズするために、Confluence のブログには、ブラウザーやシステムの既定のタイム ゾーンではなく、ユーザーのタイム ゾーンが反映されるようになりました。この変更は、ブログのブレッドクラム、ページ ツリー、および新たに作成されたブログの URL に影響します。

  • ブログのブレッドクラムには、ユーザーのタイム ゾーンに基づいてページの作成年月日が記載されます。
  • ブログは、ユーザーのタイム ゾーンに基づいて、ページ ツリー (サイドバー) に正しい年月で分類されます。
  • 新たに作成されたブログ投稿には、display/SPACEKEY/2023/02/28 のような時間ベースの URL ではなく、/pages/viewpage.action?pageId=953065 のような安定した URL が使用されます。

この変更を利用するには、ユーザーが各自のタイム ゾーンを確認して設定する必要があります。

この変更は、Confluence 8.1.3+ および Confluence 7.19.7+ にバックポートされています。

サポート対象プラットフォームの変更

現時点では、サポート対象プラットフォームの変更はありません。

サポート終了のお知らせ

サポート終了の事前発表はありません。


インフラストラクチャの変更 

変更の詳細については、「Confluence 8.2 への準備」を参照してください。

既知の問題

アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。

アップグレード手順

本番環境でのアップグレードを行う前に、テスト環境必ずアップグレードをテストするようにします。

Confluence を最新バージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. [管理 ] メニューから [一般設定] > [アップグレードを計画] の順に移動して、アップグレードしたいバージョンを選択します。これによって、アップグレード前の確認が実行されます。
  2. [管理 ] メニュー > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] の順に移動して、ライセンスの有効性、アプリ サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
  3. ご利用の Confluence バージョンが 2 バージョン以上古いものである場合、 現在のバージョンと最新バージョンとの間のすべてのリリースの リリース ノートとアップグレード ガイドを確認します。
  4. インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、データベースをバックアップします。
  5. Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
  6. アップグレード ガイド」の説明に従います。

アップグレード後の設定ファイルの更新

server.xml, web.xmlsetenv.bat/setenv.sh,confluence-init.properties などの設定ファイルの内容は定期的に変更されます。 

アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをお勧めします。これを行わない場合は、これまでの改善が失われます。

最終更新日 2024 年 8 月 5 日

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