Jira Core 8.15.x アップグレード ノート
ここでは、Jira Core 8.15 へのアップグレードに関する重要な注意事項について説明します。
このリリースの新機能と改善の詳細については、「Jira Core 8.15.x リリース ノート」を参照してください。
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アップグレード ノート
メール通知での画像添付
リリース ノートでご案内しているように、メール通知で添付画像が表示されない問題を修正しました。画像にはセキュリティ トークンが含まれるようになり、これによって、ユーザーは通知内で画像を最大 7 日間 (既定値) 表示できるようになりました。失効タイミングは、[管理] > [システム] > [詳細設定] で jira.security.image.attachment.jwt.tokens.expiry.hours 設定を編集することで変更できます。
メール テンプレートへの変更
この機能のために次のメール テンプレートの編集も行いました。
templates/email-batch/html/footer.vm
templates/email/html/includes/footer.vm
VPN が無効化されていたり、Jira が Gmail の許可リストに追加されていなかったりするときに画像の問題が発生する可能性があります。これを説明している記事へのハイパーリンクを追加しました。記事はこちらです。「メールで添付画像が表示されない」
カスタマイズされたメール テンプレートを使用している場合、ユーザーを支援してテンプレートの最新状態を保つためにこのリンクを追加することもできますが、この機能は変更を行わなくても正常に動作します。メール テンプレートの編集の詳細については「メール コンテンツのカスタマイズ」をご確認ください。
画像添付ファイルの web.xml ファイルでの変更
メール通知の画像添付ファイルを改善する一方で、web.xml ファイルも変更しました。この変更には、画像添付ファイルを担当するサーブレットへの新しいパスが含まれます。アップグレードする際は、古いファイルではなく、新しい web.xml ファイルを使用してカスタム変更をファイルにコピーしてください。これを行わないと、Jira は古いサーバーを参照するため添付ファイルが表示されません。
これに関連するバグは既知です。詳細については、JRASERVER-41675 - 課題情報を取得中... ステータスをご参照ください。
BKS-V1 キーストア形式の既知の脆弱性
Jira を SSL で実行している場合、BouncyCastle ライブラリで提供される BKS-V1 キーストア形式のセキュリティ脆弱性にご注意ください。ご利用の Jira インスタンスではこれを使用しないことを強く推奨します。詳細情報
サポート終了のお知らせ
このリリースでの変更はありません。サポート対象の詳細については「サポート対象プラットフォーム」をご確認ください。
アプリ開発者向けの情報
アプリに関するすべての重要な変更については、「Jira 8.15 への準備」を参照してください。
アップグレード手順
Jira バージョン 8.x.x からアップグレードする場合
利用可能なすべてのアップグレード方法およびアップグレード前の手順を含む完全なアップグレード手順について、「Jira アプリケーションのアップグレード」をご参照ください。