JIRA Data Center のインストール
JIRA Data Center のインストール
以下の図は、JIRA のクラスター化インスタンス の一般的なインストール方法を示しています。
このインストールガイドは、既に JIRA インスタンスとロードバランサが存在し、ネットワークファイル共有システムをセットアップできることを前提としています。
Before upgrading from an earlier version of JIRA, back up your data. Refer to Automating JIRA Backups.
1. JIRA インスタンスを 6.3 以降にアップグレードする
See JIRA Installation and Upgrade Guide.
JIRA clustering is only available from 6.3 onwards and you must purchase a JIRA Data Center license to use the clustering functionality of JIRA Data Center. Please contact our sales team for information about purchasing a JIRA Data Center license.
2. JIRA ファイルストレージの場所を共有ストレージに設定する
この手順では、JIRA インスタンスと今後追加されるノードが書き込むことのできる共有ホーム ディレクトリを設定する必要があります。
これを行うには複数の方法がありますが、もっとも簡単な方法は、NFS 共有を使用することです。設定の方法はインストールごとに固有であり、このドキュメントの扱う範囲を超えています。
この共有ストレージの場所の最終的なマウントポイントは、/data/jira/sharedhome を想定しています。
- ディレクトリは、他の潜在的なノードによる読み取りと書き込みができるようにします。
- 次のディレクトリを /data/jira/sharedhome にコピーします (一部のディレクトリは空の場合もあります)。
- data
- plugins
- logos
- インポート
- export
$ cp -R /path/to/jira-local-home/{data,plugins,logos,import,export} /data/jira/sharedhome
3. 既存の JIRA インスタンスをクラスター内で機能するように設定する
既存の JIRA インスタンスに以下のものを設定します。
- Put a
cluster.properties
file in the local JIRA home directory, with contents as follows:
- If using the Apache load balancer, set the Apache node name by appending the following setting to the same variable (replacing
node1
with the node name used in the load balancer configuration):-DjvmRoute=node1
4. 最初のノードをロードバランサに追加する
JIRA データセンターは、ロードバランサによってノード間のトラフィックのバランスを取っています。多くの JIRA をインストールする大規模環境では、既にリバースプロキシを設定しており、多くのリバースプロキシには、ロードバランシングも同様に実行する能力があります。例として役立つように、サンプルの Apache httpd 設定を提供しましたが、固有の情報については、ご利用のプロキシベンダーに確認してください。
JIRA をロードバランサに追加したら、 JIRA インスタンスの再起動後、基本機能が動作していることを確認します。これを行うには、インスタンスに移動してログインし、壊れたリンクや正常に動作しない JIRA 機能がないか調べます。
ベースサーバーの URL が (ロードバランサのパブリック URL に対して) 正しく設定されていることを必ず確認してください。
5. 新しい JIRA ノードをクラスターに追加する
- JIRA インストレーションディレクトリを新しいホストにコピーします。ドキュメンテーションとデプロイメントの負担を軽くするために、設定は、可能な限り最初のインストールから逸脱しないようにすることをお勧めします (インストールパス、ユーザー、ファイル権限など)。
- 新しいホストが共有ホーム ディレクトリにアクセスできることを確認します (たとえば、共有 JIRA ディレクトリのコンテンツの読み取りが可能なことや、共有 JIRA ディレクトリへの書き込みアクセス権限があることを確認します)。
- 最初のノードからこの新しいノードに、ローカルのホーム ディレクトリをコピーします。
- cluster.properties ファイルが新しいノード ID を参照するように変更します。すべてのノード ID は、ノード間で一意でなければなりません。
- 新しいノードを起動し、スタートアップの問題がないか監視します。
- 課題の作成、検索、添付ファイル、およびカスタマイズが期待どおりに動作するか確認します。
6. この新しいノードをロードバランサに接続する
Verify that the new node is in the cluster and receiving requests by checking the logs on each node to ensure both are receiving traffic and also check that updates done on one node are visible on the other.
各ノードで、手順 5 と 6 を繰り返します。
Cluster.properties ファイルのパラメーター
You can set the following parameters in the cluster.properties
file:
パラメーター | 必須 | 説明/値 |
---|---|---|
jira.node.id | はい | This unique ID must match the username and the BalancerMember entry in the Apache config |
jira.shared.home | はい | すべての JIRA ノードの共有ホーム ディレクトリの場所 |
ehcache.peer.discovery | いいえ | ノードがお互いを見つける方法を示します。
|
ehcache.listener.hostName | いいえ | キャッシュ通信のための現行ノードのホスト名。JIRA データセンターは、パラメーターが設定されていない場合、内部的にこれを解決します。 ネットワークのホスト名の解決に問題がある場合、このパラメータを設定できます。 |
ehcache.listener.port | いいえ | ノードがリッスンすることになるポート ( デフォルト = 40001)
複数のノードが同じホスト上にあるか、このポートが利用できない場合、手動でこれを設定することが必要な場合もあります。 |
ehcache.listener.socketTimeoutMillis | いいえ | デフォルトでは、これは Ehcache デフォルトに設定されます。 |
If you set ehcache.peer.discovery
= automatic
then you need to set the following parameters:
ehcache.multicast.address
ehcache.multicast.port
ehcache.multicast.timeToLive
ehcache.multicast.hostName
これらのパラメーターについての詳細は、Ehcache ドキュメントを参照してください。