Jira Core 7.6.x アップグレード ノート
Here are some important notes on upgrading to JIRA Core 7.6. For details of the new features and improvements in this release, see the JIRA Core 7.6 release notes.
アップグレード ノート
優先度スキーム (UI の変更)
このリリースでは、Jira で優先度を管理する方法を大きく変更しましたが、これらの変更は現在お使いの設定には影響しません。現在、Jira のインスタンスでは、グローバルの優先度リストを使用しています。アップグレード後、これらの優先度はすべて既定の優先度スキームに移行し、アップグレード前と同様に動作します。新しいスキームを作成し、(いくつかのプロジェクトを関連付けることにより) それらのスキームを使用するまでは、何も変更されません。
優先度スキーム (API の変更)
この変更はすべての利用者に関連しますが、主に Jira 管理者ではなくプラグイン開発者にとってより重要です。Jira 管理者がユーザー インターフェース外で優先度スキームを管理できるようにするための API は、Jira 7.6 では利用できません。
プラグイン開発者の方で、自身の開発したプラグインを使って優先度スキームを管理したい場合は、下記の API の変更リストを確認してください。このリリースでは、プラグインによる優先度スキーム管理を可能にする新しい API を追加しただけでなく、既存の API の変更も行っているため、プラグインとの互換性が失われる可能性が高いです。この変更は優先度スキームに対してのものであり、優先度を管理する API に対するものではありませんが、いままでのグローバルの優先度リストが既定の優先度スキームになるため、プラグインが優先度自体に関して不正確なデータを取得してしまう場合があります。
最新情報
プラグインによる優先度スキーム管理を可能にするため追加される API は以下の通りです。
変更内容について
一部の API では優先度スキームに対して優先度の追加または削除を行うために、追加のオプションのレシーブも行います。
非推奨となった API
以下の API は非推奨となり、新たな PrioritySchemeManager クラスに置き換えられました。
Content-Security-Policy および X-Frame-Options ヘッダー
クリックジャック攻撃を防ぐため、Jira では、X-Frame-Options
および Content-Security-Policy
セキュリティ ヘッダーを各 HTTP レスポンスに追加します。これらのヘッダーはコンテンツの iframe への埋め込みをブロックするため、本来この方法で表示したかったページにも影響する場合があります。別のサイトのリソースを Jira に埋め込んでいる場合(ダッシュボードなど)、アップグレード後に動作しなくなる場合があります。この問題を解決するには、この機能を無効化するか、セキュリティ ヘッダーの受信からリソースを除外するように選択します。詳細情報
アップグレード手順
注:まずテスト環境をアップグレードします。本番環境にロールする前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。
すでに Jira のいずれかのバージョンをご利用中の場合は、以下の説明に従って最新バージョンにアップグレードしてください。
- アップグレードする前に、インストール先のディレクトリ、ホームディレクトリ、およびデータベースをバックアップされることを強くお勧めします。
- リリース ノートとアップグレード ガイド (ご利用のバージョンから最新バージョンまでのすべてのリリース分) を読みます。
- 最新バージョンの Jira をダウンロードします。
- 「アップグレードガイド」の説明に従ってください。
以前のバージョンからのアップグレード方法
- 7.0 以降
アップグレード マトリクスをご確認ください。複数のバージョンをまたいでアップグレードする際に注意すべき既知の問題が掲載されています。 - 7.0 より前
移行ハブを参照してください。Jira 7.0 リリースでは大幅な変更が行われています。まず Jira 7.0 にアップグレードしてから、それ以降のバージョンにアップグレードする必要があります。