Jira Core 9.5.x リリース ノート

Jira Core リリース ノート

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

8.x から 9.x へのアップグレードでは Jira の完全な再インデックスがトリガーされるため、プロセス中にダウンタイムが発生します。現在 8.x をご利用の場合、ダウンタイムを予測したうえでアップグレードに最適な時間枠を選ぶようにしてください。

完全な再インデックスやダウンタイムの予測方法の詳細の確認

 さらに読む

本リリースに関する重要な情報をアップグレード ノートで確認し、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。

 互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。

 考慮事項

Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項

Jira が Log4j2 に移行

確実性や、継続的なコンプライアンス実現のため、Log4j をバージョン 2.17.2 にアップグレードしました。

これは大幅な変更であるため、既存のカスタムの Log4j 1.x 環境と Jira 9.5 との互換性を確認するために追加の作業が必要になる可能性があります。

  • Jira インスタンスでカスタム Log4j 1.x を使用している管理者である場合は、新しい log4j2.xml ファイルを調整してそれらのカスタマイズを含める必要があります。Log4j 2 の設定の詳細については、公式ドキュメントの「Log4j 1.x から 2.x への移行」および「Log4j 2 の設定」を参照してください。

  • If you’re an app vendor and your app uses a custom Log4j 1.x configuration, you’ll need to update your code. For more information on what this means for you, see Log4j upgrade details for third-party app vendors.

監査ログの改善

読み込み時間を短縮するために、監査ログ機能をアップデートしました。

The site and project admins might have issues with the Audit log page loading when the database contained more than a few million events. This mostly affected the PostgresSQL and MySQL (including MariaDB) database types.

小型化した新たなデータベース テーブルにカテゴリと要約の増分をキャッシュすることで、パフォーマンスに関する既知の問題点を修正しました。これらのテーブルは、カテゴリや要約フィルターのオプションを提供するために利用されます。これらのテーブルは、設定内の除外イベント セレクタでも利用されます。

この更新により、他にも複数の改善が行われています。

  • 要約フィルターの幅が広がり、読みやすくなりました。

  • The inconsistent translation of controls on the Audit log page has been fixed. Audit events, affected objects, categories, and summaries continue to be based on the system locale at the time.

  • The issue with the Audit log page loading has been fixed. The page couldn’t load if a CDN that forced JavaScript deferring was used.

Jira の監査の詳細を確認

製品内診断の更新: 新しいユーザー インターフェイス、REST API、およびパフォーマンス メトリック

We’ve made several updates and improvements to the In-product diagnostics (IPD) tool to help you monitor and maintain your instance performance:

  • User interface: You can now manage the IPD monitoring manually in the user interface, with the In-product diagnostics monitoring toggle. By default, the feature is enabled.

    The toggle will also be available in version 9.4.3. Check Jira Software release notes for updates.

  • 新しい REST API エンドポイント: IPD モニタリングの管理用に /rest/api/2/monitoring/ipd エンドポイントが追加されています。

  • 新しい IPD メトリック: インスタンスの診断用に HTTP 接続およびメール キューのメトリックが追加されています。これらのメトリックは JMX とログ ファイル atlassian-jira-ipd-monitoring.log で利用できます。

Java 17 のサポートを追加

Jira のパフォーマンスを向上してインスタンスの安定性を強化する、Java 17 のサポートを追加しました。

Make sure your Jira apps are updated to work on Java 17 and feel free to set up a new environment for Jira deployment.

Java 17 のサポート追加により、Jira 9.5 のインストール時にエラーが発生する可能性があります。防止方法をご確認ください

H2 データベースを 1.4.200 から 2.1.214 にアップグレード

組み込みのデータベース H2 を、バージョン 1.4.200 からバージョン 2.1.214 にアップグレードしました。アップグレードでは、多数の脆弱性の問題が修正されています。ご利用のデータをバージョン 2.1.214 に手動で移行済みであることをご確認ください。

スムーズなアップグレードのためにデータを移行する方法を確認

Jira Temporary Directory Cleaner の追加

領域不足になってしまうインスタンスの問題を解決できるよう、Jira Temporary Directory Cleaner を追加しています。この機能により、Jira は起動中、java.io.tmpdir プロパティで定義された一時ディレクトリを自動的にクリーンアップするようになります。

クリーナーはデフォルトで無効化されています。有効化するには tmpdir.clean.on.startup プロパティを true に設定します。これは、setenv.sh スクリプトに次の新しい引数を追加することで行なえます。
-Dtmpdir.clean.on.startup=true

この機能は、java.io.tmpdir プロパティで定義された Jira の一時ディレクトリに一時ファイルが保存されている場合に Jira Service Management に影響します。

機能の詳細を見る

解決済みの課題

最終更新日: 2023 年 1 月 19 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.