リリース ノート 2.3
Confluence 開発者の苦労の賜物として、Confluence 2.3 (Snowy と呼ばれます) の提供を自信をもって発表いたします。Snowy は、Confluence の 8 番名のメジャー アップデートです。「Confluence Massive」としてクラスタ化されたデプロイメントをサポートしており、ユーザー ディレクトリ、アクティビティ統計プラグイン、個人のタイムゾーン設定、そして Metaweblog と WebDAV の API を介した Confluence へのアクセス機能が導入されています。
Confluence 2.3 は、2006 年 1 月 4 日以降に Confluence を購入したお客様向けの無料アップグレードです。
Confluence 2.2.x からのアップグレード
Confluence はとても簡単にアップグレードできます。その手順についてはこちらをご覧ください。アップグレードする前に、confluence.home
ディレクトリとデータベースをバックアップすることを強く推奨します。
Upgrading from Confluence 2.1 and earlier
Users upgrading directly from 2.1 or earlier should also read the 2.2 Release Notes for caveats regarding the 2.1 -> 2.2 upgrade.
インストールに際して
既知の課題とパッチ
Confluence 2.3 をインストールする前に、リリース ノート 2.3 のリリース ノートに関するセクションをご確認ください。
これらの問題は、Confluence 2.3.1 の新しいメンテナンス リリースで解決済みです。
コンテンツ
「2.3 で解決された課題」もご参照ください。
新機能
Confluence Massive
Confluence はクラスタ化可能なアプリケーションになりました。つまり、1 つのロードバランサーの背後で複数の Confluence サーバーを実行して、高可用性を実現し、単一サーバーの容量を超えて Confluence を拡張できます。
Confluence Massive uses Tangosol Coherence to share data between nodes (and many other things besides).
Confluence を 1 つのクラスタで実行することを考えていて、何が必要か、それがどのような仕組みかを知る必要がある場合は、Confluence におけるクラスタリングの技術概要をお読みください。
Confluence クラスタのインストール手順については、弊社のドキュメントをご確認ください。
Cluster Licensing
Confluence Massive clustering is only enabled if you have a clustered license. For information on purchasing clustered Confluence licenses, please check our pricing page, or contact our friendly sales team.
ユーザー ディレクトリ
バージョン 2.2 (Shoalhaven) では、Confluence に個人用スペースを追加しました。個人用スペースの急増の可能性から、これをダッシュボードと検索結果では初期設定でオフにしています。このため、Confluence サイトでは非常にユーザーを見つけにくくなっています。
ユーザー ディレクトリは、ダッシュボードの下部にリンクがあり、そこから Confluence インスタンスを使用している人、そのプロファイルと個人用スペースを参照できます。
個人用スペースをフォローするユーザーが見つかったら、それをユーザー ディレクトリからお気に入りとしてマークできます。これによって、その個人用スペースがダッシュボードの [My] タブに追加されます。検索する、またはお気に入りのスペースから RSS フィードを作成する際に、そのスペースが含まれるようになります。
アクティビティ トラッキング
アクティビティ プラグインによって、Confluence で何が起こっているかを把握できます。各スペースまたはサイト全体で訪問または編集されているページの数、最も利用されているスペースまたはページ、最も成果物の多い作成者などが分かります。
[Browse Space (スペースを参照)] で 1 つのスペースについて、または管理コンソールから全体のアクティビティ統計を表示できます。
このプラグインは、Confluence ページに使用状況データを埋め込むマクロ: {usage}、{popular}、{topusers} も提供しています。
Activity tracking does not work in a cluster, and will be disabled for clustered deployments. We're working on making the activity tracker clusterable in a future release. You can follow this issue in JIRA: CONF-7520
Blogger と MetaWeblog API のサポート
Confluence 2.3 は、ブログ用 RPC プラグインをバンドルしています。これによって、ユーザーは、提供されているさまざまなブロガー互換デスクトップ クライアントの 1 つを使用して、Confluence でニュースを管理できます。
Confluence で使用するさまざまなブログ クライアントの設定手順など、このプラグインの詳細については、プラグインの情報ページをご覧ください。
WebDAV Client Support
Confluence WebDAV プラグインによって、ユーザーは WebDAV プロトコルを使用して Confluence を共有ドライブとしてマウントできます。
This provides a familiar interface for anyone who uses Confluence as a repository for files: you can browse your wiki straight from Windows Explorer or the Mac Finder; view Word or PDF versions of pages; upload attachments and edit attachments in place; create, edit and move pages.
WebDAV は Windows XP ("Web フォルダー" として) と Mac OS X でネイティブにサポートされていますが、異なる機能や互換性を提供するサードパーティ製のクライアントもあります。
試験段階
現在、WebDAV クライアントは試験的にサポートされており、初期設定では無効になっています。グローバル管理コンソールのプラグイン管理ページから有効にできます。
改善点
プラグイン
- Adaptivist の非常に優れたプラグイン リポジトリ クライアントが Confluence にバンドルされています。
- ユーザー マクロ モジュールによって、ユーザー マクロをさらに簡単に共有できます。
- ライフサイクル モジュールによって、Confluence の起動とシャットダウンにフックできます
- テーマが適用された、または配色が変更された際に、イベントが生成されるようになりました。
- Confluence now ships with 'bundled' plugins that are installed when Confluence is installed, but are not hard-coded into the application (so they can be upgraded without upgrading Confluence).
- プラグイン リソースが Last-Modified ヘッダーと ETag ヘッダーを適切に設定したため、ブラウザによって条件付きで取得されるようになりました
- Confluence は完全に Maven 2 を使用して構築されるようになりました。これについては、間もなく追加される予定です。
その他の変更
- サーバー時間ではなく、独自のタイムゾーンで日時を表示できるようになりました - CONF-1026
- ほとんどの Confluence 設定データはファイル システムからデータベースに移動されました。
- Clickr テーマは Confluence にバンドルされています。
- CONF-4862: HTML エクスポートは、ページ タイトルが非 ASCII のサイトの方が信頼性が高くなります。
- 複数の LDAP リポジトリ (または、同じ LDAP リポジトリの異なる検索パス) から同時にユーザーを取得できるようになりました (CONF-6034)。
- ショートカット リンクについては、URL の途中で置換文字列を使用したり (CONF-3246)、カスタム表示テキストやタイトルを設定したり (CONF-514) できます。
- ユーザー マクロはさらに柔軟になりました。 CONF-2293: マクロ本文の表示方法を設定できます。 CONF-3780: ユーザー マクロによって HTML ではなく Wiki マークアップを生成するようにも指定できます。
- 多数の添付画像を含むページが、データベース接続を過剰に消費しなくなりました - CONF-6393
- CONF-6321: フィード ビルダーで RSS フィードを作成する際は、コンテンツ全体、差分、またはその両方のどれを表示するかを選択できます。
- CONF-5874: 検索語を組み合わせる場合、検索はデフォルトで OR ではなく ANDになります。
- 既にログインしている場合は、ログイン ページからログインを求められなくなりました (CONF-6843)。
- 任天堂 Wii のサポートが追加されました。
- パフォーマンスのさまざまな改善によって、ページの表示が高速になり、スペース権限の数が増えてもサーバーの問題が減少しています。
- Confluence の多くの静的リソースがより効果的にキャッシュされるため、ブラウザによって CSS ファイルと JavaScript ファイルを取得する頻度が大幅に軽減しました - (CONF-7212)
既知の課題とパッチ
- Confluence 2.3 was originally accidentally shipped with three testing-only language packs. Since Sunday January 14th, the language packs have been removed from the distribution, but if you downloaded Confluence before that date they will be present. These language packs are machine translations, and are not intended for use on production systems (unless you're a native German speaker and really want a good laugh). If you downloaded an affected copy of Confluence and want to remove these packs, delete
de_DE-1.0.jar
,ja_JP-1.0.jar
andru_RU-1.0.jar
fromconfluence/WEB-INF/lib
. - You need to apply this patch to enable LDAP user integration : CONF-7585
- If you have problems restoring backups please apply the patch included in this issue: CONF-7584
- クラス名の変更によって、次を実行している既存システムからアップグレードする場合:
1. MySQL -confluence.home/confluence.cfg.xml
を編集してbucket.dialect.MySQLDialect
をcom.atlassian.hibernate.dialect.MySQLDialect
に置き換える必要があります。この課題に関する詳細については「CONF-7579」をご参照ください。 2. DB2 -confluence.home/confluence.cfg.xml
を編集してbucket.dialect.DB2Dialect
をcom.atlassian.hibernate.dialect.DB2Dialect
に置き換える必要があります。この課題に関する詳細については「CONF-7690」をご参照ください。 - Log file
atlassian-confluence.log
is not presently generated. Please see these instructions for enabling it.
The Confluence 2.3 Team
開発
Tom Davies
Samuel Le Berrigaud
David Loeng
Charles Miller
Christopher Owen
Agnes Ro
Matt Ryall
Jens Schumacher
Don Willis
Maven Mavens
Michael Mekaail
Tony Truong
監督と MIS 管理
Mike Cannon-Brookes
Scott Farquhar
そこにいたのは、やせた小柄な獣に乗った 1 人の若者だった。
その獣は小型の競走馬のようなもので、
純血種のチモールポニーが持つ特徴を少なくとも 3 カ所ほど備えており、
山で珍重される種類のものだった。
その馬は、頑丈でたくましく、やせてはいるが強靭で、まさに死を恐れないタイプだった。
足取りは迅速で、せっかちながら雄々しく、
その明るく燃えるような目からは勇気があふれ、
その容貌には若さからくる気力と、そして威厳を同時に湛えていた。-スノーウィー川から来た男、A. B. バンジョー・パターソン