Jira Core 7.13.x アップグレード ノート

Jira Core リリース ノート

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Here are some important notes on upgrading to Jira Core 7.13. For details of the new features and improvements in this release, see the Jira Core 7.13 release notes

アップグレード ノート

Jira 管理者

Apache Tomcat のアップグレード

Apache Tomcat を 8.5.32 バージョンにアップグレードしました。これにより、server.xml ファイルへの変更が必要です。

問題点

Apache Tomcat サーバーは特殊文字が含まれるリクエストをフィルタリングするため、このようなリクエストが失敗します。これは、Tomcat がほとんどのブラウザとは異なるエンコーディングおよび URI 標準を採用しているためです (詳細はこちら)。この問題は、多くの特殊文字 ([]<> など) を使用する JQL 検索でもっともよく見られますが、Jira の他のページにも影響を与える可能性があります。 

手順

この問題を解決するには、server.xml ファイルを編集し、リクエスト内の特殊文字を Tomcat が許可するようにするプロパティを追加します。

  1. <Jira-installation-directory>/conf に移動し、server.xml ファイルを編集します。
  2. アプリケーションで使用中のすべてのコネクタを見つけます。ファイルで Connector を検索するか、以下の例をご覧ください。
  3. server.xml の connector プロパティに relaxedPathChars="[]|" relaxedQueryChars="[]|{}^&#x5c;&#x60;&quot;&lt;&gt;" を追加します。例:

    <Connector port="8080" relaxedPathChars="[]|" relaxedQueryChars="[]|{}^&#x5c;&#x60;&quot;&lt;&gt;" maxThreads="150" minSpareThreads="25" connectionTimeout="20000" enableLookups="false" maxHttpHeaderSize="8192" protocol="HTTP/1.1" useBodyEncodingForURI="true" redirectPort="8443" acceptCount="100" disableUploadTimeout="true" bindOnInit="false"/>
  4. Jira を再起動します。

新しい診断情報を近日公開予定

Jira 7.13 へのアップグレード後、アプリケーション ログに新しいメッセージが表示されたり、新しい atlassian-diagnostics.log ファイルを確認できる場合があります。これらはサポート zip に含まれます。

これは現在アトラシアンで取り組んでいる、新しい診断情報に関係するものです。最初のステップとして、JQL に関する追加情報を挿入する予定です。複雑な JQL、重い JQL、および遅い JQL は、Jira の安定性に影響を与えることがもっとも多い要素の 1 つです。この診断情報は問題のある JQL を素早く検出し、ダウンタイムを回避するのに役立ちます。現時点では、これらのメッセージに対するアクションは不要です。

今後の Jira リリースでしきい値を微調整し、この診断情報に対応した UI を提供する予定です。

PostgreSQL 9.3 のサポート終了について

Jira 7.12 と 7.13 では、PostgreSQL 9.3 の使用が非推奨になりました。Jira 8.0 では、PostgreSQL 9.3 のサポートを完全に終了します。詳細については、「サポート終了のお知らせ」を参照してください。

OpenJDK での Jira の実行

Jira を OpenJDK 8 で実行できます。満たすべき特別な要件はありませんが、新しく OpenJDK をインストールしたら JAVA_HOME をそれに切り替えるようにします。Java のインストールに関する簡単なガイドもご確認ください。

JVM コード キャッシュを構成するための新しいプロパティ

JVM コード キャッシュを構成するためのプロパティをsetenv.sh / .bat ファイルに追加しました。初期設定の構成がほとんどの Jira インスタンスで最適であるため、特別な操作は不要です。これらの変更は、コード キャッシュ (Jira がインストール済みのアプリケーションを読み込むために使用) の問題を解決するために行いました。詳細情報

setenv.sh / .bat ファイルでは次のように表示されます。

JVM_CODE_CACHE_ARGS=-XX:InitialCodeCacheSize=32m;-XX:ReservedCodeCacheSize=512m

プラグイン開発者

プラグインに関連する重要な変更については、「Jira 7.13 への準備」を参照してください。

アップグレード手順

注:まずテスト環境をアップグレードします。本番環境にロールする前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。

すでに Jira のいずれかのバージョンをご利用中の場合は、以下の説明に従って最新バージョンにアップグレードします。

  1. アップグレードする前に、インストール先のディレクトリ、ホームディレクトリ、およびデータベースをバックアップされることを強くお勧めします。
  2. リリース ノートとアップグレード ガイド (ご利用のバージョンから最新バージョンまでのすべてのリリース分) を読みます。
  3. 最新バージョンの Jira をダウンロードします。
  4. アップグレードガイド」の説明に従ってください。

以前のバージョンからのアップグレード方法

  • 7.0 以降
    アップグレード マトリクスをご確認ください。複数のバージョンをまたいでアップグレードする際に注意すべき既知の問題が掲載されています。
  • 7.0 より前
    移行ハブを参照してください。Jira 7.0 リリースでは大幅な変更が行われています。まず Jira 7.0 にアップグレードしてから、それ以降のバージョンにアップグレードする必要があります。
最終更新日: 2018 年 10 月 15 日

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