Confluence 6.5 アップグレード ノート

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以下は、Confluence 6.5 にアップグレードする際の重要な注意事項です。このリリースの新機能と改善点の詳細については、「Confluence 6.5 リリース ノート」を参照してください。

アップグレード ノート

Confluence 6 はメジャー アップグレードです

Confluence 5.x からアップグレードする場合、これらのアップグレードノートを熟読し、フルバックアップを行い、非本番環境でアップグレードをテストしてから、本番サイトのアップグレードを実行してください。

SQL Server ドライバーのアップデート

Confluence 6.4 で言及したとおり、Microsoft SQL Server 用のオープンソースの jTDS ドライバーを、公式の Microsoft JDBC Driver for SQL Server に変更します。新しいインストールではすべて Microsoft JDBC Driver for SQL Server が使用されます。

Confluence 6.5 にアップグレードする場合、今すぐ何らかの対応をする必要はありません。バンドルされている jTDS ドライバーを引き続き使用できます。その後のリリースで、Microsoft ドライバーに移行できるように対応する予定です。

Microsoft ドライバーを今すぐ使用したい場合、このナレッジベースの記事を参照し、切り替え方法をご確認ください。  

セットアップウィザードの変更

セットアップウィザードのデータベース設定手順でいくつかの重要な変更を行っています。既存インストールには影響しませんが、新規インストールに影響があります。

  • セットアップウィザードで、サポートされていないデータベースまたはカスタムデータベースドライバーを指定できなくなりました。
  • You won't get the option to use a datasource connection, unless you've already added the datasource to your Tomcat configuration (in your server.xml).

Synchrony でのスクリプトの開始と停止 (Data Center のみ)

We now provide scripts to start and stop Synchrony in Windows and Linux.  These scripts should make running Synchrony standalone much easier. You can find the scripts in your Confluence <installation-directory>/bin/synchrony directory, then move them to your synchrony node. 

Data Center 用 Synchrony をすでに実行している場合、start コマンド (独自のスクリプトを作成していればそのスクリプト) を使用して引き続き Synchrony を開始できます。 

Confluence Data Center を Linux 環境で実行している場合、Synchrony をサービスとして実行するオプションも利用できるようになりました。

See Configuring Synchrony to find out how to customise the script for your environment. 

Synchrony の更新

We've updated Synchrony in this release.  If you're using Confluence Server, you don't need to do anything. If you're using Confluence Data Center, you should run Synchrony using the synchrony-standalone.jar provided with Confluence 6.5 to get the latest updates. 

添付ファイルインデックス作成の向上 

ファイルが Confluence にアップロードされると、テキストが抽出され、インデックスが作成されます。これにより、ユーザーはファイル名だけでなく、ファイルのコンテンツを検索することができます。このプロセスは非常にメモリを消費するめ、お客様によってはメモリ不足エラーが発生する場合があります。 

この抽出テキストは添付ファイルと一緒にファイルシステムに保存されるので、ファイルのインデックス再作成が必要な場合 (添付先のページが変更された場合など) でも、ファイルのコンテンツを改めて抽出する必要がありません。コンテンツを抽出するのは、ファイルの新しいバージョンがアップロードされ、以前に抽出したファイルが置き換えられる場合のみです。 

抽出したテキストを含むファイルのサイズは非常に小さいですが、時間の経過とともに添付ファイルのディレクトリに保存されるファイルの数は増加します (例:テキストベースの添付ファイルごとに少なくとも 2 つのファイルが必ず保存される)。場合によっては、ホームディレクトリ (または Data Center インスタンス用の共有ホームディレクトリ) に利用可能なストレージを増やし、バックアップ戦略に追加ファイルを検討する必要があります。 

Linux 環境で Confluence を実行していて、空き容量が十分にあるにも関わらずディスク容量のエラーが発生した場合、i ノード (ファイルシステムに保存可能な、ファイルやディレクトリといったエンティティの最大数) の合計数が超過している可能性があります。この問題はそれほど頻繁には発生しないと考えられます。「ディスク容量があるにも関わらず Confluence 6.5 以降で「ディスク容量が足りません」と表示される」を参照してください。

上位テーブルで問題が検出された場合の権限の取り扱いの改善

In Confluence, view page restrictions are inherited from the parent page. This behaviour relies on the ancestors table in the database. 

From Confluence 6.5, if we detect that there are missing entries in the ancestors table for the parent of a page that a user is trying to access, we will block access to that page and log an error. This prevents people inadvertently viewing a page that should not be visible to them (because we are unable to determine the inherited view restrictions). 

上位テーブルに以前から存在している破損について懸念がある場合、表示されるべきでないページをユーザーが閲覧できないように、アップグレード直後に上位テーブルを再構築することができます。「上位テーブルを再構築する」を参照してください。 

アップグレード後の設定ファイルの更新

server.xmlsetenv.bat / setenv.shconfluenceinit.properties などの設定ファイルの内容は、定期的に変更されます。 

アップグレード時には、以前のインストールのファイルで単純に上書きするのではなく、これらのファイルへの追加 (プロキシ設定、データソース、JVM パラメーターなど) を手動で再適用することをおすすめします。これを行わない場合、これまでの改善が失われてしまいます。

Confluence 5.x からのアップグレード

共同編集は Synchrony の魔法によって利用可能になりました。Confluence Server をインストールすると、Synchrony はサーバー上で別のプロセスとして動作するように設定されます。

Confluence 5.x からアップグレードする場合、知っておく必要がある要件がいくつかあります。

  • メモリおよび CPU:以前の Confluence リリースよりも多くのリソースをサーバーに与える必要がある場合があります。Confluence をインストールすると、Synchrony (共同編集に必要)はサーバー上で別のプロセスとして動作するように設定されます。Synchrony デフォルトの最大ヒープ サイズは 1GB です(Confluence の要件の最上位)。 
  • WebSockets:共同編集は WebSockets を使用して最適に動作します。ファイアウォール/プロキシで WebSocket 接続を許可する必要があります。 
  • SSL termination:Synchrony は直接 HTTPS 接続をサポートしないため、SSL はロード バランサ、プロキシ サーバー、またはゲートウェイでターミネートされる必要があります。 
  • Database drivers: You must use a supported database driver. Collaborative editing will fail with an error if you're using an unsupported or custom JDBC driver (or driverClassName in the case of a JNDI datasource connection). See Database JDBC Drivers for the list of drivers we support.
  • データベース接続プール:ご使用のデータベースは、Confluence と Synchrony の両方をサポートできるように十分な接続数を許可する必要があります (既定値は最大プールサイズの 15)。  

インフラストラクチャの変更 

開発者向けの情報

変更の詳細については、「Confluence 6.5 の準備」を参照してください。

サポート終了のお知らせ

  • オープンソースの jTDS ドライバーを、公式の Microsoft JDBC Driver for SQL Server に変更します。Confluence での jTDS ドライバーのサポートは Confluence 6.6 で終了します。その時点で Microsoft ドライバーへの切り替えが必要になります。
  • JUnit Report マクロのサポートは Confluence 6.6 で終了します。このマクロは将来のバージョンでは完全に削除されます。 

詳細は、「Confluence のサポート終了のお知らせ」を参照してください。

既知の問題

アップグレード手順

注:まずテスト環境をアップグレードします。本番環境にロールする前に、テスト環境でアップグレードをテストしてください。

すでに Confluence のバージョンを実行している場合、以下の手順に従って最新バージョンにアップグレードしてください。

  1. > [サポート ツール] > [ヘルス チェック] の順に移動し、ライセンスの有効性、アプリケーション サーバー、データベースのセットアップなどを確認します。
  2. アップグレードする前に、インストール ディレクトリ、ホーム ディレクトリ、およびデータベースをバックアップすることを強くおすすめします。
  3. ご使用の Confluence のバージョンが 6.4 より前の場合、そのバージョンから最新バージョンまでのすべてのリリースリリース ノートおよびアップグレード ガイドお読みください。
  4. Confluence の最新バージョンをダウンロードします。
  5. アップグレード ガイド」の説明に従います。

既知の問題のチェックとConfluenceアップグレードのトラブルシューティング

Confluence インストールのアップグレードに必要な手順が完了したら、「Confluence のアップグレード後のチェックリスト」のすべての項目を確認し、すべてが期待どおりに動作していることを確認します。適切に動作していないところがあれば、既知の Confluence の問題を確認し、以下に記載されているアップグレードのトラブルシューティングを試してください。

  • 既知の問題を確認してください。Confluence のリリース後にその最新バージョンで問題が見つかる場合があります。そのような場合、既知の問題に関する情報を Confluence ナレッジベースで公開します。
  • コミュニティで回答を確認してください。他のユーザーに同じ問題が発生している可能性があります。Atlassian Answers のコミュニティから回答を確認することができます。
  • Confluence のアップグレード中に問題が発生しましたか?Confluence ナレッジベースで、アップグレードのトラブルシューティングを行うガイドを参照してください。

アップグレード中に問題が発生し、解決できない場合、サポート チケットを作成してください。弊社のサポート エンジニアがお手伝いします。

Last modified on Mar 25, 2019

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