Jira Data Center ドキュメント
Data Center は、エンタープライズ組織の固有で複雑な要件をサポートするために設計されたデプロイメント オプションです。現在、Jira Software (7.0+) および Jira Service Management (3.0+) で利用可能です。このページでは、Data Center が提供する機能の概要と、その仕組みの概要について説明します。
Jira Software
Jira Service Management
Jira Data Center について質問がありますか?
アトラシアン エキスパートがよくいただいている最新の質問を集めました。疑問を素早く解決したい場合、まず「Jira Data Center FAQ」ページをご確認いただくことをおすすめします。
Data Center について
Data Center は Jira Software や Jira Service Management の強力な機能すべてを備え、それらを以下でサポートします。
- 高可用性 - アクティブ クラスタリングは、ユーザーがクリティカルなアプリケーションに中断することなくアクセスできるようにします。Data Center ユーザーは業界標準のロード バランシング、データベース クラスタリング、および共有ファイル システムを使用して、ハードウェアに予期せぬ障害が発生した際、ユーザーのダウンタイムを最小限に抑えます。
- 大規模環境でのパフォーマンス - Data Center クラスタにノードを追加すると、許容される同時ユーザー接続数が増え、ユーザーのアクティビティが増えた場合の応答時間が改善されます。
Jira Data Center で実現できる機能に興味をお持ちの場合、こちらをクリックして概要をご確認ください。
アーキテクチャの概要
Data Center は次のように接続された、専用マシンのクラスタで構成されます。
Load balancer
ロード バランサは、クラスタ ノードに対するユーザーからのリクエストを分散します。あるクラスタ ノードがダウンした場合、ロード バランサはすぐに故障を検出し、数秒以内に他のノードにリクエストを自動的に振り向けます。セッション アフィニティをサポートする任意のロード バランサを使用できます。
Application nodes
Data Center ノードのクラスタは、着信するリクエストの負荷を共有します。1 つのクラスタノードで障害が起きても、リクエストはすぐに他のノードに振り向けられるため、ユーザーが可用性を失うことは事実上ありません。
共有データベースとストレージ
Data Center は Jira Software のサポート対象と同じデータベースをサポートします。また、ファイルのインポートおよびエクスポート、プラグイン、Logos ディレクトリ、および共有キャッシュを保存する共有ファイル システムと、attachments、avatars、および icons を含む任意の data ディレクトリをサポートします。
Kubernetes、AWS、Azure
このアーキテクチャを Kubernetes、AWS、Azure で迅速にデプロイする方法については、次のガイドをご確認ください。
Data Center に関するその他の考慮事項
- Data Center で引き続きアプリケーション リンクを使用して複数のアトラシアン アプリをリンクさせることができます。Data Center は、Applinks バージョン 4.2.1 以降をサポートします。
- Data Center では多くのプラグインを使用できます。Data Center でのプラグイン使用の詳細は、「Jira での高可用性およびクラスタリングのためのプラグイン ガイド」を参照してください。
Jira Data Center インスタンスが Bitbucket Cloud に接続されていて、Jira Software 8.2 以前を使用している場合は、Jira DVCS コネクタ プラグインをアップグレードする必要がある場合があります。詳細情報
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