Jira Core 9.3.x リリース ノート

Jira Core リリース ノート

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コミュニティに質問

8.x から 9.x へのアップグレードでは Jira の完全な再インデックスがトリガーされるため、プロセス中にダウンタイムが発生します。現在 8.x をご利用の場合、ダウンタイムを予測したうえでアップグレードに最適な時間枠を選ぶようにしてください。

完全な再インデックスやダウンタイムの予測方法の詳細の確認

Jira Core 9.3 has a known issue that is causing the Atlassian Jira Diagnostics app to create excess threads, which leads to a degradation in performance. In situations of elevated database activity — for example, during a full reindex — this may lead to the entire instance crashing.

We’ve already delivered a fix for this problem in Jira Core 9.4.0, which is available for download. The same fix was backported to Jira Core 9.3.2.

 さらに読む

本リリースに関する重要な情報をアップグレード ノートで確認し、解決済みの課題の完全な一覧をご確認ください。

 互換性のあるアプリケーション

互換性のある Jira アプリケーションをお探しの場合、次のページをご参照ください。

 考慮事項

Data Center への移行をご検討の場合、弊社の推奨事項をご参照ください。「Jira のインフラストラクチャの推奨事項

Multi-threaded index catch-up (Data Center)

スケーラビリティを高めてノード起動を高速化するために、インデックスのキャッチアップがご利用の Jira インスタンスの複数のスレッドで実行されるようになりました。マルチスレッド キャッチアップにより、取得されたスナップショット コピーとの同期や、スナップショット作成時とノードの起動時の間に発生した変更による障害を防ぐことができます。

結果として、コンピューティング リソースをさらに効果的に使い、インスタンスのパフォーマンスを改善できます。

この機能はすぐに利用いただけます。マルチスレッドのインデックス キャッチアップは、起動時にインデックスのスナップショットが利用されるタイミングと、バックアップからのインデックス リカバリ中にローンチします。

Jira のインデックスの詳細を確認

Jira のインデックス スナップショットの詳細を確認

データベース使用状況に関するアプリの属性付けを改善

db.core.executionTime メトリックを改善し、それによってデータベース使用状況に関するアプリの属性付けを改善できるよう、Jira Diagnostics プラグインに 2 つの新しいシステム プロパティを追加しました。

プロパティを有効にすると、アプリが属性付けされてデータベースの使用状況がより正確に把握できるようになり、操作がインスタンスのパフォーマンスに与える影響を軽減できます。

  • com.atlassian.diagnostics.db.static.method.invoker.enable は、割り当てられたプラグインをスタック トレース経由で特定することで、データベースの利用についてアプリを関連付けます。このスタック トレースには次のプロパティがあります。
    • atlassian.diagnostics.traversal.limit.stack.trace は、スタック トレーニングで確認する深度を示します。
    • atlassian.diagnostics.classname.pluginkey.map.disablefalse に設定すると、プラグイン キーとクラス名のマッピングの生成が無効化されます。このプロパティはスタック トレースに含めるプラグインの判断に役立ちます。
  • atlassian.diagnostics.db.static.method.invoker.improved.accuracy.enable は、属性付けするアプリをクラス コンテキスト経由で判断し、データベース使用状況にアプリを属性付けします。
    • クラス コンテキストはスタック トレースに似ていますが、より正確です。クラス コンテキストでは、単なるクラス名ではなく読み込まれたクラスへのアクセスが提供されます。クラス コンテキストの atlassian.diagnostics.traversal.limit.class.context プロパティでは、クラス コンテキストで確認する深度が示されます。

アプリケーション メトリックの詳細を確認

Jira の診断プラグインの詳細を確認

製品内診断のための新しいデータベース接続メトリクス

データベース接続の新しい評価基準によって、インスタンスを効率的に診断してパフォーマンスの問題をタイムリーに解決できます。メトリックを使うと、環境やインフラストラクチャでパフォーマンスに影響する可能性のある要素を特定できます。問題を早期発見することで、インスタンスの運用に大きな影響を与える前に確実に修正することができます。

メトリックは、JMX と新しいログ ファイル atlassian-jira-ipd-monitoring.log 経由で利用できます。

ログ ファイルは、すべての既存のログ ファイルを確認できる {jira_home}\log フォルダにあります。ログ ファイルはサポート zip ファイルにも含まれます。必要に応じて Atlassian troubleshooting & support tools プラグインを使い、ファイルをアトラシアン サポートに送信できます。

この機能は初期設定で有効になっています。 

新しいデータベース接続メトリクスの詳細を確認

アクティビティ タブの不具合を修正

Jira 9.0 の改善のリリース後に発生し始めた、アクティビティ タブの利用に関連する問題を調査しました。当初発見していた Jira 関連の問題は、Jira 9.1.1 および 9.2.0 のリリースで修正されています。ただし、この一次ソリューションはすべてのお客様の問題を修正できたわけではありませんでした。最終的なソリューションを Jira 9.4.0 LTS で提供できるよう取り組んでいます。

当社の調査を通じ、一部の問題はサードパーティ製プラグインで発生している可能性があることもわかりました。これらはアトラシアンで制御することができません。現在、問題について既知のパートナーと取り組み、根本原因を見つけるためのパスを設定しています。

また、アクティビティ タブで問題が発生したときにアトラシアン サポートに報告していただきたい事項の一覧も提供します。

  • コンソールに疑わしいエラーやログがないかどうか
  • 問題が発生するページと、インスタンスで有効化されているプラグインの一覧
  • 問題の再現手順

解決済みの課題

最終更新日: 2022 年 12 月 22 日

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