Jira Core 7.3.x リリース ノート

Jira Core リリース ノート

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2017 年 1 月 3 日

JIRA Core 7.3 のリリースを発表いたします。 

このリリースでは、ご要望をいただいていた新機能のリリースと、既存機能の強化や JIRA Core 全体の機能向上をバランスよくご提供できるよう努めました。

JIRA 管理者向けには、JIRA 起動時にすべてのアドオンまたは選択したアドオンを無効にする機能を追加しました。この機能は、アドオンによって問題が発生する可能性のあるアップグレードやインストールのトラブルシュートに役立ちます。

また、JIRA Core 7.2 のラボ機能として提供を開始したリッチテキスト編集エクスペリエンスをレベルアップし、今回インスタンスで利用できる既定のエクスペリエンスとして提供することとしました。ユーザーの皆さまは引き続きビジュアル モードまたはテキスト モードを選択できますが、JIRA 管理者がこの機能を完全に無効にすることも可能です。

今回のリリースで最もお知らせしたいのは、プロジェクト管理者がプロジェクトのワークフローを編集できる機能が装備されたことです。もちろん、これにはいくつか注意点が含まれます。この機能の追加は今後プロジェクト管理者の権限を拡大していく長い行程の出発点に当たるものですが、JIRA を使用するお客様から長らく要望をいただいていた機能でもあります。

このリリースでの変更点等に関する詳細情報は、以下をお読みください。コメントやご提案がある場合は、当社の JIRA インスタンス内で直接当社宛てにお気軽に送信していただきますようお願いいたします。

本リリースノートを拝読いただき、ありがとうございました。

Warren Thompson

JIRA Core

On this page:

These release notes are for JIRA Core Server. If you are using JIRA Core Cloud, you can read about the latest changes on the Atlassian Cloud release notes blog.


プロジェクト レベルの管理

We've extended the project administrators permission, so that project administrators can now edit their project's workflow under certain conditions:

  • ワークフローが他のプロジェクトと共有されていないこと
  • ワークフローが既定の JIRA システム ワークフローでないこと。このタイプは一切の編集が不可能となっています

プロジェクト管理者は JIRA 管理者と同じレベルでワークフローを編集できるわけではありません。以下のような制限があります。

  • ステータスを追加するには、それが JIRA インスタンスに既存のステータスでなければなりません。つまり、プロジェクト管理者が新しいステータスを作成したり、既存のステータスを編集したりすることはできません。
  • プロジェクト管理者はワークフローのステータスを削除できません。
  • プロジェクト管理者はトランジションを作成、更新、削除することはできますが、トランジションで使用する画面の選択や更新を行ったり、トランジションのプロパティや条件、バリデーター、事後操作を編集したりすることはできません。

この機能は既定で有効になっており、無効にはできません。JIRA Service Desk 7.3 にアップグレードすると、すべてのプロジェクト管理者がすぐにこの機能を使用できるようになります。プロジェクト管理者がワークフローを編集するには、プロジェクトのサイドバーで プロジェクトの設定 を選択し、課題タイプを選択します。この操作によってワークフローが提示され、編集 が利用可能になります。

 

これは大きな変更であることを承知しているため、スクリプトを作成して、Jira 管理者がどのインスタンスに影響があるかを把握しやすくしました。このスクリプトは、プロジェクトの一覧と、プロジェクトのワークフローを編集できるグループやユーザーの一覧を表示します。また、監査ログに新しい「ワークフロー」イベントを追加し、ワークフローを変更した人や変更されたプロジェクトを示すようにしました。

 


リッチテキスト編集

JIRA Core 7.2 で選択可能なラボ機能としてリッチテキスト編集機能をリリースしましたが、今回この機能をレベルアップし、 JIRA Core の既定のエクスペリエンスとして提供することとしました。つまり、JIRA Core7.3 のアップグレードまたはインストールを行うと、リッチテキスト エディターが既定で有効となります。これにより、ユーザーはビジュアル モード(WYSIWYG)またはテキスト モード(wiki マークダウン)のいずれかを選択できます。管理者の必要に応じて、リッチテキスト編集を無効にする機能を保持しており、その場合、インスタンス全体ですべてのユーザーに対して機能が無効となります。

リッチ テキスト エディタを無効にするには、 > [システム] を選択し、サイドバーから [リッチ テキスト エディタ] を選択します。

 


JIRA インスタンスの起動

We've added two features that relate to starting JIRA:

  1. JIRA をインストールまたはアップグレードするプロセスにステップを追加したため、JIRA の起動を自ら選択することが必要になりました。
  2. システム外アドオンをすべて無効にした状態で、JIRA を手動で起動する機能を追加しました。
1. 起動のインストールとアップグレード

JIRA インスタンスをインストールまたはアップグレードするとき、JIRA の起動を自ら選択することが必要になりました。この変更が必要になったのは、Amazon Web Services(AWS)で作業を行うにあたり、CloudFormation テンプレートを使用する Quick Start ガイドを利用して、AWS 環境で JIRA Software Data Center または JIRA Service Desk Data Center を展開するためです。

2. システム外アドオンの無効化

ユーザーがインストールしたアドオンまたはカスタムのアドオンのすべて、またはこれらのアドオンのうち一覧で指定した部分を無効化した状態で、JIRA を起動できるようにする機能を追加しました。

  1. --disable-all-addons (Windows ユーザーの場合は、 /disablealladdons)
  2. --disable-addons=<addon keys> (Windows ユーザーの場合は、/disableaddons=<addon keys>)

     

この機能は、JIRA 起動時のアドオン不具合により JIRA インスタンスの起動が停止してしまうといったアップグレードやインストールに関する問題に対処することを目的としています。アドオンを無効にして JIRA を起動できるようになり、アドオンマネージャーを使用すれば、手動でアドオンを削除できます。 

 


解決済みの課題

パフォーマンスの問題

バージョン 7.3.7 と 7.3.8 にはパフォーマンスの問題があり、ページを開いたり、一部の操作を終了したりするときにエラーが表示されることがわかっています。これは PostgreSQL を使用し、ユーザーが 500,000 人以上いる場合に当てはまります。回避策として、ユーザー 100 万人ごとに、ヒープサイズを 1 GB 増やします。次のバグ修正リリースでこの修正をリリースします。

 

最終更新日 2017 年 8 月 21 日

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